かわいい絵本60選|絵がきれい、動物がかわいい、素敵な外国の絵本などプロが厳選!

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HugKum編集部が、子どもと一緒に楽しめるかわいい絵本を厳選! 絵がきれい、動物がかわいい、素敵な外国の絵本など。小学館の児童誌掲載の人気コラムなどからピックアップしたJPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんのコメント付き。

「かわいい絵本」おすすめ

【1】『どんどこ ももんちゃん』

とよた かずひこ/作 童心社

◆こんな本

スーパー赤ちゃんは子どもたちに大人気。シンプルで単純なことが、おもしろさの秘密です。「どんどこどんどこ」のくり返しは、大げさにならないよう、一定のリズムでテンポよく読みましょう。

◆対象年齢

1歳~

◆ママパパの口コミ

「保育園で月に1回週末に絵本を貸し出してくれる日があり、子どもがももんちゃんシリーズが好きで何度も借りてきました。 同じような文章の繰り返しのリズムが聴いてる子どもも読んでる親も心地良くて、親子共に好きな絵本です」(30代・長野県・子ども1人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『おしくら・まんじゅう』

かがくい ひろし/作 ブロンズ新社

 

◆こんな本

「冬ならでは」の遊びの楽しさを伝えたいときに。おしくらまんじゅうで押されたこんにゃくは、まんじゅうたちをはね飛ばす! 次は、納豆や、おばけとおしくらまんじゅうしたらどうなる?

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「かがくいひろしさんの絵が好きで、全作品読みました。おしくらまんじゅうは展開が面白く、何度も図書館で借りる程気に入っていました」(30代・宮城県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【3】『とんとんとん』

ふくだ いわお/作 光村教育図書

◆こんな本

「 とんとんとん パンダくん だれの かたたたき?」「ママだよ」「ありがとう ぼうや おれいに ひこうき ぶーん」。親子の会話が楽しい絵本です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「本に実際とんとんしながら楽しそうに見ている」(30代・兵庫県・子ども1人)

『0・1・2歳児の保育』2018年夏号

【4】『いろいろごはん』

山岡ひかる/作 くもん出版

◆こんな本

「ほかほか ごはん ふっくら ごはん」。言葉にリズムがあるので、素直に読むだけで楽しい1冊。くり返しの言葉は、ほかの文よりやや丁寧に読むとメリハリがついてよいでしょう。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「すごく楽しそうにして喜んでくれました」(40代・東京都・子ども1人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『おともだちのぷ』

まつ あきのり/作・絵 ポプラ社

◆こんな本

お友達にもいろんな気持ちがあることを伝えたいときに。早起きして友達と遊ぼうとしたぷうちゃん。「遊びましょ」というと、お友達はみんな「あとでね」。つまらないぷうちゃんは眠ってしまいました。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「おもしろかった。子どもが喜んだ」(30代・栃木県・子ども4人)

『edu』2015年5・6月号

【6】『コトコトでんしゃ』

とよた かずひこ/作 アリス館

◆こんな本

「コト コト コトン、コト コト コトン でんしゃが はしります コト コト コトン コト コト コトン」。表紙の穏やかさがそのまま終わりまで継続するシンプルさ。「あかちゃんのりものえほん」シリーズ1作目です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『0・1・2歳児の保育』2018年春号

【7】『おおきくなるっていうことは』

中川ひろたか/文 村上康成/絵 童心社

◆こんな本

おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと おおきくなるっていうことは そういうこと。子どもの育ちがみんなを幸せにしてくれる進級入学シーズン。内容をご紹介したら、お子さんの入学記念に贈りたいという方も多かった1冊。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「ほのぼのしてよかった」(40代・東京都・子ども1人)

『edu』2016年3・4月号

【8】『まーだだよ』

間部香代/作 ひろかわ さえこ/絵 すずき出版

◆こんな本

春のお庭でこぶたくんとお母さんがかくれんぼ。「もう いいかい?」「まーだだよ」。こぶたくんが隠れようとすると、必ず誰かさんがいて「まーだだよ」。なかなか隠れることができません。でも、こぶたくんは楽しそう。言葉のくり返しを楽しめます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「読み聞かせながら親子のふれあいや言葉遊びも出来るので、親も子どもも楽しめました」(30代・福岡県・子ども2人)

