幼児・乳幼児におすすめ絵本60選|0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳の年齢別に厳選!読み聞かせのコツも!

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんと編集部が、0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳と幼児の年齢に合った楽しめる絵本を厳選。クリスマスや誕生日などのプレゼントにも最適です。小学館の児童誌掲載の人気コラムなどからピックアップしました!読み聞かせのコツも合わせてチェック!

0歳におすすめの絵本

【1】『いない いない ばあ』

文:松谷みよ子 絵:瀬川康男 童心社

◆こんな本

「にゃあにゃが いないいない ばあ」「くまちゃんが いないいない ばあ」。このシンプルなくり返しがたまらなく楽しい、超ロングセラー。

◆読み聞かせのコツ

この絵本を初めて読むときは、まず遊びましょう。乳児さんはその楽しさを経験しないまま、いきなり絵本で遊びを楽しむことはできません。たっぷり遊び、その延長で読み聞かせましょう。「いない いない ばあ」で絵と子どもが向き合えるよう、絵本の位置や高さに気をつけます。抑揚や表情は自然につける程度に、演技や大げさな身ぶりは必要ありません。くり返し何回でも楽しめる1冊です。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【2】『パタパタあそぼう いない いない ばあ!』

ジュリアーノ・フェリー/作 小学館

◆こんな本

集団より、1対1が適した単純なしかけの絵本です。ひとり座りができない子はひざに乗せ、一緒に絵本と向き合いましょう。

◆読み聞かせのコツ

表紙以外に言葉はありません。話しかけながら、ゆっくりしかけをめくってください。お気に入りのページは、くり返し何回でも遊ぶとよいでしょう。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【3】『だるまさんが』

作・絵:かがくい ひろし ブロンズ新社

◆こんな本

「だるまさんが」ときたら……「転んだ?」と思いますね。でもここに描かれただるまさんは、次々に予想外のリアクションを見せます!

◆読み聞かせのコツ

0歳児も5歳児も一緒に楽しめる絵本です。「だ・る・ま・さ・ん・が」のページはリズミカルに読んだ後、十分に間をとってから次のページへ。「どてっ」で子どもたちは大喜びをしますが、しばらく待てば次への期待感からか、ちゃんと絵本に集中します。だるまさんになりきって体を動かしたり、オノマトペ(「どてっ」などの擬声語)を変えて読んだり、さまざまに遊べます。ビッグブックもあり。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【4】『くっついた』

作・絵:三浦太郎 こぐま社

◆こんな本

あひるさんとあひるさんのくちばしが、ぞうさんとぞうさんのお鼻が……「くっついた!」。最後には、「わたし」のほっぺとおとうさんのほっぺもくっつきます!

◆読み聞かせのコツ

0歳児さんには「くっつく」ことも遊びです。読み聞かせというより、歌うように読み、遊んでください。くり返しの「くっついた」は、大げさに語尾を上げず丁寧に読むとよいでしょう。言葉を覚え始めた子どもはシンプルな言葉のくり返しが楽しく、「たぁ」「たぁ」と語尾だけ一緒に参加したりします。「くっついた」は、頬を両手でやさしく包むしぐさでもいいですね。さまざまに楽しめる1冊です。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【5】『ばいばい』

作 ・ 絵:まつい のりこ 偕成社

◆こんな本

いろんな動物が出てきて「こんにちは」「ばいばい」をします。はっきりとした色使いや、めくりやすい構造で、小さい子にとっても愛着がわくでしょう。

◆読み聞かせのコツ

「こんにちは」と「ばいばい」のくり返しが楽しい絵本。最初は、お辞儀をして「こんにちは」、手を振って「ばいばい」と、遊びながら読むとよいでしょう。何回か読むうちに、自然に「こんにちは」「ばいばい」の遊びが始まります。挨拶ですから、きちんと子どもと目を合わせて読んでください。シンプルな言葉だけに、子どもの母語になる地域のイントネーションが反映されます。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【6】『わんわん わんわん』

作・絵:高畠 純 理論社

◆こんな本

動物の鳴き声が、さまざまな書体、デザインで配置されていて、同じ「わんわん」でも、それぞれに違った気持ちが込められていることがよくわかります。

◆読み聞かせのコツ

0~1歳児の好きな動物の鳴き声だけで構成された絵本です。最初は動物の絵を指さして読みましょう。何回か読むうちに、絵を指さすだけで子どもから自然に鳴き声が出たり、鳴き声を聞いて子どもたちが動物を指さしたりして遊べます。右ページに描かれた動物の絵の位置に合わせ、左ページの文字が左右に散っています。読み方に決まりはありませんが、上から下へ読むとスムーズです。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【7】『ころ ころ ころ』

