「ENHYPEN」メンバーの名前とプロフィール
2020年6月から放映されたMnetの超大型プロジェクト『I-LAND』で選ばれた最終メンバー、JUNGWON(ジョンウォン)・HEESEUNG(ヒスン)・JAY(ジェイ)・JAKE(ジェイク)・SUNGHOON(ソンフン)・SUNOO(ソヌ)・NI-KI(ニキ)7人の多国籍メンバーで構成されたボーイグループ。
チーム名の「ENHYPEN」は、記号の「ハイフン」が意味するように、お互いに異なる環境でちがう人生を生きてきた7人の少年が「つながり」、お互いを「発見」、ともに「成長」するという意味を持つ。また、音楽を通じて人と人、世界と世界をつなぐという抱負も込められています。
2021年7月に日本デビューシングル『BORDER:儚い』、2022年セカンドシングル『DIMENSION:閃光』を発売、2作連続オリコン週間シングルで1位を記録。海外アーティスト史上初の快挙を成し遂げた、今もっとも話題沸騰中のグローバルアーティストです。
ENHYPEN、待望の来日!日本のENGENEとついに初対面
最初に登場したのはK-POPアーティストからの信頼も厚いMC・古家正亨さん。「ついにこの日がやってきました。日本でイベントを行うのはこれが初めてです。本人たち絶好調です、期待してください」と会場を盛り上げます。
呼び込みとともに現れたENHYPENの姿に、肌寒さを感じていた会場が一気に熱気に包まれます。ENGENE(エンジン・ENHYPENのファンの総称)はまだ声を出せない状況でしたが、声援の代わりに大きな拍手で迎えられ、メンバーたちからも大きな笑顔がこぼれます。
初めてのショーケースということで、まずはメディアによる写真撮影から。次々と切り替わるオーダーに最初は慣れない様子でしたが、リーダーを務めるJUNGWONが号令をかけ、しっかりとポージングを決めていきます。
決めたはずが全員のハートポーズがバラバラだったり、「さすがグローバルK-POPライジングスターですね」と合いの手を入れる古家さんを集合写真に入れようとするお茶目な場面も。普段見られない貴重な撮影風景をじっと見守るENGENEの姿が印象的でした。
次のステージのために整えるために一度退場する際、「また出てきます」と伝えたくて、JAYに日本語を教えてもらうHEESEUNG。ENGENEに会えたことが本当に嬉しそうです。
日本語のあいさつも完璧!
再び登場すると、会場がさらに熱を帯びます。「疾走感あふれるギターのカッティングから始まる、ポジティブな曲です」というNI-KIの曲紹介のもと、『Make the Change』を初披露。
続いてのトークセッションでは、今回の来日のために覚えたという日本語を全員が披露します。
JAKE「初オフラインショーケースにきてくれたエンジンのみなさん、ありがとうございます!」
JAY「お忙しい中ご参加頂いてありがとうございます。お会いできて嬉しいです!」
古家さん「(流暢すぎる日本語に)もうプロですね」
HEESEUNG「日本初のオフラインショーケースのためにたくさん準備したので、一緒に楽しんでください」
JUNGWON「とても緊張していていますが、ENHYPENの新しい姿をお見せできて嬉しいです」
SUNGHOON「(ひときわ大きな声で)素敵な音楽とパフォーマンスを準備してきました!楽しみにしてください!」
NI-KI「ENGENEはもちろん、古家さんとやっとオフラインでお会いできて嬉しいです。今日は良いステージをお見せできるように頑張ります」
SUNOO「日本での初のアルバムについての話ができるので、嬉しいです。より成長した姿をお見せします」
個別挨拶の後は、待望のトークセッションへ。JUNGWONが「オンラインでしかお会いできる機会がなかったから、こうやって来てくれて嬉しいです」と話すと、SUNOOも「僕もとってもわくわくしていて嬉しいです。一緒にいる時間が夢のよう」と興奮した様子で話します。
NI-KI「今こうやってENGENEの皆さんを見ることができたので、日本に来たことをちょっとずつ実感しています」と感慨深そうに話すNI-KIに、古家さんが思わず「生で聞くといい声だね〜!ラジオで聴くよりいい声」と漏らし、会場も大きくうなずいて同意。「古家さんのほうがいい声ですよ!」と照れて謙遜する微笑ましい姿も。