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【9】『どん どこ どん!』

新井洋行/作 ポプラ社

◆こんな本

ペットボトルやあきビン、スリッパなど、身近なものが楽隊を組んでパレードです。お子さんにも参加してもらいましょう。絵本にない音を加えてもいいですね。声で参加、実際に何かをたたいて参加、いろいろなパターンで遊べます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「リズムがよかったらしく気にいっていた」(40代・神奈川県・子ども1人)

『0・1・2歳児の保育』2018年夏号

【10】『ぼくの おべんとう』『わたしの おべんとう』

スギヤマ カナヨ/作 アリス館

◆こんな本

間合いのよさを、まるで会話のように楽しめる2冊の絵本。ぼく「パカーン」 わたし「ジャーン」 ぼく「まずは たまごやき。きょうは やさいいりの しょっぱいやつだ。」 わたし「サンドイッチじゃ、これが いちばんすきなの。ツナタマゴ!」 ブルーとピンクのギンガムチェックの布に包まれ、並べるだけで楽しそう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「大きいイラストでテンポよく読めるので楽しく、喜んでいました」(20代・和歌山県・子ども2人)

『新幼児と保育』2017年2・3月号

「絵がきれいなかわいい絵本」おすすめ

【1】『おつきさま、こんばんは!』

市川里美/作・絵 講談社

◆こんな本

夜の窓辺で、人形たちがおつきさまに向かって「こんばんは!」。そして自分と月にまつわるエピソードを、おつきさま本人に向かって思い思いに語ります。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

◆ママパパの口コミ

「言葉のリズムが好き。寝る前にうってつけの本」(40代・埼玉県・子ども3人)

『新幼児と保育』2014年8・9月号

【2】『ゆきふふふ』

ひがし なおこ/作 きうち たつろう/絵 くもん出版

◆こんな本

歌人の東直子さんの四季シリーズ・冬。乳児にも。豊富な擬態語で語りかけられる1冊。降り始めの雪が顔にあたって溶けるときの感触、朝の陽の光を浴びて溶けてゆく雪だるまの様子。雪のすべてがいとおしくなる絵本です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【3】『こりゃ まてまて』

中脇初枝/作 酒井駒子/絵 福音館書店

◆こんな本

子どもは大人のまねをして、思いがけない言葉を使い、遊びます。「こりゃ まてまて」もそんな言葉のひとつです。参加型にして、子どもたちに言ってもらうのも楽しいです。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「喜んでよく聞いていた」(40代・栃木県・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2018年冬号

【4】『とこちゃんはどこ』

松岡享子/作 加古里子/絵 福音館書店

◆こんな本

「 ウォーリーみたい」と、子どもたちにいわれますが、こちらが先で50年近いロングセラーです。「(とこちゃんは)とことこかけだして」の言葉で次のページに進む場面のくり返しが楽しく、少人数なら読み聞かせも可。特にデパートの場面は大人気。子どもは、とこちゃんを見つけても、「もう少し」と飽きることなく眺めています。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「可愛くて私が子どもの頃からとても好きな絵本」(30代・奈良県・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2018年冬号

【5】『たなばた』

君島久子/再話 福音館書店

◆こんな本

牛飼いは年取った牛に教えられたとおりに、天の川で水浴びをしていた天女織り姫の着物をかくして、織り姫を妻にしました。二人には子どももうまれ、しあわせに暮らしていましたが、ある日、織り姫は天に連れ戻されます。繊細な絵と言葉で綴られた美しい七夕の由来絵本です。

◆対象年齢

5歳~

◆ママパパの口コミ

「子どもが七夕の話について知るきっかけになって良かったです」(30代・千葉県・子ども1人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【6】『ありがとう どういたしまして』

おおとも やすお/作 童心社

◆こんな本

小さな男の子が「ありがとう」と声をかけられていて、「どういたまいて!」と答えてるほほえましい場面に遭遇しました。見ると抱っこしているおじいちゃんの手に『ありがとう どういたしまして』が。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「言葉の大切さを学べる」(30代・大阪府・子ども2人)