元永定正/作 福音館書店

◆こんな本

色と音(言葉)の絵本です。月齢や状態(機嫌がよい、眠いなど)によって、さまざまな読み方が自由にできます。

◆読み聞かせのコツ

子どもの表情を見ながら、語りかけるような素直な気持ちで、リズミカルに読んでみたり、ゆったり読んでみたり、いろいろ工夫してみましょう。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『たたくと ぽん』

寺村輝夫/作 和歌山静子/絵 あかね書房

◆こんな本

たまごを「ぽん」とたたくと、ひよこが現れ、ひよこをたたくとにわとりに変身!絵本でたっぷり遊べます。

◆読み聞かせのコツ

絵本を使って遊びます。「ぽん」とたまごをたたくとひよこ。ひよこをたたくと、にわとりに。「ぽん」を先に読んでから、ページをめくると効果的です。そのとき、読み手は絵を、子どもたちは自分のおなかを、「ぽん」と軽くたたきます。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【9】『しましまぐるぐる』

絵:柏原晃夫(かっしー) 学研教育出版

◆こんな本

生後6か月くらいまでの赤ちゃんでも注目してしまう配色や形などを取り入れて作られた絵本です。でも大きい子でも、大人でも楽しめそうなキュートな絵本。

◆読み聞かせのコツ

色と音(ことば)を楽しむ絵本は、間をしっかりとって、目と耳それぞれが楽しむ時間を十分にとると満足感が高くなります。「しましましま」「ぐるぐるぐる」などのくり返し言葉は、そのリズムが心地よく耳に届くよう、明確に音を発します。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

1歳におすすめの絵本

【1】『さんかくサンタ』

tupera tupera/作 絵本館

◆こんな本

さんかくの形をしたサンタさんが、いろいろなまるやしかくのものにふれあう楽しいお話。読後は、お絵描きや、工作も楽しめます。まる、さんかく、しかく 形を覚え始めた子にぴったり!

◆読み聞かせのコツ

リズム感を大切にゆっくり読めば、子どもは内容をすっと理解することができます。読み聞かせのあと、三角の紙に「さんかくサンタ」やクリスマスツリーを描いたり貼ったりしても、楽しいですよ。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【2】『おしくら・まんじゅう』

かがくい ひろし/作 ブロンズ新社

◆こんな本

おしくらまんじゅうで押されたこんにゃくは、まんじゅうたちをはね飛ばす! 次は、納豆や、おばけとおしくらまんじゅうしたらどうなる?「冬ならでは」の遊びの楽しさを伝えたいときに。

◆読み聞かせのコツ

冬の遊び「おしくらまんじゅう」の絵本です。子どもと「そーれ♪ おしくら……」と、声をかけながら読むと楽しいでしょう。1歳児は会話や遊びの延長と考えて。本のとおりに読まなくても大丈夫です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【3】『すいすいたこたこ』

とよたかずひこ/作・絵 すずき出版

◆こんな本

お正月の家族の風景が登場します。しろくまさん一家、あざらしさん一家が、家族そろって凧揚げをしています。「すい すいたこ たこ すい すい たこ たこ たこ たこ あがれ」。本物のたこさんが揚がっています。お正月は空を泳げるんです、というユニークな展開。はねつき、ししまい、と楽しい場面がいっぱい。

◆読み聞かせのコツ

表紙の、凧の糸を持ち、空を見上げる動物たちにつられ、子どもも自然と空を見上げてしまいそうな楽しい絵本です。語感がうれしいオノマトペのくり返しは、読み進めるうちに、子どもたちがくり返し言葉をまねし始めたら、その部分を一緒に、もう一回、読むとよいでしょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2015年12・1月号

【4】『せつぶんワイワイ まめまきの日!』

ますだゆうこ/作 たちもとみちこ/絵 文渓堂

◆こんな本

節分の日、かくれんぼで仕方なくオニになったちょっぴり弱虫のたかし。そこに現れたのがオニの子〝キッチ〟。オニになりたくなかったんでしょ? と聞かれ、つよしに勝手にきめられたからと話します。 実はつよしには、いばりんぼうの〝リンリンボウ〟というオニがついていて、だから悪い子になっちゃうんだと聞かされました。キッチとたかしは力を合わせてリンリンボウをやっつけることに。