日本での『Make the Change』初パフォーマンスについて、その堂々としたステージから想像できないほど緊張したと、メンバーが口を揃えていました。
JAY「すごく緊張したんですけど、必ず皆さんにお見せしたいと思っていたので、パフォーマンスすることができてとてもうれしかったです」
まだ歓声をあげられない日本ENGENEですが、「歓声出せないのは残念ですけど、気持ちと熱気が伝わってきました」とSUNGHOON。JAKEも「こうしてたくさん目を合わせていると、たくさんの愛を感じます」と笑顔を見せました。
ショーケース前日の10月25日に発売された1stアルバム『定め』は、10月25日付のオリコンデイリーアルバムランキングに続き、26日付けでも1位になったことが発表され、メンバーとともに喜びを分かち合う場面もありました。
このアルバムのタイトル曲である『Future Perfect(Pass the MIC)』は「自分たちの使命に気づいた少年たちが、『先に進むから一緒に進もう』という歌です。タイトルどおり周りの人にマイクを渡して、僕たちだけの未来を気づいていくんだという意思が込められています」(JUNGWON)。
ショーケース前日に日本に到着したばかりのENHYPEN。今回日本に来てやってみたかったことについて聞かれると、メンバーのテンションもひときわアップ。
JAKEが「日本のエンジンの皆さんとたくさん過ごしたい」と言った後、唐突に日本語で「ぼくはラーメンが食べたいです!」と発表。ここからそれぞれの食べたいものの発表が始まります。
JAY「僕も」
HEESEUNG「僕はラーメンと担々麺と、焼き肉を食べました」
JAY「鉄板焼が食べたい」
NI-KI「大阪でたこ焼き」
と、さっきまでの緊張を忘れた様子で盛り上がるメンバーの姿が印象的でした。
「ENGENEしか勝たん!」(HEESEUNG)
ENGENEと楽しく過ごしたショーケースもあっという間に終わりの時間に。最後に思い思いの言葉でENGENEへの感謝を伝えました。
JAKE「今日はお忙しい中会いに来てくださってありがとうございます。僕は日本に来たのは2回目だけど、お会いできて幸せです!ありがとうございます、愛してる」
JAY「ようやく皆さんに会えて嬉しいです。心は通じると言うじゃないですか。遠くにいても、心は通じてます」
HEESEUNG「これからツアーを回って、たくさんいい経験を積んでいきたいです。ENGENEしか勝たん!」
JUNGWON「野外の会場では初めてでしたが、一緒にいられるだけでもいい思い出です。ENGENEの皆さん、風邪引かないでくださいねー!」
SUNGHOON「僕たちは、いつになったら実際会えるかと話していたので、直接会えて本当に嬉しいです。ENGENEがいるから元気が出せます。これからもかっこいい姿をたくさんお見せします。ENGENE、愛してる!」
NI-KI「こんなに寒い中来てくれて、ありがとうございます。アルバムとツアーを準備したけど、みなさんとたくさん楽しい幸せな思い出をいっぱい作りたいと思います」
SUNOO「とても気分がいいです。こうやってENGENEの皆さんと向かい合って、目を合わせる日がきてほんとに嬉しいです。皆さんと幸せな思い出をたくさんつくっていきたいです!ありがとうございます」
最後に『Future Perfect(PASS the MIC)[Japanese Ver.]』のステージを初披露。肌寒かったこの日、「すぐに帰って寒くならないよう、熱いステージを用意しました!」という言葉どおり、会場の熱気が最高潮に達しました。
11月1日より、ワールドアーの日本公演「ENHYPEN WORLD TOUR ‘MANIFESTO’ in JAPAN」が開始。日本ガイシホールを皮切りに、大阪城ホール、横浜アリーナでの全6公演を行います。「日本のアルバムはもちろん、韓国で発売したアルバムの収録曲もたくさん披露するつもりです。期待してください!」というHEESEUNGの言葉どおり、最高のステージになっている様子。
テレビなどの露出も今後多くあるため、気になった方は今がチャンス!ぜひ生で動く姿を目に焼き付けてくださいね。
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写真/五十嵐美弥 取材・文/HugKum編集部