『新幼児と保育』2018年4・5月号

【7】『しろいうさぎとくろいうさぎ』

ガース・ウイリアムズ/文・絵 まつおか きょうこ/訳 福音館書店

◆こんな本

「絵本の記憶なんて自分にはないと思っていましたけど、心が覚えているのかなあ。この絵がねぇ、懐かしくて。母がふたりの妹に読んでいたのを、私は横で見ていたのかなぁ。母の声まで思い出します」。60代の男性が語ってくれた言葉です。絵本の出版が1965年であることを考えれば、そうかもしれません。それにしても、「心が覚えている」って、なんて素敵な言葉でしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「ハッピーエンドのお話なので、子どもも自分も楽しく読めた」(30代・東京都・子ども2人)

『新幼児と保育』2018年12・1月号

【8】『こうくんとちいさなゆきだるま』

はせがわ さとみ/作・絵 小学館

◆こんな本

絵本を通じて、子どもとの会話を楽しみたいときに。こうくんが庭に作ったゆきだるまに、夜、にょきっと手足が生えてきました。楽しい冬遊びでいっぱいのゆきだるまの世界に行ったこうくんは?

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「とても気に入ったようで、同じ作品のシリーズを、それも読んで欲しいと楽しみにしています」(40代・愛知県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【9】『サンドイッチ サンドイッチ』

小西英子/作 福音館書店

◆こんな本

現実の世界では、子どもは毎日が真剣勝負。スプーンがうまく使えるか、コップでこぼさず飲めるか、パンツがはけるか、などなど。それゆえに、絵本の中にも自分たちが体験することには徹底したリアリティを求めているようです。この絵本はページをめくるごとに具が積み重なる構成で、絵本の特性を最大限に生かしながら丁寧にサンドイッチをつくる過程が描かれ、食べ物をつくる喜びにあふれています。その楽しさとリアルさで大人気になり、早々にビッグブック(大型絵本)も出版されました。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「楽しそうに指差しをしていた」(30代・神奈川県・子ども1人)

『edu』2016年1・2月号

【10】『おべんとう』

小西英子/作 福音館書店

◆こんな本

この絵本が出版された際、たくさんの親子とお弁当をつくる楽しさを体験しました。ところがある日、お話会の一番前にいる5歳くらいの女の子が落ち着きません。しきりにお母さんに何かを訴えています。お母さんは「いいのよ。大丈夫」となだめますが、やはり落ち着かない様子。そしてついにひと言「くさるよ!」と言葉を発しました。「お弁当はよく冷ましてから詰める」と言い聞かされていて、家ではお弁当を冷ます係だったとか。こんな封に感じる子もいるのですね。本当に子どもは、生きること育つことに真剣で、自分が一生懸命にやっていることに対し妥協は許さないのだと教えられた出来事でした。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「子どもがとても気に入って、何度も読みました」(30代・広島県・子ども4人)

『edu』2016年1・2月号

「動物のかわいい絵本」おすすめ

【1】『うさぎじまのうさぎちゃん』

ゆうき えつこ、福田 幸広/作 小学館

◆こんな本

ぬいぐるみのように可愛いウサギたちの住むうさぎ島。こんな島が本当にあるなんて、大人も驚きます。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『いいおかお』

作:さえぐさ ひろこ アリス館

◆こんな本

フォトジェニックな動物たちの「いいおかお」がたくさん並んだ、写真絵本です。見れば大人も思わず、頬がゆるんでしまうのではないでしょうか。

◆対象年齢

1歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【3】『もう おきるかな?』

まつのまさこ/文 やぶうちまさゆき/絵 福音館書店

◆こんな本

「 ねこ ねこ よくねているね。/もう おきるかな?/あー、おきた!」。心地よいリズムの場面が動物を変えて続きます。言葉が少ないその分、間を十分にとって読みましょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「リアルな動物のイラストによく食いついて、指差ししながら楽しんでいた」(30代・山形県・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2018年冬号

【4】『どうぶつのおかあさん』

作:小森 厚 絵:薮内正幸 福音館書店

◆こんな本

ここに描かれている動物の親子は、写真のように写実的で質感が豊かです。どのおかあさんもやさしい表情をしているので親しみやすいでしょう。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「子どもの検診の時にもらうことができ、1歳になる前から読み聞かせていました。 優しい絵と色々な動物が出てくるのでこの絵本が大好きでした。 2歳くらいになると、それぞれの動物の違いを一緒に考えたりもできて、とても良い絵本だと思います」(40代・福岡県・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【5】『あめのひえんそく』