◆読み聞かせのコツ

読み聞かせの前後につい、説明をしたくなりますが、鬼=邪気を払うという、節分の行事の願いがそのまま物語のテーマになっていますので、丁寧に読み聞かせることで思いは伝わります。余分な説明はせず、子どもが感じるがままで、いさせてあげましょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年2・3月号

 

『edu』2015年5・6月号

【5】『ととけっこう よがあけた』

こばやし えみこ/案 ましま せつこ/絵 こぐま社

◆こんな本

タイトルと同名のわらべうたの絵本。巻末に楽譜がありますが、そのとおりでなくてもかまいません。歌いながらページをめくってください。

◆読み聞かせのコツ

歌えなくても大丈夫。わらべうた絵本は、読むだけでもその楽しさが伝わるよう工夫されています。明るくリズミカルに読んでください。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【6】『あかちゃんたいそう』

鈴木まもる/作 小峰書店

◆こんな本

「ほっぺとほっぺすりすり」とリズミカルなことばを用いて親子で楽しく遊べます。

◆読み聞かせのコツ

まずは読み聞かせてください。2回めはゆっくり読みながら、動作をつけます。理想は大人と子どものペアですが、子どもがひとりで行うのも、ふたり1組で行うのもOK。ほっぺ・鼻・手・足と、それぞれ確認しながら、月齢差に留意して無理のない範囲で楽しみましょう。

◆対象年齢

1歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『あっぷっぷ』

中川ひろたか/文 村上康成/絵 ひかりのくに

◆おすすめポイント

赤ちゃん絵本としては少し大型で迫力満点。読みながら遊べます。にらめっこのルールがわからない小さい子も楽しめる絵本です。

◆読み聞かせのコツ

「にらめっこしましょ わらうとまけよ」と歌いながらペ ージをめくりましょう。くり返しや、絵の表情が楽しく、何回でも遊べます。0歳児より、表情をつくることのできる1歳児のほうが、より一層楽しめます。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『しあわせならてをたたこう』

デビッド・A . カーター/作 大日本絵画

◆こんな本

「しあわせならてをたたこう、パチパチ」と、身近な動物が手をパチパチしたり、しっぽをパタパタしたりするしかけ絵本です。

◆読み聞かせのコツ

くり返し続けて読みましょう。1回めはゆっくり歌いながら、しかけを見せて読み聞かせます。2回めはテンポよく、子どもと一緒にパチパチと。

◆対象年齢

1歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【9】『ハッピー ハロウィン!』

新井洋行/作・絵 講談社

◆こんな本

「とんとんとん」 「はーい どなたですか?」と窓から誰かがやってきます。最初はおばけちゃん、次におおかみおとこくん、そして……誰もいないと思ったら、ドラキュラさん。最後はお待ちかねの魔女さんです。みんながおばけになって楽しむ、ハッピーなハロウィーンの夜!

◆読み聞かせのコツ

子どもに語りかけるように読んでください。「とんとんとん」の言葉のくり返しは、子供と声をそろえていうのもよいですね。最後のカボチャのお面は、ぜひ顔に当て楽しみましょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2015年10・11月号

【10】『クリスマスのおばけ』

せな けいこ/作・絵 ポプラ社

◆こんな本

子どもたちにとっては幸せなクリスマスの日。その夜、おばけの子どもがどうしているかを考えるという愉快でやさしさにあふれる絵本。

◆読み聞かせのコツ

クリスマスとおばけ、子どもの喜ぶもの二段重ねの絵本です。どうぞそのまま、独り言のように読み始めてください。12ページの「おばけの こどもは/どうかしら?」で初めて子どもたちに問いかけ、そのままたっぷり間をあけます。そしてまた独り言のように読み終えるとよいでしょう。◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2014年12・1月号

2歳におすすめの絵本

【1】『もちもちおもち』

庄司三智子/作・絵 岩崎書店

◆こんな本

「みんなだいすき もちもち おもち まるまる かくもち つきたてもち もちもちっとせいぞろい さてさて おもちといったなら…」で始まり、あんこもち、きなこもち、いそべもちなどなど、おもちやおもち料理などがたくさん登場します。おもちの季節にぴったりのユニークな絵も楽しめます。

