子どもたちに欠かせない「STEAM教育」を、手軽に家で取り入れるには?

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話題の「STEAM」のアクティビティに夢中で取り組み、さまざまなワクワクを体感してみましょう。そこで自分なりの答えに出会えることが、子どもにとって、本当の意味での学びになるのかもしれません。

「STEAM」教育を知っていますか?

「STEAM」は

科学(Science)

技術(Technology)

工学(Engineering)

アート(Art)

数学(Mathematics)

の5つの頭文字を組み合わせた言葉です。今までバラバラに学ばれてきた理数系の分野を、体験ベースに横断的に学び、そこに創造性教育を加えることで、「知る(探究)とつくる(創造)のサイクル」を生み出そうという教育で、いま世界的に注目をされています。

そこで今回は、『ワクワク! かんたん! おうちSTEAM』(STEAM JAPAN編集部・編/くもん出版)から人気の体験モノをいくつかご紹介します。お子さんと一緒に挑戦してみてくださいね!

【Science+Technology+Art】チラシや雑誌で楽器をつくろう

ただのチラシが、いろいろな音を出せる楽しい楽器に変身!

用意するもの

・チラシ、カレンダー、雑誌などのつるつるした紙

・接着剤またはのり

・はさみ

・折り紙、マジックペンなど(飾り用)

作り方

筒の先を空気が漏れないようにふさぐと、音の高さが変わります。

食器をたたいたり、食器に入れる水の量を変えたりすることでも、音階は作れます。身近なものを楽器にして、みんなで演奏をして遊びましょう。

【Science+Engineering】いちばん高い新聞タワーをつくろう

答えのない楽しいチャレンジ。作るものに正解も失敗もないので、いろいろ考えて、誰よりもタワーを作ってくださいね!

用意するもの

・新聞紙

・セロハンテープ

遊び方

・一人でも、個人戦やチーム戦でもできます。まず、作戦タイム(5分くらい)で設計図をかいたり、チームで話し合ったりして考えます。

・つづいて、制作タイムを5~30分の間で制限時間を決めて取り組みましょう。

・手を放して10秒立っていたら合格。高さをはかり、写真を撮ります。

作り方は自由です。新聞紙6枚とセロハンテープだけで、それぞれの発想で、なるべく高いタワーを作りましょう。

新聞タワーを高くするための答えは一つではありません。何度も挑戦してみましょう。

そして、世界中にはどんな高いタワーやビルがあるのか、高くするためにはどんな工夫をしているのかを調べてみるのも楽しいですね。

『ワクワク! かんたん! おうちSTEAM』の使い方

『ワクワク! かんたん! おうちSTEAM』には、STEAM体験をお手伝いするガイド付きのシートがついています。指示に沿って切り取ったり、折ったりするだけで、不思議な体験を簡単に得ることができるのです。

また、この本に答えは載っていません。挑戦したお子さんがそれぞれに違った答えを出すことになると思います。もしかすると失敗して答えが出ないことがあるかもしれません。それでもどうして失敗したのかを考えることこそ、クリエイティブであり、ワクワクを育てる体験なのだと書かれています。

本書は、大人でも簡単に提案できないような不思議をまとめたテーマがたくさん掲載されています。パパママは子どもに教えてあげるのではなく、子どもと同じ目線の高さで、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。そこでわが子の夢中になる姿や、目の輝きを見守ってあげてくださいね。

『ワクワク! かんたん! おうちSTEAM』

 

イラスト/角裕美(『ワクワク! かんたん! おうちSTEAM』より)

文・構成/HugKum編集部

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