まつおりかこ/作・絵 岩崎書店

◆こんな本

遠足を楽しみに準備万端で眠ったクマのモンタ。「雨天中止」の電話に、ショックで涙が止まらない! 布団から出られないモンタに「遠足に行くわよ!」とお母さん。雨なのに?と不思議な気持ちのモンタですが、お母さんについて行くと、家の中で楽しい冒険が待っていました。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2015年8・9月号

【6】『おとうさん あそぼう』

渡辺茂男/文 大友康夫/絵 福音館書店

◆こんな本

絵本のとおりに、肩車やおんぶ、お馬…と、お父さんを乗り物に変える、すべての方法を実践したという、2歳の双子の娘さんのお父さん。「とうとう娘たちの専用車になりました」とうれしそうに報告を受けました。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「子どもがとてもぐいぐいと惹き付けられていました」(40代・北海道・子ども1人)

『新幼児と保育』2018年8・9月号

【7】『すいすいたこたこ』

とよたかずひこ/作・絵 すずき出版

◆こんな本

お正月の家族の風景が登場します。しろくまさん一家、あざらしさん一家が、家族そろって凧揚げ。「すい すいたこ たこ すい すい たこ たこ たこ たこ あがれ」。本物のたこさんが揚がっています。お正月は空を泳げるんです、というユニークな展開。はねつき、ししまい、と楽しい場面がいっぱい。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2015年12・1月号

【8】『ばいばい』

作 ・ 絵:まつい のりこ 偕成社

◆こんな本

「こんにちは」と「ばいばい」のくり返しが楽しい絵本。いろんな動物が出てきて「こんにちは」「ばいばい」をします。はっきりとした色使いや、めくりやすい構造で、小さい子にとっても愛着がわくでしょう。

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「非常にシンプルな内容でしたが、息子が一歳から二歳の初め頃にかけてはこの本を含め、同じシリーズのじゃあじゃあびりびり、みんなでねの読み聞かせをせがまれましたのでよく読んであげました」(40代・栃木県・子ども1人)

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【9】『くっついた』

作・絵:三浦太郎 こぐま社

◆こんな本

あひるさんとあひるさんのくちばしが、ぞうさんとぞうさんのお鼻が……「くっついた!」。最後には、「わたし」のほっぺとおとうさんのほっぺもくっつきます!0歳児さんには「くっつく」ことも遊びです。歌うように読み、遊んでください。

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「絵がかわいくて、内容もシンプルでわかりやすくて、最後に子どもとほっぺたをくっつけたりしながら楽しく読めました」(40代・東京都・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【10】『わんわん わんわん』

作・絵:高畠 純 理論社

◆こんな本

0~1歳児の好きな動物の鳴き声だけで構成された絵本です。最初は動物の絵を指さして読んでください。動物の鳴き声が、さまざまな書体、デザインで配置されていて、同じ「わんわん」でも、それぞれに違った気持ちが込められていることがよくわかります。

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「色んな動物の鳴き声だけの絵本だが、子どもにはウケが良いようで何度も読んだ記憶があります」(30代・東京都・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

「外国のかわいい絵本」おすすめ

【1】『おすわりくまちゃん』

シャーリー ・パレントー/文 デイヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 岩崎書店

◆こんな本

仲間はずれ?「でも大丈夫!」と子どもが安心&満足できる本 あらすじ ちいさないすが4つ、だれがすわるの?4匹の小さなくまちゃんがすわりました。でもそこに、もう一匹のくまちゃんが。さぁどうする?

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「寝る前に読ませてましたが、絵柄がかわいくて好きなようで何回も読んで、と言われました。絵がかわいく文字数も少なく読みやすかったです」(30代・北海道・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【2】『ごめんね!』

ノルベルト・ランダ/作 ティム・ワーンズ/絵 三辺律子/訳 ブロンズ新社

◆こんな本

お友達とケンカしたとき仲直りしたいと思っている子に。うさぎくんとくまくんは、大の仲よし。ふたりはうさくまハウスで一緒に暮らしています。ある日ふたりが見つけたキラキラ光るもの。ふたりで取り合っているうちに、キラキラはまっぷたつに! ふたりはカンカン、さぁ一体、どうなる?