◆読み聞かせのコツ

いつもの読み聞かせとは少し趣を変え、劇的に読むのもよいでしょう。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2015年12・1月号

【2】『おにのパンツ』

鈴木博子/構成・絵 ひさかたチャイルド

◆こんな本

「おにが パンツを はいたらね… たのしい うたが はじまるよ!」で始まり、「♪おにの パンツは いいパンツ つよいぞ つよいぞ」「とらの けがわで できている つよいぞ つよいぞ」と続きます。「じゅうねん はいても やぶれない」から、「みんなで はこう」となり、動物たちも絵で登場します。

◆読み聞かせのコツ

よく知られた歌の絵本ですが、うたわずに素直に読み聞かせてもかまいません。うたいながら歌詞に合わせて手遊びを添えてもOK。鬼(両手で角をつくる)、パンツ(手を叩いて指で2をつくる)、強い(拳をつくり見せる)、臭い(自分の鼻をつまむ)など、幼い子でも簡単にできる動作が人気です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2016年2・3月号

【3】『しんぶんしでつくろう』

よしだきみまろ/作 福音館書店

◆こんな本

新聞紙で子どもがやってみたいこと、やれそうなこと、おおよそすべて見せてくれます。

◆読み聞かせのコツ

大きく広げて引っぱりっこ、ぐちゃぐちゃ丸めてキャベツ。引っ越し可能なおうちに、巨大な迷路。動物園もできちゃうし、お片づけだって遊びです。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年8・9月号

【4】『おんなじ おんなじ』

多田ヒロシ/作 こぐま社

◆こんな本

言葉のくり返し。「おんなじ」なことと、どちらも2歳児の好きなものです。何回でも、くり返し読んで楽しめます。「おんなじ」なことを子どもたちが納得できるよう、絵を十分に見せてあげましょう。

◆対象年齢

2歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『くらい くらい』

はせがわ せつこ/作 やぎゅう げんいちろう/絵 福音館書店

◆こんな本

夏休みの旅行や帰省先で。いつもと違う寝室も、怖くない! あらすじ 暗い部屋に次々と浮かぶ黒いシルエット。「 誰?  怖い!」という気持ちと、「なーんだ」と、ほっとする気持ちが交互に楽しめます。

◆読み聞かせのコツ

幼い子は、怖いけれど怖くない本が大好き。「まっくら くら くら くらーい」の声は、少し抑えるくらいの読み方で。ホッとする電気が「ついた!」の場面は明るくメリハリをつけると、子どもは怖くありません。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【6】『じゃぐちをあけると』

しんぐう すすむ/作 福音館書店

◆こんな本

水を目の前にした子どもの、やってみたいことおよそすべて、絵本の中で遊ばせてくれます。

◆読み聞かせのコツ

読みながら描かれている動作を、そのままページをめくる手で再現しましょう。

2歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『きんぎょが にげた』

五味太郎/作 福音館書店

◆こんな本

指さし(手でタッチ)ができれば楽しめますから、9か月ころからOKのみつけ遊びの絵本です。

◆読み聞かせのコツ

読み聞かせというより、遊ぶ絵本です。最初に金魚をしっかり見せ、金魚を印象づけてください。あとは軽やかに読んでいきましょう。子どもが指さしで金魚を見つけていきますが、なかには戸惑う子もいます。ページをめくる前には必ず、正解を指さししましょう。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『いろいろごはん』

山岡ひかる/文・絵 くもん出版

◆こんな本

少食、偏食、好き嫌いが多い子に。ごはんが楽しくなる本。ほかほかごはん、ふっくらごはん。ぎゅうぎゅうまきまきおにぎりさん、満面の笑みのお茶漬けさんに、涼しい顔をした雑炊さん。次は何かな?

◆読み聞かせのコツ

言葉にリズム感があるので、そのまま誰が読んでも楽しく読めます。工夫された心地よい言葉の流れを壊さないよう、途中で説明や確認はしません。くり返し出てくる言葉を丁寧に読むと、子どもはいっそう大喜び。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【9】『こうくんとちいさなゆきだるま』

はせがわ さとみ/作・絵 小学館

◆こんな本

絵本を通じて、子どもとの会話を楽しめます。こうくんが庭に作ったゆきだるまに、夜、にょきっと手足が生えてきました。楽しい冬遊びでいっぱいのゆきだるまの世界に行ったこうくんは?

