アレンジも楽しい!沖縄の定番おやつ「サーターアンダギー」【おうちでご当地クッキング】

毎回、その土地ならではのグルメを、達人から教えてもらいます! 第1 回は、今年で返還50周年を迎え、朝ドラでも話題の沖縄を代表するお菓子「サーターアンダギー」を紹介します。沖縄の方言で「サーター」は砂糖、「アンダギー」は揚げ物を意味しているそうですよ。

サーターアンダギーの作り方

材料 直径約6㎝(42g)のもの15個分

小麦粉…400g
砂糖(もしくは黒砂糖)…200g
卵…3個
塩…5g
サラダ油…20㏄
ベーキングパウダー…8g
揚げ油……適量

作り方

①ボウルに卵を割り入れ、よく溶いてほぐしておく。小麦粉とベーキングパウダーはふるいにかけておく。

②❶の溶き卵に砂糖を入れてよく混ぜ合わせる。固形の黒砂糖の場合は、よく砕いてから混ぜ合わせる。

③ 塩とサラダ油を入れて、さらに混ぜ合わせる。

④ ❸に❶の小麦粉とベーキングパウダーを入れて、しっかり混ぜ合わせる。

⑤ 手にサラダ油(分量外)をつけて、生地を丸めていく。

⑥165℃(中火)に熱した揚げ油に入れる。約8~10分じっくりと揚げ、浮き上がってきて、割れ目がきつね色になったら油からあげる。

P O I N T !

中火でじっくり揚げるのがポイント。外はカリッと、中はふんわりとできあがります。常温で約10日間は保存が可能。温めて食べたい場合は、オーブントースターで! 電子レンジで温めると硬くなってしまうので要注意。

教えてくれた達人

下里優太さん|おきなわ物産センター代表取締役社長
サーターアンダギーはお祭りやお祝いの席に欠かせないお菓子です! 
サーターアンダギーは琉球王朝時代から食べられている揚げ菓子で、中国の開口笑(かいこうしょう)というお菓子が基になっているといわれています。昔もいまもお祭りや祝いの席には欠かせないお菓子で、家庭ごとに微妙に味が違うんですよ。私は幼いころ、毎年お正月に遊びに行った親戚の家で食べた味がとても印象に残っています。素朴な味わいですが、いまもときどき無性に食べたくなります。揚げたてをぜひ味わってみてください!

おきなわ物産センター

1986年に創立した神奈川県横浜市にあるお店。沖縄の県産品、日常食材を中心に輸入品、お土産品、健康補助品、民芸品など約1000種類のアイテムが並ぶ。サーターアンダギーは、月ごとに限定のオリジナルフレーバーも販売している。

おきなわ物産センター公式サイト

「ハチミツレモン味」「黒蜜きなこ味」「メープルくるみ味」も!

黒蜜きなこ味

 

同じサーターアンダギーでも、黒蜜きなこ味やはちみつレモン味など、さまざまにアレンジが楽しめます。
アレンジレシピはこちらからどうぞ。

「アレンジレシピ」掲載>小学館キッズ内 『めばえ』公式HP

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撮影/尾島翔太 取材・文/山津京子 『めばえ』2021年4月号より

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