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

◆ママパパの口コミ

「この本でゴメンねが言えるようになった」(30代・奈良県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【3】『おちゃのじかんにきたとら』

ジュディス・カー/作 童話館出版

◆こんな本

礼儀正しくて、食欲旺盛。家じゅうの食べ物を食べ尽くし、水道水まで飲み干すトラから目が離せません。

◆対象年齢

4歳~

◆ママパパの口コミ

「大きなトラが家に来てキッチンをぐちゃぐちゃにするところを楽しんでました」(30代・愛知県・子ども1人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【4】『パタパタあそぼう いない いない ばあ!』

ジュリアーノ・フェリー/作 小学館

◆こんな本

表紙以外に言葉はありません。話しかけながら、ゆっくりしかけをめくってください。お気に入りのページは、くり返し何回でも遊ぶとよいでしょう。

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「子どもが喜びました」(30代・徳島県・子ども3人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『わたしのすきなもの』

フランソワーズ・セニョーボ/作 偕成社

◆こんな本

「すき」と、声に出しただけで心が温かくなるような絵本です。読み方は、甘すぎないよう、シンプルに。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【6】『ブレーメンのおんがくたい』

瀬田貞二/訳 福音館書店

◆おすすめポイント

躍動感のある線画タッチの美しい絵本です。ロバの上に次々、犬、猫、雄鶏が乗るシーンが楽しく印象的。

◆対象年齢

5歳~

◆ママパパの口コミ

「ブレーメンの音楽隊の歌も歌ってくれました!」(40代・東京都・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『あおいふうせん』

ミック・インクペン/作 角野栄子/訳 小学館

◆こんな本

『あおいふうせん』は単純な仕掛け絵本です。犬のキッパーが見つけてきた青い風船。どんどんふくらましてもへっちゃらです。どんどんどんどん大きくなって…「こーんなに!」と、青い風船は左のページの4倍にも膨れ上がりました。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『0・1・2歳児の保育』2017年夏号

【8】『ちいさなあなたへ』

アリスン・マギー/文 ピーター・レイノルズ/絵 なかがわ ちひろ/訳 主婦の友社

◆こんな本

命の受け渡しの感動を描いた名作です。大げさな感情ではなく、静な想いで描いた大人のための絵本。私はこの絵本を幼稚園の家庭学級などで、最後のごあいさつ代わりにお母さんたちによく読みます。すると、「実家の母に会いたくなりました」「忙しい忙しいと、雑な毎日を送っていた自分に反省」「今すぐ家に帰って子どもをハグしたい!」などの感想が多く寄せられます。子育て中は、切れ目のない毎日に何となく閉塞感を覚えてしまうことがあります。そんなとき、この絵本はあなたの毎日に、少し風を吹き込んでくれるかもしれません。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「感動した」(30代・京都府・子ども1人)

『edu』2015年9・10月号

【9】『てぶくろがいっぱい』

フローレンス・スロボドキン/文 ルイス・スロボドキン/絵 三原 泉/訳 偕成社

◆こんな本

本に親しませたいときに最後まで聞き通す力がつく本。てぶくろを片方なくしてしまったドニー。それを知った近所の人から、次々にてぶくろが集まりました。そこでドニーが思いついた「いいこと」とは?

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

◆ママパパの口コミ

「おもしろかった。また読んでほしいと言われました」(30代・愛知県・子ども3人)

『edu』2015年5・6月号

【10】『はらぺこあおむし』

エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社

◆こんな本

少し読み聞かせに慣れてきたころ、言葉や遊びの延長としての絵本から、お話を楽しむ絵本への移行にぴったり。食べ物の名前が連なるところは、指さしをしながら読むとよいでしょう。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「何回も読んででいて子どももお気に入りの作品です」(40代・京都府・子ども3人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

海外の絵本60選|おしゃれでかわいい人気絵本をプロが厳選!
有名な海外の絵本おすすめ 【1】『はらぺこあおむし』 エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社 ◆こんな本 少し読み聞か...

