宇宙・夜空の絵本おすすめ11選|『ぼくはうちゅうじん』など名作をプロと編集部が厳選

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんとHugKum編集部が、子どもに読み聞かせたい宇宙や夜空の絵本や図鑑を厳選!小学館の児童誌掲載の人気コラムからピックアップしました。

プロおすすめの宇宙の絵本

【1】『たなばたバス』

藤本ともひこ/作・絵 すずき出版

◆こんな本

好評のバスシリーズのたなばたバージョンです。今夜は七夕なのに、天気予報は大雨。バスとねずみのみんなは、織姫と彦星のためになんとかしようと、天の川まで出かけます。七夕の絵本は由来を描いたものが多く、乳幼児さん向けは少ないようでが、この絵本なら、ストーリーを追えない子たちも、音(ことば)や動作を楽しめます。

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2017年6・7月号

【2】『はなび ドーン』

カズコ G・ストーン/作 童心社

◆こんな本

深い藍色の画面に「シュー」と一筋の白い筋「なーにかな」。ページをめくると「パンッドーンは・な・び」。『はなび ドーン』は表紙から裏表紙まで、一貫して全部花火の絵本です。実際の花火を見たことのない乳児さんでも、鮮やかな花火とくり返される擬音語に夢中になります。「おおっ!」と声を上げる子、拍手をする子、見入って動かなくなる子、その子なりのうれしい気持ち総動員のようなかわいい反応が楽しい絵本です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『0・1・2歳児の保育』2017年夏号

3歳におすすめの宇宙の絵本

【1】『お月さまってどんなあじ?』

マイケル・グレイニエツ/作 らんか社

◆こんな本

丸いお顔のお月さまに積み重なる動物。子どもたちの好きな要素にハラハラ感が加わって、大人気の1冊。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『よるのえほん』

バーバラ&エド・エンバリー/作 木坂 涼/訳 あすなろ書房

◆こんな本

日本では2011年刊行ですが、海外では50年も読み継がれている作品。夜になると暗がりを怖がる子どものために あらすじ 夜にしか見えないもの、夜ならではのお楽しみ。花火や北斗七星、ホタル……。心地よい言葉と絵のイメージが、怖い夜を楽しくしてくれます。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

4歳におすすめの宇宙の絵本

【1】『おつきさま、こんばんは!』

市川里美/作・絵 講談社

◆こんな本

物語は人形たちのささやきから始まります。夜の窓辺で、人形たちがおつきさまに向かって「こんばんは!」。そして自分と月にまつわるエピソードを、おつきさま本人に向かって思い思いに語ります。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年8・9月号

5歳におすすめの宇宙の絵本

【1】『ここがぼくのいるところ』

ジョアン・フィッツジェラルド/作 ほるぷ出版

◆こんな本

地球の上に国がある。国の中には町がある。町があって…ここが僕のいるところ!自分の世界を広げる本。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『玉の図鑑』

森戸祐幸/監修 学研プラス

◆こんな本

子どもたちが好きな「玉」に徹底的にこだわった絵図鑑には、宇宙の天体からボールペンの玉、シャボン玉やダンゴムシに花火まで!身のまわりの、ありとあらゆる「玉」が詰まっています。どのページから見ても、どこかのページだけを見ていても、それはOK。子どもたちの好きなようにさせましょう。見たあとはきっと「玉探し」がしたくなります。

◆対象年齢

4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年8・9月号

教えてくれたのは


児玉ひろ美さん

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

 

 

編集部おすすめの宇宙の絵本

【1】『宇宙においでよ!』

野口 聡一・林 公代/作 講談社

◆こんな本

2度宇宙へと行った宇宙飛行士の野口聡一さんが案内する、「宇宙一わかりやすい宇宙の本」。
長期滞在をした宇宙ステーションでのくらしについてや、野口さんが宇宙飛行士になるまでの話、また読者の子どもたちと宇宙がこれからどんな関わりを持っているのか、などなど、楽しいイラストとともに宇宙について楽しくわかりやすく書かれた1冊。

宇宙でラーメンを食べる!という長年の夢を叶えた野口さんのエピソードなど、リアルな宇宙での話がたくさん出てきて、宇宙好きキッズでなくとも、思わず夢中で読んでしまう内容です。

【2】『ぼくはうちゅうじん』

中川 ひろたか/作 はた こうしろう/絵 アリス館

◆こんな本

2015年度読書感想文コンクール小学校中学年課題図書にもなった絵本。

キャンプに来ていたぼくは、夜明け前に、お父さん、お母さんといっしょに星を見ながら、色々な話をします。「ちきゅうも、ほしなの?」 「うちゅうに、ほしは いくつあるの?」家族三人が見上げる空には、無数の星や大きな月が輝いています。星座を探したり、宇宙について話をしたりする中で、太陽の重要性や、光り輝く星の光が、実は何年も前のもの…という科学的な内容にも触れられています。

はた こうしろうさんの夜空の絵がとても美しく、地球から宇宙へと夢を大きく広げるストーリーをいっそう盛り上げてくれます。

【3】『月をめざしてしゅっぱつ!』

山本 省三/作 本田 隆行/監修 小学館

◆こんな本

子どもにぜひ読んでほしい月の科学絵本です。ロケットを作る仕事をしているお父さんの4人家族がロケットで月へ到着するまでを、わかりやすくお話にしています。「月の満ち欠けはなぜ起きるのか」「宇宙服はなぜ必要なのか」「なぜロケットが飛ぶのか」「無重力だとどうなるのか」などを、ひとつひとつ子どもにもわかるように説明しています。月を知る初めの一歩になるこの本で、親子の会話も豊かになりそう。小学校低学年の夏休みの自由研究にもオススメのテーマが満載です!

 

【4】宇宙探検えほん

宇宙航空研究開発機構(JAXA)/監修協力 高橋伸宏 / 監  池下章裕/編 小学館

◆こんな本

宇宙に興味はあるものの、なかなか調べるのが難しい宇宙。
太陽系・銀河系の惑星、世界のロケット、世界の宇宙飛行士、国際宇宙ステーション(ISS)、未来の宇宙計画などについて、知りたいことがすぐに調べられるように、わかりやすくリアルイラストと写真を使って図解されています。
内容を一部ご紹介すると、日本の“はやぶさ”のような探査機は各国で開発されていますが、どこの国の探査機が宇宙のどこまで飛んでいて、何がわかっているかを紹介する「探査機宇宙マップと天体図鑑」。世界のロケット打ち上げ場と「ロケット図鑑」。宇宙飛行士になるにはどうすればいいの?世界の宇宙飛行士を集めた顔写真入りの「宇宙飛行士名鑑」など。

ながめているだけでワクワクする、難しい宇宙図鑑の入門に最適な図鑑絵本です。

 

文・構成/HugKum編集部

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