◆読み聞かせのコツ

だるまを探したり、街の看板やお店のメニューを見たり、楽しい絵本。家庭で読むときは、絵を見ながら会話を楽しみましょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【10】『もりでいちばんのクリスマスツリー』

いりやま さとし/作 佼成出版社

◆こんな本

誰のクリスマスツリーが一番か、動物たちは、ふくろうじいさんに決めてもらうことにしました。誰もが皆一番になりたくて、夢中でツリーを飾ります。ところが …。

◆読み聞かせのコツ

冬の森になじみのある動物と、色鮮やかなツリー飾り。絵のやさしいタッチを邪魔しないよう、穏やかに読んでください。クライマックスでは絵が縦開きになり、物語に華やかさを添えます。スムーズにページ展開ができるよう練習をしましょう。子どもたちの歓声があがります。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2016年12・1月号

3歳におすすめの絵本

【1】『たなばたさま きららきらら』

長野ヒデ子/作・絵 世界文化社

◆こんな本

おばあちゃんが女の子とねことたこと小坊主に、七夕飾りの作り方を教えてくれます。七夕の一日の過ごし方が、具体的に絵で描かれています。日本の行事、七夕の準備はこの絵本で

◆読み聞かせのコツ

「本文とイラストの会話、どちらを先に読めばいいですか」という質問が多い作品ですが、ルールはありませんから、自然な流れで読んでください。読み聞かせ終了後は、ぜひ七夕飾りを作りましょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

【2】『おにはそと』

せなけいこ/作・絵 金の星社

◆こんな本

節分の夜のことです。「そら、やっつけろ」「おには そと!」「ふくは うち!」と、豆をぶつけられるおにたち。痛がって逃げていくおにたちと、「おいちいな」と豆を食べるちびおにが残りました。ちびおには、子どもたちと楽しくあそびますが、「ちびおに」が人間につかまったと思った親分は、完全武装で救出に出かけます。さて……。

◆読み聞かせのコツ

表紙を開くと、すぐに鬼のシルエットがあります。つい「鬼だね」「怖いね」など、話しかけたくなりますが、静かに子どもたちを絵に集中させましょう。そのあとのページを想像する楽しさにつながります。親鬼が現れる「あっ また おにが きた」のところも、次で何が起きるか、子どもに考える時間を与えましょう。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2016年2・3月号

【3】『ごめんね!』

ノルベルト・ランダ/作 ティム・ワーンズ/絵 三辺律子/訳 ブロンズ新社

◆こんな本

お友達とケンカしたとき仲直りしたいと思っている子に あらすじ うさぎくんとくまくんは、大の仲よし。ふたりはうさくまハウスで一緒に暮らしています。ある日ふたりが見つけたキラキラ光るもの。ふたりで取り合っているうちに、キラキラはまっぷたつに! ふたりはカンカン、さぁ一体、どうなる?

◆読み聞かせのコツ

光る紙質に、キラキラした加工を施した絵本です。ページをしっかり広げ、その美しさを楽しんでください。最後のページは、子どもがキラキラに託されたメッセージを納得するまで待ちましょう。ただし、幼い子は体験が前提。鏡に姿が映るということを体験していなければ、この絵本は楽しめません。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

【4】『はけたよ はけたよ』

神沢利子/作 偕成社

◆こんな本

たつくんはパンツをひとりではけません。片足をあげると、どてん!「えい、パンツなんかはかないや」と外へかけ出してしまいます。

◆読み聞かせのコツ

自分でパンツがはけるか、否かは、子どもにとって大問題。幼い子の日常生活に添う、明るく楽しい作品。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『とりかえっこ』

さとうわきこ/作 二俣英五郎/絵 ポプラ社

◆こんな本

絵本に限らず、子どもたちはくり返しが大好きです。「かたかた」「じゃあじゃあ」「とんとん」というような音であったり、言葉や遊び、行為や場面のくり返しであったりと、そのかたちはさまざまです。ときとして、大人には単調に思えるようなくり返しさえ、子どもにとっては大切なことだったりするのです。1978年に出版され、以来、たくさんの子どもを楽しませてきたロングセラーの1冊です。

◆読み聞かせのコツ

子どもたちはページをめくるごとに姿を見せる動物を見ては、とりかえっこを予想し、くり返される「なきごえとりかえっこしようよ」の言葉を聞いては「ほらね!やっぱり」と、予想どおりのくり返しを喜びます。子供が次の展開を予想できるように十分な間をとってページをめくりましょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年10・11月号

