目次
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが生まれ変わった!
『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』(神奈川県多摩区)2階にある「みんなのひろば」は、‟すこし・ふしぎ“体験が楽しめる遊び場で、子どもだけでなく大人にも人気のスポット。注目のそのスポットが、ミュージアムのオープンから8年目を迎える、1月25日(土)に、大幅にリニューアル! さらに楽しい空間に生まれ変わりました!
遊びごころあふれる「みんなのひろば」がパワーアップ!
リアルに再現された「のび太の家」ではタブレットでのAR体験も!
広場中央にある「のび太の家」。家の反対側からのぞくと、野比家の部屋の中が一望できる。
広場に行き、まず目に入るのが、広場の中央に設置された「のび太の家」。5分の1スケールで立体的に再現されたその家は、存在感バツグン! のび太の部屋の玩具やまんがをはじめ、ドラえもんの押し入れのベッド、1階の応接室の家具までがすべて緻密に再現されています。
この家を見学するだけでも大満足なのですが、備え付けのタブレットを家にかざすと、画面の誰もいないはずの部屋に野比家の面々が登場……!? 部屋の中でいろいろなシーンを繰り広げてくれます。そのふしぎ体験はとても印象的で、親子で大感動するでしょう。
じっと見入ってしまう「ボールころころ大騒動」
「ボールころころ大騒動」。ユニークな音や映像が流れるなか、ボールがコロコロ転がっていく。
また、ひろばの壁一面に設置された「ボールころころ大騒動」は、何度見ても飽きないコーナー。転がるボールの動きを目で追ったり、いろいろなTVモニターの画面を見たりできるユニークな仕掛けとなっています。
コミックの登場人物になりきって記念撮影「ギオン DE パチリ」
さらに、広場の窓側には「ギオン DE パチリ」を設置。まんがの登場人物になりきって、記念写真が撮影できます。まんがのコマは大小さまざまで、いろいろなシーンが設置されているので、子どもでも楽しい写真がたくさん撮れます。
「ギオン DE パチリ」。四方に大小のさまざまな、まんがのコマが設置されていて、好きな場所で、自由に撮影することができる。
藤子・F・不二雄先生のまんがに登場する「道具」をテーマにした企画展も開催中!
ミュージアムでは、現在、藤子F先生の原画や資料の通常展示に加えて、藤子F先生のまんが作品に登場する道具をテーマにした原画展≪「キテレツ大百科」×「ドラえもん」~江戸時代の発明と未来のひみつ道具~≫を7月7日(日)まで開催しています。
「キテレツ大百科」×「ドラえもん」~江戸時代の発明と未来のひみつ道具~
この企画展では、
来たる3月1日(金)に公開予定の『映画 ドラえもん のび太の月面探査記』に登場するひみつ道具を使ったお話の原画も展示しています。
「キテレツ大百科」に登場する発明品と「ドラえもん」に登場するひみつ道具の原画を比較して見られる展示となっています。
カフェコーナーではインスタ映え必須の限定メニューも!
楽しい展示を楽しんだあとは、3階の「ミュージアムカフェ」でひと休みするのがオススメです。屋上庭園が広がる開放感あふれる店内では、作品にちなんだユニークなオリジナルメニューが目白押し。現在は、この春公開の新作映画にちなんだメニューも提供されています。
カフェの新作メニュー。画面右上から時計回りに「宇宙人からのクレーム?!タルト」(1977円)、「コロ助チャーハン」(1200円)、「ドラえもん三日月ラーメン」(980円)、「のび太のおやすみチーズケーキ プレート」(1200円)。
「ミュージアムショップ」でお土産も忘れずに!
企画展で展示されている原画のポストカードセットや、ドラえもんとコロ助の顔の形をしたミニポーチなど、新作グッズも続々登場しています。
1階にあるオフィシャル「ミュージアムショップ」には、ミュージアム限定のオリジナルグッズや藤子F先生のまんが作品が多数並ぶ。
直木賞作家の辻村深月さんが脚本を担当した、Fシアターの新作も乞うご期待!
©Fujiko-Pro
ミュージアム2階にあるFシアターでは、200インチの大スクリーンで、ここでしか観れないオリジナル作品を鑑賞できる。
最後にトピックスをお知らせ!
新作『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の公開直後の3月9日(土)、ミュージアム内にあるFシアターに新作が登場します。
今回の作品は、映画の脚本を手掛けた辻村深月さんが担当。映画と同じく月を舞台に、藤子F先生のキャラクターがたくさん登場して、ワクワクドキドキの物語を繰り広げます。
この春は、親子で『藤子・F・不二雄ミュージアム』へぜひ足を運んでみてください!
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」
神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
開館時間 10:00~18:00(日時指定・完全予約制)
電話0570-055-245(9:30~18:00)
構成・文/山津京子