「女の子にぴったりのかわいい絵本」おすすめ

【1】『はるかぜさんぽ』

江頭路子/作 講談社

◆こんな本

お気に入りのワンピースに新しい靴を履いたら準備完了、さあ出かけます。歩いていくと、たくさんの春に出会います。みなそれぞれが豊かな色彩と軽やかなオノマトペで表されています。きっと、おさんぽ遊びに発展することでしょう。表紙から裏表紙まで、どこを見ても春の花がやさしい絵本です。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【2】『なのはなごう しゅっぱつしんこう!』

尾崎美紀/作 まるやま あやこ/絵 ひさかたチャイルド

◆こんな本

春になって、なずなちゃんの大好きなおばあちゃんから、畑でとれた大きなキャベツが届きました。小さなあおむしくんも一緒です。なずなちゃんは、あおむしくんを育てることにしました。やがて、あおむしくんはモンシロチョウになって飛んでいきます。すると、次の日の朝、不思議なことが起きました。やさしい春のファンタジーです。

◆対象年齢

4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「春らしく、夢のあるすてきな話だった」(30代・新潟県・子ども2人)

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【3】『ミリーのすてきなぼうし』

きたむら さとし/作 BL 出版

◆こんな本

学校の帰り道、帽子屋さんでミリーは特別な帽子を手に入れます。「おおきさも かたちもいろも じゆうじさい。おきゃくさまの そうぞうしだいで どんな ぼうしになる、すばらしいぼうしです」。さあ、ミリーはいったい、どんな帽子をかぶるのでしょう?

◆対象年齢

4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「想像することの楽しさをわかって貰えたかなと思いました」(40代・神奈川県・子ども2人)

『新幼児と保育』2017年4・5月号

【4】『みてよ ぴかぴかランドセル』

あまんきみこ/文 西巻茅子/絵 福音館書店

◆こんな本

「すてき、すてき。かこちゃんは、だれかにみせたくなりました」主人公のかこちゃんの、ランドセルを誰かに自慢したい気持ちを素直に描いています。動物たちとの会話でも、かこちゃんの、ランドセルへの誇らしげな気持ちが伝わってきます。この本は縦書きの幼年童話の装丁になっていますので、絵本以上、児童文学未満の子どもの、読書への達成感も満たしてくれることでしょう。ひとり読みへの移行期にもおすすめの1冊です。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2017年8・9月号

【5】『こんとあき』

林 明子/作 福音館書店

◆こんな本

子どもがぬいぐるみの「こん」と一緒に成長(冒険)をする絵本。こんはあきの生まれる前からおばあちゃんにおもり役を頼まれ、あきに寄り添います。あきにとってこんは保護者でもあり、同志でもあり、けっして人形ではありません。だからこそ、旅の途中に出会った周囲の大人もこんを一人前に扱い、ケガをすればちゃんと手当てもしてくれました。でも、おばあちゃんに会えた途端に、あきの緊張は解け、こんはおばあちゃんに修理をしてもらいます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「こんが砂漠でオオカミに連れさられるのが面白い」(40代・東京都・子ども1人)

『edu』2016年1・2月号

【6】『ショコラちゃんのおでかけドライブ』

作:中川 ひろたか 絵:はた こうしろう 講談社

◆こんな本

女の子はもちろん、男の子にも人気者のショコラちゃん。(長靴下の)ピッピのような、元気な女の子です。ショコラちゃんは赤い車を運転してパンやさんへ、そして全部のパンを大人買い! 子どもの「できたらいいな」を次々にかなえていくのが痛快です。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「ショコラちゃんがかわいいので好きなシリーズです。一緒に行動しているような気持ちになっていました」(30代・茨城県・子ども3人)

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【7】『わたしのワンピース』

にしまきかやこ/文・絵 こぐま社

◆こんな本

「そっか! この本だったんですね。お姉ちゃんと(幼稚)園バスの停留所まで、毎日、これ、いいながら歩いてたんです。でも絵本のことは忘れていました」「ミシンカタカタ ミシンカタカタ」 学生が感慨深げに話しながら手にしていたのは『わたしのワンピース』。授業のグループワークでそれぞれに絵本を持ち寄ったときのことでした。絵本に関わる仕事をしていると、時折、こんな風に絵本と幼いときからの記憶が、ジグゾーパズルのピースのようにピタッとはまるように「そっか! この本だったんですね。」といわれる瞬間に出会えます。普段は忘れていても、絵本がきっかけになって鮮明に思い出す言葉(声)や絵。それらは必ず、懐かしくて温かい、優しい記憶ばかりのようです。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「ワンピースの柄がどんどん変わっていくことが面白かったようです」(30代・愛知県・子ども2人)

『新幼児と保育』2016年8・9月号

【8】『おっぱいちゃん』

有田奈央/作・絵 ポプラ社

◆こんな本

弟のゆうたくんが泣き出したために、一生懸命笑わせようとする姉のなおちゃん。全然泣きやみません。ところがママがおっぱいをあげると、あっという間に泣きやみました。「ママみたいなおっぱいがほしい」。なおちゃんは胸に、いろいろなものをおっぱいの代わりに入れてみますが、うまくいきません。どうしよう?