【6】『コッコさんのともだち』

片山健/作・絵 福音館書店

◆こんな本

人気シリーズ「コッコさん」の5冊目で、1984(昭和59)年から読み継がれている、ロングセラーの絵本です。

◆読み聞かせのコツ

表表紙から裏表紙まで、絵をきちんと見せて読みましょう。説明や誘導は不要です。子どもが感じるがまま、にしておきます。最後の「ひとりじゃない ひとりじゃない。」は、読みにくいかもしれませんが、おまじないのように読むと落ち着きます。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2017年2・3月号

【7】『よるの ようちえん』

谷川俊太郎/文 中辻悦子/写真 福音館書店

◆こんな本

子どもたちがみんな帰ったころを見計らって、幼稚園に現れる不思議な生き物。我がもの顔で遊びまわり、朝が来るとどこかに消えていきます。

◆読み聞かせのコツ

子どもにとって、最も好きで、最も怖い場所は〈夜の幼稚(保育)園〉。タイトルを読んだだけで注目です。表紙をそっと開き、夜の園内へ子どもたちを案内してください。いつもより声のボリュームを落として読むのも効果的。子どもたちはあっという間にその世界に引き込まれることでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年6・7月号

【8】『ちびくろ・さんぼ』

ヘレン・バンナーマン/文 フランク・ドビアス/絵 光吉夏弥/訳 瑞雲舎

◆こんな本

育て世代の方からご質問を受けることの多い絵本ですが、探される方の記憶と物語の内容が随分違うこともあります。でも、「赤くてトラがバターになる話」のヒントで絵本は容易に探せます。

◆読み聞かせのコツ

ことばのリズムを大切にていねいに読んでください。トラがバターになる部分では、「わかった?」などの質問をせず、子供の自発的な感想を待ちましょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年8・9月号

【9】『きょうのごはん』

加藤休ミ/作 偕成社

◆こんな本

「今日のごはんは何?」絵を見るだけでおなかがすく本 あらすじ 一匹のネコの目を通して描かれる、ある日の夕ごはんどきの風景。見開きいっぱいに描かれた焼きサンマやコロッケ、オムレツ。何度も見返したくなる1冊。

◆読み聞かせのコツ

なんてリアルな食事の絵本。いい匂いがしてきそうです。見開きで文章が短いページは、作者が絵にたくさんの思いを込めています。お子さんが納得ゆくまで絵を見せて、ごはんについて、会話を楽しみましょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

【10】『ハロウィン ドキドキ おばけの日!』

ますだゆうこ/作 たちもとみちこ/絵 文渓堂

◆こんな本

ハロウィーンが苦手なレイは、おばけや悪霊が大きらい。みんなはどんな仮装をするか楽しみにしているけれど、こわがりのレイはしかたなく、目立たないやさしいおばけを作ることに。かわいいおばけができたから、それをかぶって寝たら、真夜中にそっくりのやさしそうなおばけが浮かんで……。

◆読み聞かせのコツ

少し長めの内容ですが、子どもたちの大好きなおばけが出てきますから大丈夫。テンポよく読んでください。行事のヒントやアイデアの部分は読まずに、お話の流れを大切にするとよいでしょう。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2015年10・11月号

【11】『ばばばあちゃんのクリスマスかざり』

さとう わきこ/作 福音館書店

◆こんな本

親子でクリスマスを心待ちに楽しむために あらすじ クリスマスを楽しむための知恵と工夫を、ばばばあちゃんが教えます。つるす飾りやツリー、庭の彩りまで。最後のアイデアは特にまねしたくなります。

◆読み聞かせのコツ

人気の「ばばばあちゃんシリーズ」です。絵の中のセリフは、下方の本文見開き分を読んだあとに読むとよいでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

4歳におすすめの絵本

【1】『まゆとおに やまんばのむすめ まゆのおはなし』

富安陽子/作 福音館書店

◆こんな本

元気な女の子が主人公ですが、男の子にも大人気。少し長めのお話も、まったく気にならない楽しさです。

◆読み聞かせのコツ

節分のころに人気の作品ですが、一年中いつでも楽しめます。まゆとおにの会話をテンポよく楽しんでください。

◆対象年齢

4歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『さくら』

長谷川摂子/作 福音館書店

◆こんな本

桜の一年を追った美しい絵本。

◆読み聞かせのコツ

静かで写実的な絵と、詩情豊かな言葉に子どもも魅了され、聞き入ります。

◆対象年齢

4歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【3】『だって だっての おばあさん』

佐野洋子/作・絵 フレーベル館

◆こんな本

「だってわたしはおばあちゃんだもの」が口癖のおばあさん。しかし99回目の誕生日にアクシデントが起こって、「5さい」としての愉快な生活が始まりました!

