「モンポケ」って?
あまりアニメに詳しくない4歳の息子と筆者。「モンポケ」とは、いったいどんなものなのでしょうか。
もちろん「ポケモン」は知っています! しかし、ちょっと雰囲気が違うのです。
そう「モンポケ」は「新世代のママやパパに向けた、ポケモン公式ベビーブランド」のよう。
その絵本シリーズがこちら!
線がやわらかく、美しい配色で、とにかくとてもかわいいですよね。
ページをめくる度に、魅力的な絵の世界が!
帯には「よるの せかいへ しゅっぱつだ!」と書いてあって、それを見た瞬間わくわく!どきどき!
表紙を開くのが楽しみ。
ページをめくると、細かく描き込まれ、隅々まで見たくなる魅力的な絵の世界が広がります。
4歳の息子は「夜」や「おばけ」の話に夢中
ハロウィンのページもあり、息子は「夜」や「おばけ」の話に興味津々。ピカチュウたちが夜を探検する姿を、一緒にドキドキしながら楽しんでいるよう。
ところが、おばけがでてきそうな雰囲気になると、ドキドキ感が増したのか、緊張した面持ちに。
絵本に付いているQRコードを読み込んでみると?
次の日、今度は新しいことを試してみました。
この絵本、実はQRコードがついているのです。
スマホで読み込んでみると……?
読み聞かせの音源を聴けた!
モンポケの特設ページに飛び、なんと読み聞かせの音源を聴くことができました。
それも『名探偵コナン』の工藤新一役や『ONE PIECE』ウソップ役などで活躍されている声優の「山口勝平さん」の素敵な声です。
ちなみに、先行して刊行されているモンポケ絵本シリーズ第1弾「ピカチュウとはじめてのともだち」の読み聞かせは、なんと「鬼滅の刃」で竈門炭治郎約の声優花江夏樹さんとか!
こちらも豪華な読み聞かせですよね♪
「ピカチュウとはじめてのともだち」レビュー記事はこちら↓
効果音で絵本の世界観もアップ
読み聞かせには、バックミュージックもついているので、筆者が読んだときとはまた違った世界観を楽しむことができます。
いつもは、筆者が絵本をめくりますが、今回は息子が「やりたい!」と言うので、めくってもらいました。
すると……。
まだ文字が読めない息子ですが、前日に読み聞かせをしていたので、絵と内容がおおまかに一致しているようで、読み聞かせのタイミングに応じてページをめくれるのです!
読み聞かせの音源付きのおかげ
山口さんのすばらしい声と表現力で、お話の世界にどっぷりと入り込むことができ、いつもは、読むことに一生懸命な筆者も、絵の細部をじっくり眺めつつ、子どもとあれこれと話しながら絵本を楽しむことができました。
「さあ、寝よう」と電気を消したその後に…
息子が、「さっきの聴きたい」というので、山口さんの読み聞かせを聴きながら寝ることにしました。
真っ暗な中で聴くと、よりいっそう音楽も声も透き通って聴こえて、お話の世界にぎゅうっと引き込まれます。
途中、「おばけー!!」「べろべろべろーん!」など、驚かせる場面では、暗闇の中、息子が台詞を言いながら手や体で筆者を脅かしてきました。
その場面を逃さず、待ち構えておどかしてくることに、驚き。
お話が楽しかった証拠ですね。
また、ストーリーをよく覚えていて感心感心!
その後、毎晩、寝る前に「あれ聴きたい!」と聴いています。
このままだと、絵本を丸覚えしてしまいそうです(笑)。
大人になって忘れていた、あの気持ち
いつもは筆者が読み聞かせをしているのですが、「音だけでお話を楽しむ」魅力をあらためて感じました。
頭の中に自分で絵を描きながら、お話を聴くって楽しいですよね。忘れていました。
この音声付き絵本なら、表紙や裏表紙まで興味がいき、親子でストーリーを想う存分楽しめます。秋の夜長に親子の時間を充実させる絵本としていかがですか。
今回の舞台は、暗くてドキドキの「まっくらやま」。満月の夜にはおばけが出るみたい。でも、みんなと一緒なら大丈夫! 発見と驚きに満ちた夜の世界を、ピカチュウたちと探検しましょう!
あなたにはこちらの記事もおすすめ!
文/佐藤多恵
©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.