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財布を買う日はいつがいいの?
実は、財布は買う日よりも使い始める日のほうが重要といわれています。そこでこれから、財布を使い始めるとよいとされている吉日を紹介していきます。
財布を使い始めるといい吉日
財布を使い始めるとよいとされている吉日にはさまざまあります。どんな吉日がよいのか、紹介していきましょう。
天赦日(てんしゃにち)
天赦日とは、「天が赦(ゆる)す日=万物の罪を赦す日」という意味がある日で、日本の暦の上で最高の吉日とされています。なお、天赦日は年に5、6日ほどしかないラッキーデー。上手に活用しましょう。
いつ?
2022年11月以降の天赦日は、11月7日です。
するといいこと
天赦日に始めたことは、すべて叶うと言われているので、やりたいことをスタートさせましょう。
財布の購入・使い始めといった金運にかかわることはもちろんのこと、仕事を始める、結婚・入籍、結納などもよいでしょう。また、一度はあきらめてしまったことに再度チャレンジするのにも適しています。
しないほうがいいこと
天赦日にしないほうがいいことは、退職や閉店です。退職や閉店には、「最後・終わり」という意味あいが強いため、避けたほうがよいとされています。
また、犯罪はもちろんのこと、浮気、借金やギャンブルなどもNGです。いくら天が赦してくれる日であっても、これらはしないようにしましょう。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒万倍日とは、「一粒の籾(もみ)が育ち、万倍にも実って稲穂になる」ことに由来する吉日です。この由来からもわかるとおり、わずかなものでも、大きく成長し何倍にもなるという意味があるため、 金運に関することをしたり、物事をスタートさせるのに縁起がよいとされています。
なお、一粒万倍日が他の吉日と重なると、さらに効果が高まるといわれています。とくに、一粒万倍日と天赦日が重なる日は最高の開運日とされています。
いつ?
2022年11月以降の一粒万倍日は次のとおりです。
11月1日・4日・16日・17日・28日(不成就日)・29日
12月12日・13日・24日・25日
するといいこと
一粒万倍日には、新調した財布や、使い始めた財布から出て行ったお金が、万倍にもなって返ってくると言われています。そのため、財布の買い替えや使い始めに適しています。
そのほか、籾が大きく膨らむイメージから、幸せの種が大きく膨らむことが連想されます。ですので、結婚式や入籍、パートナーとの同居、お店のオープンや開業もおすすめです。
しないほうがいいこと
一粒万倍日は、いいことも悪いことも膨らむ日とされています。よって、人からお金やものを借りたり、他人とのトラブルや夫婦喧嘩などは事が大きくなるので避けるようにしましょう。
また、ちょっとした嘘が大惨事を招いてしまいやすくなるため、慎重に言葉を発するようにしてください。
寅の日(とらのひ)
寅の日は、十二支の寅にあたる日のことで、12日ごとに1度訪れます。寅の縞模様は金運の象徴とされていることや、「寅は千里往って千里還る(虎は一日で千里もの道を往復できる)」という言い伝えから、出て行ったものがすぐに戻ってくると言われていることから、「金運招来日」とされています。
いつ?
2022年11月以降の寅の日は次のとおりです。
11月9日・21日(不成就日)
12月3日・15日・27日
するといいこと
金運招来日であるため、お金にまつわることをするとよい日です。お財布を新しくしたり、新しいお財布を使い始めたり、宝くじを買うとよいでしょう。
そのほか、車の購入や、家のローンを契約するといった大きな買い物にも適しています。
しないほうがいいこと
寅の日は縁起の良い日なので、しないほうがいいことはとくにありません。ただし、地域によっては、寅の日は「出て行ったものがすぐに戻ってくる」という意味があることから、結婚や葬儀を避けることもあります。
巳の日(みのひ)
巳の日とは、十二支の巳にあたる日のことです。12日ごとに1度訪れます。この日は、財運や芸術を司る神様・弁財天(べんざいてん)に縁のある日とされており、金運・財運・芸事にまつわる縁起のよい吉日のひとつです。
いつ?