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2015年4・5月号

【9】『チューリップ』

荒井真紀/作 小学館

◆こんな本

春の花の代名詞のようなチューリップ。でもその育ちは寒い冬から始まっていることを知ることができます。4歳児未満は全部を読み聞かせることは難しいので、今身近で見ることのできる実際のチューリップと同じ箇所からその少し先を見せ、育ちを待つことを楽しみましょう。細密画の美しい絵本。花が終わっても絵本を通し、観察を続けられます。

◆対象年齢

異年齢

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【10】『みつばち みつひめ どどんとなつまつりの巻』

秋山あゆ子/作・絵 ブロンズ新社

◆こんな本

花火大会や夏祭りを心待ちにしている子にぴったり。ハチの巣の中にあるお城にすむおてんばなお姫さまが、生まれてはじめて「なつまつり」を経験します。それは、夢のように楽しい一夜でした。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

◆ママパパの口コミ

「とても熱心に読んでくれた」(30代・北海道・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

「定番人気のかわいい絵本」おすすめ

【1】『ぐりとぐらのおきゃくさま』

なかがわ りえこ/作 福音館書店

◆こんな本

おなじみの『ぐりとぐら』シリーズのクリスマス編です。宗教色が一切なく、どこでも安心して読めます。

◆対象年齢

3歳~

◆ママパパの口コミ

「私が子どもの頃読んでいた本なので、自分の子どもにも読ませてあげたかった。子どもも好きみたいで楽しんで見ていた」(30代・北海道・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『ぐりとぐらのえんそく』

中川李枝子/作 山脇百合子/絵 福音館書店

◆こんな本

野原に遠足に出かけたぐりとぐら、おべんとうの時間が待ち遠しくてしかたありません。ふと、長く伸びる毛糸を見つけたふたりは、時間も忘れ、その毛糸をたどっていきます。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

◆ママパパの口コミ

「毛糸を辿っていくシーンがお気に入り。家の中に毛糸を転がして、ごっこ遊びを楽しんだ」(40代・東京都・子ども1人)

『新幼児と保育』2014年10・11月号

【3】『バムとケロのにちようび』

島田 ゆか/作・絵 文溪堂

◆こんな本

〝バムケロ〟シリーズ。絵にたくさんの描き込みがあり、それを見つける楽しさで子どもたちが大好きなシリーズですが、それゆえに、読み聞かせには不向きと言われ続けてきました。ところが、A市の小学校読み聞かせボランティア講座で「ボランティアの先輩にはNGといわれましたが、私自身が小学生のとき、大好きだったので」と、1年生の保護者Sさんが『バムとケロのにちようび』を読んでくださったのを拝見し、驚きました。楽しい! 小さな描き込みが気にならないほど楽しいのです。そして何よりも読み手であるSさんの、この絵本が好きという気持ちが心地よく伝わってきます。やはり読み聞かせは、その絵本の楽しさを自ら経験している方が読むことが大切なのですね。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「絵の緻密さや、細かいところまでの絵が描かれており、子どもはいろいろなものを見つけては喜んでいた」(30代・熊本県・子ども2人)

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【4】『どうぞのいす』

香山美子/作 柿本幸造/絵 ひさかたチャイルド

◆こんな本

ミリオンセラーを達成した『どうぞのいす』は保育園、幼稚園などで劇として演じられていることもあり、多くの子どもが、絵本は知らずとも、そのお話を知っています。「あとのひとにおきのどく」というやさしい言葉のくり返しに、「ほらね!」の満足げな子どもたちの表情が広がります。さまざまなアンケートでも、好きな絵本、思い出の1冊として必ず挙げられるのは、そんな理由もあるのでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「幼稚園の劇の発表会でもやった絵本で、中身を覚えたのか私と一緒に物語を読んでいました。 どうぞ、という場面を物語を読むときだけでなく日常の場面でも使うようになれました」(30代・長野県・子ども3人)