◆読み聞かせのコツ

主人公はなんと98歳のおばあさん! 子どもたちはその数字に驚きます。反面、実際には98歳がどんな年齢なのかは想像ができてはいないことでしょう。読み手も特別に98歳を意識せずに(それでもきっと、3歳のようには読まないでしょう?)、読んでください。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年8・9月号

【4】『へんしんトンネル』

あきやま ただし/作・絵 金の星社

◆こんな本

繰り返されることば遊びの絵本です。お話し会では子供たちが「ほら、また!しつこいなぁ!」 と、文句をいいながらも笑顔で『へんしんトンネル』に身を乗り出し、「こらっこらっ こらっ…らっこらっこらっこ」と声を張り上げたりします。

◆読み聞かせのコツ

ことばがうまくひっくり返るよう、一度は練習した方がよいですね。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年10・11月号

【5】『よふかしにんじゃ』

バーバラ・ダ・コスタ/文 エド・ヤング/絵 長谷川義史/訳 光村教育図書

◆こんな本

絵本に関心がない子もとことん楽しめる工夫が満載。前半では、暗闇を自在に動いてみせる「よふかしにんじゃ」。でも、途中でおかあちゃんに遭遇し、なりきり忍者ごっこはあえなく終了です。

◆読み聞かせのコツ

表紙を開いて、見返し部分の絵を見せたら、表紙が上になるように90度回転させてください。その理由は、次の中扉。遊び心いっぱいの絵本です。ママが関西弁を話せなくても大丈夫。気にせず読める楽しさです。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

【6】『しゃっくりがいこつ』

マ ージェリー・カイラー/作 S・D・シンドラー/絵 黒宮純子/訳 らんか社

◆こんな本

しゃっくりが止まらなくなってしまったがいこつ。友達のオバケは、怖い顔でおどかして止めてあげようとしますが、怖いものを見慣れているがいこつは、もはや驚けません!

◆読み聞かせのコツ

この絵本は、中扉前の「ヒック ヒック ヒック」から物語は始まりますので、飛ばさず読みましょう。ほぼ全ページに「ヒック ヒック……」とありますが、どのページも、本文を読んだ後に読むとよいでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年10・11月号

【7】『トラのじゅうたんになりたかったトラ』

ジェラルド・ローズ/作 岩波書店

◆こんな本

愉快なインドの昔話です。少し長いお話を、読んでみたい、聞かせてあげたい、そのどちらにもぴったり。

◆読み聞かせのコツ

お話の展開が軽妙で長さがまったく気になりません。テンポよく読むといいでしょう。

◆対象年齢

4歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『いもほり』

はまの ゆか/作 ほるぷ出版

◆こんな本

絵本を通じて、子どもに新しい体験をさせたいときにおすすめです。はるくんはあきちゃんとおじいちゃんの畑へ。初めていも掘りと焼きいもを体験。土の匂いやいもの重み、あらゆるものがふたりの心を動かします。

◆読み聞かせのコツ

いもを掘る、いとこのあきちゃんとはるくん。特別な事件は起こりませんが、いものツルの下にいる虫に驚いたり、おじいちゃんといもを焼いたり。ふたりの気持ちに寄り添い、幅広い年齢で楽しめます。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

【9】『おさるのジョージ ハロウィーン・パーティーにいく』

M.&H.A.レイ/原作 福本友美子/訳 マーサ・ウェストン/画 岩波書店

◆こんな本

かわいいこざるのジョージは、とても知りたがり屋。なかよしの《きいろぼうしのおじさん》と一緒に、友達のグレイさんのうちのパーティーに出かけます。

◆読み聞かせのコツ

アニメキャラクターのジョージになじみのある子どもが多いことと思いますが、読み聞かせにはやはり、絵本のジョージをおすすめします。表紙から裏表紙まで、ゆっくり子どもたちに見せて読むとよいでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2015年10・11月号