2022年11月以降の巳の日は次のとおりです。
11月12日・24日
12月6日・18日・30日
するといいこと
巳の日は、弁財天に縁のある日です。そのため、お金や芸事に関することをすると効果があるといわれています。たとえば、財布を購入する、新しい財布を使い始める、銀行口座の開設にもうってつけの日です。そのほか、宝くじを買うと臨時収入が期待できます。
また、芸事をはじめるとよいとされているので、ピアノや絵画教室といった習い事をはじめるにもおすすめです。
巳の日には、弁財天さまや、弁財天さまのお遣いである白蛇が祀られた神社・お寺にお参りするのもよいでしょう。願いごとをすると、その願いを弁財天様に届けてくれると言われています。願いごとが叶うかもしれませんよ。
しないほうがいいこと
弁財天は嫉妬深い女神という迷信があります。そのため、結婚式や入籍は避けたほうがよいといわれています。ただし、これは迷信ですので、あまり気にすることはないでしょう。
己巳の日(つちのと みのひ)
己巳の日は、巳の日ではあるのですが、そのなかでも十干の「巳(つちのと)」と重なる日のことをいいます。巳の日でも金運はよいのですが、己巳の日になるとさらに縁起が良く、金運が向上する開運日とされています。
なお、己巳の日は60日に1度しかやってこないため、年に6回しかありません。
いつ?
2022年11月以降で己巳の日は、11月12日のみです。
するといいこと
己巳の日は、巳の日よりもさらに金運がアップする日とされているため、金運が上がるようなことをするとよいでしょう。たとえば、銭洗いをしたり、財布や宝くじを購入したり、家の掃除をしてきれいにする、弁財天さまにお参りするなどです。
そのほか、芸術ごとを始めるのもおすすめ。というのも、弁財天さまは芸術を司る神様でもあるため、芸ごとを習い始めるのもよいとされています。
しないほうがいいこと
己巳の日にしないほうがいいことは、金銭の貸し借りです。この日に金銭の貸し借りをすると、トラブルにつながりやすく、貸すと「返ってこない」、借りると「借金が膨れる」といわれます。
また、人の悪口や不平不満を言うこともNGです。金運だけでなく、対人運も下げてしまう恐れがあるので注意してください。
その他の吉日
大安や大明日、母倉日といったその他の吉日について解説していきましょう。
大安
大安は、六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)の中で最も良い日とされる日です。何をしても上手くことが運ぶ、成功するといわれています。
結婚式や入籍の日を大安に行うことはよく知られていますが、そのほか、地鎮祭や引越し、新しいものを使い始めることにも向いています。よって、新しい財布を使い始めるのにも、大安はおすすめです。
大明日(だいみょうにち)
大明日は「天地が開け、太陽の光が隅々まで照らされる」とされる吉日です。慶事や吉ごとによいとされています。とくに、太陽の光が先々まで照らされることから、引っ越しや移転、旅行、建築などの移動に伴うことに向いている日です。
なお、大名日は、ひと月に8~16日ほどあります。また、月によっては半数以上が大明日に当たることもあるのでチェックしてみてください。
母倉日(ぼそうにち)
母倉日とは、母がわが子を慈しみ育てるように、天が人間を慈しむとされる日です。このことからもわかるとおり、縁起が良い日とされています。
とくにお祝い事に適した日とされており、結婚式や入籍といった婚姻に関することは大吉です。そのほか、引っ越しにも適しています。
不成就日(ふじょうじゅび)とは
不成就日は、名前からもわかる通り「何事も成就しない」とされている日のことをいいます。何かを始めたり、お祝い事には不向きな日で、吉日と重なっていたとしても吉日の効果が半減するので注意しましょう。
いつ?
2022年11月以降の不成就日は次のとおりです。
11月5日・13日・21日・28日
12月6日・14日・22日・28日
するといいこと
不成就日には、するといいことはとくにはありません。いつもと変わらない生活をするようにしますが、静かに休息をとり、むしろ特別なことは何もしないのがよいでしょう。家族や友達とゆったり過ごすのがおすすめです。
しないほうがいいこと
不成就日は、何をやってもうまくいかない日です。よって新しくなにかをスタートさせたり、お祝い事は避けたほうがよいでしょう。たとえば、新しい事業を始めたり、お店を開いたりするのには不向きです。また、引っ越しや財布の新調、転職なども避けたほうがよいかもしれません。
そのほか、結婚式や入籍などの慶事ごと、子どもの命名や出生届の提出も避けたほうがよいといわれています。
吉日にお財布を使い始めよう!
金運アップを期待するなら、ご紹介した吉日からお財布を使い始めましょう。吉日のなかでも、天赦日と一粒万倍日が重なる日がおすすめです。
なお、使い始める日が決まったら、お財布の色や形にもこだわってさらに運気アップを図るのもよいでしょう。
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文・構成/HugKum編集部