『新幼児と保育』2016年10・11月号

【5】『ノンタン ぶらんこのせて』

キヨノサチコ/作・絵 偕成社

◆こんな本

「ノンタンノンタン、ぶらんこのせて」「だめだめ、まだぼく、ちょっぴりしかのってないんだもん」ノンタンが生まれた1970年代はじめ、絵本の主人公の多くは依然として、〈大人の望む子ども像〉が求められていました。そんな中、ノンタンはお友達にブランコを譲らず、おねしょも、散らかしっぱなしも、し放題。何でも楽しくやってのけます。そんなノンタンを、大人たちは〈悪い子〉としましたが、子どもにとってはどうでしょう? そう、本当はブランコは譲りたくないし、おねしょも、散らかしっぱなしも、「ぱっぱらぱなし」でいたい。ノンタンは子どもたちの本音に支持され、読み継がれてロングセラーとなり、シリーズ累計ミリオンセラーの絵本となりました。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「子どもがノンタン大好きなので、暗記するくらい何度も読みました。 ブランコにたくさん乗りたいノンタンとブランコの順番を待ってるお友達という、子どもにも身近なテーマとリズム感のある文章で、落ち着きのないうちの子も興味深々に聴いてくれました」(30代・神奈川県・子ども2人)

『新幼児と保育』2017年8・9月号

【6】『おいもさんがね・・』

とよたかずひこ/作・絵 童心社

◆こんな本

地上に引っぱりあげられたおいもさんたち、勢い余って池に落ちてしまいます。木の葉に隠れて震えていると、炎が現れ「しんぱいごむよう!」そして焼きいものできあがりです!

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「ほんわかした絵柄がとても可愛く、このシリーズの最後の決め台詞が読み手側も聞き手側もとても面白く盛り上がる場面で、絵本の時間を楽しめている」(30代・長崎県・子ども2人)

『新幼児と保育』2014年10・11月号

【7】『そらまめくんとながいながいまめ』

なかや みわ/作 小学館

◆こんな本

教え子のTさんが年の離れた弟さんと一緒に読んだという『そらまめくんとながいながいまめ』(2009年)のエピソードを披露してくれました。「こんな長い豆ありえない、と弟がいうのでケンカをしました。弟はすぐに泣いて母を味方にするから悔しくて、夏休みにほかの豆も本当かどうか、図書館で調べて自由研究にしました」というTさんの発表に、「そらまめくんLOVEだねぇ」と拍手喝采。楽しい授業となりました。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「いろんな豆があることにびっくりしていた」(30代・山口県・子ども2人)

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【8】『おべんとうばこの うた』

さいとう しのぶ/構成・絵 ひさかたチャイルド/チャイルド本社

◆こんな本

子どもたちが大好きな「おべんとうばこ」のわらべうた絵本です。はじめてわらべうたをうたう子に簡単で、ぴったりの絵本。「これくらいの おべんとうばこに」の歌に合わせて、おかずたちがおべんとうばこに飛び込んでいきます。みんな踊りながら、楽しそう!

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「お歌の絵本は 歌を覚えて 一緒に楽しく歌えるので 好きです」(20代・兵庫県・子ども1人)

『edu』2015年5・6月号

【9】『いない いない ばあ』

文:松谷みよ子 絵:瀬川康男 童心社

◆こんな本

「にゃあにゃが いないいない ばあ」「くまちゃんが いないいない ばあ」。このシンプルなくり返しがたまらなく楽しい、超ロングセラー。

◆対象年齢

0歳~

◆ママパパの口コミ

「私の小さい頃から読んでいた絵本ですが、子どももとても小さい頃からとても気に入っていました。自分でも字が読めるようになってもよく読んでいます」(30代・岡山県・子ども3人)

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【10】『がたん ごとん がたん ごとん』

安西水丸/作 福音館書店

◆こんな本

1987年の出版以来、汽車から電車に時代が変わっても、なぜか「がたんごとんがたんごとん」のフレーズは子どもたちを魅了し続けています。その実力は、多くの児童図書館員から「困ったときのお助け本です。読み終えるとすぐもう一回っていわれます」と称されるほど。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「がたんごとん、という言葉も喜んで、次に出てくる絵は何か考えて答えながら楽しんでいました」(30代・長野県・子ども3人)

『0・1・2歳児の保育』2016年夏号

教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

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文・構成/HugKum編集部

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