古生物学者になりたい子、集まれ!特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」まもなく開催

2022年7月16日(土)~10月10日(月祝)まで、「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」が、上野の国立科学博物館にて開催されます。

こちらのイベントを、恐竜・古生物イベント情報メディア「@探究舎」の運営人ホウボウが、ご紹介していきますよ!

化石ハンターとは

「化石ハンター」とは、地層の中に眠っている化石を探す挑戦者たちのことです。

今回の特別展では、20世紀前半にゴビ砂漠を探検し、化石発掘を行ったアメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース、そして何年もの間、彼に続き、抜群の探究心と行動力で貴重な化石を発掘・研究する人々を「化石ハンター」と呼び、その活動や成果を紹介します。

毎日新聞の連載で、この特別展の指揮をとられた木村由莉先生(国立科学博物館)が、子ども向けの解説をされています。読んでから行かれると、特別展がより楽しめますよ!

https://mainichi.jp/maisho/articles/20220425/kei/00s/00s/015000c

「化石ハンター展」の見どころ

パラケラテリウム 復元画©伊藤丙雄・岡本泰子

アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュースが、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年。これを記念し、古生物学史上重要な、「中央アジア探検隊」の成果を紹介します。

  • 恐竜の卵の化石や、
  • 史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」
  • 史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」
  • などの標本(複製)を展示します。
    チベットケサイ全身骨格復元標本 国立科学博物館蔵

 

また、アンドリュースに影響を受けた古生物学者たちの研究により明らかになった、氷河時代における哺乳類の進化に関する「アウト・オブ・チベット」説を紹介。その説を導き出す証拠となった「チベットケサイ」の全身骨格復元標本を世界初公開します。(※本写真の骨格は製作段階のもので完成版とは形状が異なります。)

「古生物学者」という仕事

「古生物学者」というと、どんなイメージがありますか?

恐竜の化石発掘や、映画ジュラシックパークの世界を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。

古生物学とは、地質学の一つで、過去の生物についての学問です。

恐竜だけでなく、様々な生き物たちの化石を用いて、生物の進化や生物と環境との相互作用といったメカニズムを追求します。進化や絶滅といったプロセスやメカニズムの解明、地球温暖化などの環境問題を考える上で、重要な研究分野の一つです。

 そして古生物学者は、化石などの標本を使ってこれらの研究する人のことです。 動物や植物の痕跡を見つけて保存したり、骨などの化石を収集したりした後、これらの標本を使って生命の進化や地球の歴史に関する仮説を立てていきます。

事前に読んでおくとおススメの書籍3冊

この特別展にあわせて今夏出版される2冊をあわせてご紹介します。

今回の特別展の監修をされた、女性古生物学者「木村由莉先生」のことがわかる1冊

もがいて、もがいて、古生物学者!! ーみんなが恐竜博士になれるわけじゃないからー

小林快次先生(北海道大学総合博物館)推薦!
映画『ジュラシック・パーク』と伝説の恐竜ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースに憧れて、「恐竜博士」になると心に決めた女の子が、挫折と奮起を繰り返しながら、小さな動物化石の研究者になるまでを綴った、笑って泣けて元気になれるサクセス(途中)ストーリー!

(引用:Amazonレビュー)

本特別展にあわせて出版される2冊

きょうりゅうのたまごをさがせ 改訂版

お子さんにおすすめなのはこちら。本特別展の指揮をとった木村由莉先生の監修です

木村先生ご自身が子供のころ読み「古生物学者への憧れを強くしたきっかけの本」と紹介されていました。新装改訂版が、特別展にあわせて出版されます。

化石の復元、承ります。 古生物復元師たちのおしごと

本展の目玉展示に抜擢された、新種の絶滅大型獣チベットケサイの復元現場に潜入!
今はもうこの地球上に存在しない、絶滅してしまった太古の動物。誰も見たことがないその姿を、復元のプロはどのように蘇らせているのか。化石動物の復元に挑む職人たちの仕事に、骨格レプリカ、生体模型、3Dデジタル復元、展示づくりの現場から迫った、「古生物復元」ドキュメントブック

古生物学者になりたい子、集まれ!

本特別展では、古生物学の中でも、陸生哺乳類化石を専門とし、その中でもとくに小さな哺乳類の進化や古生態の研究をされている、女性古生物学者「木村由莉先生」が指揮をとられました。

「化石といえば恐竜」「古生物学者といえば男性」のイメージが強い方も多いかもしれませんが、古生物の世界はとてもとても広く、そして、女性も多く活躍されています。

近年の日本人研究者の活躍もあり、「大人になったら恐竜や古生物の研究をする人になりたい」という夢をもったお子さんもいらっしゃるでしょう。

「化石ハンター展」では、これら「古生物学者」の仕事の紹介と、化石ハンターを目指す子どもたちに向けて、先輩化石ハンター達からのメッセージも紹介されます。

古生物学者は普段どんなことをしているんだろう」どうやったらなれるの?」そんなお子さん達に嬉しい展示間違いなしです。

 

<開催概要>

特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」

2022年7月16日(土)~10月10日(月祝)

□会場:国立科学博物館 (〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20)

□アクセス:JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分

東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分

京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分

□予約方法:入場されるすべての方が、オンラインによる日時指定予約が必要です。入場予定日時の予約を行ってからご来場ください。日時指定予約、チケット情報

□料金:一般・大学生2,000円、小・中・高校生600円

□「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」公式HP

 

【ホウボウ。/プロフィール】
5歳息子、2歳娘の母親です。
恐竜や古生物を愛する息子がきっかけで、「全国の恐竜イベントを探せる」メディア

@探究舎https://hnmamablog.com/を制作、運営中。月間10万pv超(2022年6月末現在)。

InstagramTwitterでは最新の恐竜・古生物イベント情報を発信しています。

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