コンビニスイーツでパフェが作れる!
パフェを食べる機会は、外食のイメージが強いかもしれません。でも、実は簡単に自宅でも作れるんです!
コンビニでパフェに使えそうな食材を探してみました。ベースとなるのは、こちら。
ジャージー牛乳プリンと、冷凍いちごです。
中の具には、食感の異なるチョコシューと、ザクザク感が人気のクランキー(ストロベリー味)を選びました。
溶かして冷やして、実験スイーツ!
まずは、牛乳プリンと冷凍いちごで、いちごミルク味のジェラート風を作ります。
写真と共に工程をご紹介していきますね。
ここでのポイントは、牛乳プリンの選び方です。注意点は、ゼラチン入りのプリンを購入すること。ゼラチンは、熱可逆性といって加熱で溶け、冷やすと再び固まるという特徴があります。
その性質を利用して、さっそく作っていきましょう。
牛乳プリンを鍋に入れて加熱し、溶かします。ゼラチンは融点が低いため火力は弱めで大丈夫です。
牛乳プリンがある程度溶けたら、火を止めて冷凍いちごを加えてつぶす(いちごは飾り用に少し残しておく)。
いちごの果肉をスプーンなどで粗目につぶします。
粗熱がとれたら、元の容器に注ぎ冷凍庫で冷やし固めます。
スプーンをザクっと入れてみると、こんな感じ♪ まったりとしたジェラートのような食感に変化します。
親子で楽しむ「食育時間」
普段、何気なく買って食べているコンビニスイーツも、原材料を知ることで今回のように味変(牛乳プリンから、いちごミルク味へ)ができます。
ゼラチンを溶かして、再度固まる工程もお子さんには不思議がいっぱいなはず。実験感覚でお子さんと楽しんでみましょう。
さて、パフェの盛り付けをしましょう。グラスにお菓子をつめるのは、お子さんに任せてみて。
いちごミルク味のジェラート風をお菓子と重ねて、上に冷凍フルーツをトッピングすれば、パフェのできあがりです!
自宅でも簡単にできますね。
「パフェの日」の由来
6月28日は「パフェの日」。その由来を調べてみると、1950年(昭和25年)に、日本プロ野球史上初のパーフェクトゲーム(完全試合)を当時の巨人軍選手が達成。
それにちなんで、フランス語で「完全な(パーフェクト)」という意味で親しまれていた「パフェ(parfait)」を記念日として設定。
パフェが大好きなパフェ愛好家と洋菓子業界が、プロ野球の完全試合に通ずる記念日にしたのがはじまりです。
そもそもパフェって何?
パフェがパーフェクト(完全)なスイーツだなんて、素敵なネーミングですよね。
パフェの定義は、背の高いグラスにアイスクリームや季節のフルーツを盛りつけたデザート。ちなみに、背の低い器に盛りつければ、「サンデー」という呼び名に変わります。
パフェとサンデーの違いは、具ではなく器が異なるだけというのもユニーク。
ぜひ、「パフェの日」にちなんで、お子さんとオリジナルなパフェに挑戦してみてくださいね!
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構成・文・撮影/川越光笑(たべごとライター・栄養士)