【10】『クリスマスのふしぎな はこ』

長谷川摂子/文 斉藤俊行/絵 福音館書店

◆こんな本

「ぼく」が見つけた、見慣れない箱。それは、サンタさんの様子を映し出す、不思議な箱でした。箱をのぞき込むたび、サンタさんは町に近づいてきます。

◆読み聞かせのコツ

サンタクロースを待ちわびる気持ちを大切にしたいときにピッタリの絵本です。シンプルに読むといいでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

5歳におすすめの絵本

【1】『かさじぞう』

瀬田貞二/再話 福音館書店

◆こんな本

日本の最も美しい昔話絵本の1冊。

◆読み聞かせのコツ

墨絵で描かれた雪の質感が印象的で、寒い季節にぜひ読みたい。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『ともだち いっぱい』

新沢としひこ/作 大島妙子/絵 ひかりのくに

◆こんな本

入園・進級の時期、「お友達できるかな……」と不安な子に。

◆読み聞かせのコツ

「ともだちの ともだちは ともだち!」が、おまじないのようなキーワードで展開。くり返し出てくる言葉は、子どもと一緒に読むと楽しくなります。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

【3】『わたしのすきなもの』

フランソワーズ・セニョーボ/作 偕成社

◆こんな本

「すき」と、声に出しただけで心が温かくなるような絵本です。

◆読み聞かせのコツ

やわらかくやさしい絵本は、甘すぎないよう、シンプルに読むのがコツです。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【4】『おじさんのかさ』

佐野洋子/作 講談社

◆こんな本

立派な傘が濡れぬよう、雨が降っても傘をささないおじさん。そのおもしろさを、子どもたちは楽しみます。

◆読み聞かせのコツ

雨音のオノマトペは歌うように楽しく読んでください。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『たなばた』

君島久子/再話 福音館書店

◆こんな本

繊細な絵と言葉で綴られた美しい七夕の由来絵本です。

◆読み聞かせのコツ

そのよさを伝えられるよう、はっきりとていねいに読みましょう。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【6】『なつのいちにち』

はた こうしろう/作 偕成社

◆こんな本

急な夕立で、家で過ごす夏の一日にぴったり。暑い夏の日、麦わら帽子をかぶり、虫捕り網を手に、山を目指す少年。セミの鳴き声、草の匂い、照りつける太陽……夏の情景が画面からあふれ出るようです。

◆読み聞かせのコツ

言葉が少なくて、最初は戸惑うかもしれません。夏の経験がまだ少ない子どもたちですが、知っている限りの夏の記憶を総動員して、「夏の音や匂いや空気」を見つけ、さまざまなことを感じるはず。親子で夏を味わって。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

【7】『王さまと九人のきょうだい』

君島久子/訳 岩波書店

◆こんな本

大人になっても覚えている人が多い昔話。

◆読み聞かせのコツ

少し長いお話ですが、お話の楽しさと絵の力でひきこまれます。語りかけるように読んでください。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『ジス・イズ・ニューヨーク 復刻版』

ミロスラフ・サセック/作 スペースシャワーネットワーク

◆こんな本

旅する絵本作家サセックが、世界の都市を描いた人気絵本シリーズのNY版。世界各地の版があり楽しい。

◆読み聞かせのコツ

アート作品を楽しむようにゆっくり読んでください。本文に頼らず、お子さんと会話を楽しむのに最適な一冊。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【9】『パンプキン』

ケン・ロビンズ/作 BL出版

◆こんな本

春に始まる写真絵本は季節を追って進みます。そして秋、パンプキンはハロウィーンのお化けランタンに。

◆読み聞かせのコツ

ハロウィンの季節におすすめの一冊。じっくり写真を見せることができるよう、ページはゆっくりとめくってください。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【10】『サンタさんのいたずらっこリスト』

ローレンス・デイヴィッド/作 デルフィーヌ・デュラン/絵 石津ちひろ/訳 小学館

◆こんな本

今年は何をお願いする?クリスマス前に読ませたい本。サンタさんのいたずらっこリストに名前がのっていると、プレゼントがもらえません。パパサンタの息子ピーターが、いたずらっこたちのために大奮闘!

◆読み聞かせのコツ

長めのお話は、メリハリをつけて読むのがポイント。たとえば、セリフの部分は少しだけアップテンポで、ほかの部分はゆっくりと。お話の最初と最後の数ページは他より少し丁寧に読むなど、ちょっとだけ工夫して。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

『edu』2015年5・6月号

教えてくれたのは


児玉ひろ美さん

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

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