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子ども用カメラはいつから使える?
子どもの好奇心は無限大。早ければ2才頃から、ママやパパが持つカメラに興味を示す子もいるのではないでしょうか。とはいえ、本物のカメラは高価かつ操作も難しく、子どもにはなかなか持たせにくいですよね。
そこでおすすめなのが、子どもでも気軽に扱いやすい「キッズカメラ」です。
なかには、3才ごろの子でも写真が撮れる商品もあるので、お子さんの成長度や関心に合わせて選んであげましょう!
キッズカメラの種類|おもちゃタイプ&コンデジタイプ
「キッズカメラ」とひとくちにいっても、機能やデザインも豊富で、そのバリエーションはさまざま。どれを選べば良いのかわからない、という方向けに、ここではキッズカメラの主な2つのタイプをご紹介します。
おもちゃタイプ
おもちゃ要素を主としたタイプ。撮影機能付きのものが大半ですが、画素数をはじめとした「カメラとして」の機能に優れているわけではありません。
代わりに、子どもがよろこぶキャラクターモチーフだったり、ゲーム機能が搭載されていたりと、「カメラごっこ」をするには魅力的な要素がたくさん詰まっています。
お子さんの興味の度合いにもよりますが、〜3才くらいまでは、おもちゃタイプでも十分に楽しめるのではないでしょうか。
コンパクトデジタルカメラ
「もっと本格的な撮影をしたい!」「本物を持たせて大事に使わせたい」という場合には、カメラとしての機能が優れたコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)タイプのキッズカメラがおすすめ。
顔認識機能や手ぶれ補正機能、ズーム機能といった、本格的なカメラの機能が搭載されている商品が多数販売されています。加えて、小型で子どもの手の中にもしっかりと収まるほか、操作がシンプルだったりと、子どもでも扱いやすい工夫がいっぱい!
子ども用カメラの選び方|サイズから機能性まで
合わせて、キッズカメラを選ぶ際に注目したいポイントもおさえておきましょう。
サイズや大きさ、耐衝撃性で選ぶ
重くて大きいカメラは、未就学のお子さんには、まだ扱いにくくおすすめできません。カメラの落下や撮影時のブレの原因にもなるので、できるだけ軽くて小さめサイズのものを選んであげましょう。
また、どんなに小さなものを選んでも、握力がまだ弱いお子さんは、カメラを落としてしまいがち。シリコンカバーがついている衝撃対策がされたものや、ネックストラップ付きのものがおすすめです。
操作性・機能性で選ぶ
また、操作性・機能性が難しいと、それだけで興味がそがれるおそれもあります。
シャッターボタンを押すだけで良いシンプルなタイプから、複雑な設定に対応したタイプまで、操作性・機能性のレベルも幅広いので、お子さんの年齢や、字の読み書きのレベルに合わせて選ぶようにしましょう。
画素数で選ぶ
せっかくキッズカメラを購入するのなら、ぜひ画素数もチェックしておきましょう。十分に画素数のあるタイプなら、撮影したあとも、現像やSNSシェアなどを楽しむことができます。80万画素程度あると、L版〜2L版のような一般的なサイズであれば、きれいに現像できます。
デザインで選ぶ
キッズカメラは、デザインが可愛らしいものが豊富な点も魅力です。なかには、猫モチーフのものや、キャラクターがあしらわれたものも! お子さんが好きな色・デザインのものを選んであげましょう。
写真の残し方で選ぼう
写真は撮影するだけでなく、残すことにもロマンがあります。
SNSでシェア? それともその場で現像?
通常のカメラと同様、キッズカメラにも、スマホやPCにデータを転送できるタイプや、その場で現像できるタイプ等があります。
キッズカメラを選ぶ際は、ぜひ写真の残し方も念頭に入れておきましょう。
小学校中学年以上なら、大人用カメラを持たせても◯
手のサイズが成長して握力もつき始めた小学校中学年以上のお子さんであれば、キッズカメラではなく大人用カメラを持たせてあげても大きな問題はないはず。その場で現像ができるチェキ等もおすすめです。
ただし「壊してしまうのでは…」と不安な場合は、できるだけ耐衝撃性に優れたカメラを選びましょう。
小さい子向け・おもちゃ&コンデジタイプのおすすめカメラ6選
ここからは、お子さんでも気軽に持てる、おすすめのキッズカメラをご紹介します。まずは、小さなお子さんのファーストカメラにぴったりな商品から見ていきましょう。
アガツマ『アンパンマン はじめてデジカメ にこにこ写真館』
アンパンマンファンにはたまらない『アンパンマン はじめてデジカメ にこにこ写真館』。アンパンマンのおしゃべり機能付き&おもちゃのような見た目ながら、しっかりとした撮影機能が搭載されています。セルフタイマー機能や自撮り機能付きにくわえて、21種類のアンパンマンの可愛いフォトフレームを使った撮影も可能。お子さん同士でも十分に楽しめます。
対象年齢:3歳~
フィッシャープライス 『キッズ タフ デジタルカメラ スリム』
子どもの小さな手にも収まりやすい、フィッシャープライスのデジタルカメラ。落としたり乱暴に扱ったりしても頑丈で、壊れにくい設計になっています。ファインダーが2つ設けられており、両目で覗いての撮影が可能に!
対象年齢:3歳~7歳
★ママパパの口コミ
クロスワン 『キッズカメラ X3000』
5才くらいの子を対象としたこちらのカメラは、写真や動画撮影機能の他にも、知育ゲームを40種類搭載! 撮影した人物で遊べるフォトゲームも含まれていて、子どもたちが楽しめる要素がいっぱいです。
クロスワンのカメラからは、この他にも両目ファインダーの3歳以上向けタイプと、カメラの機能性&ゲームレベルがアップした7歳以上向けタイプも販売中。お子さんの年齢にぴったりなものを選んであげましょう。
対象年齢:5歳~
Ainol キッズカメラ
魔女っ子の変身ステッキのような見た目が可愛らしいAinolのキッズカメラ。フォトフレームやフィルターモードも種類豊富で、撮影時には好きなデザインでのデコレーションもできます。持ち手は柔らかいシリコン製。衝撃に強く、お子さんに持たせるのも安心ですね。
対象年齢:4歳ごろ~
★ママパパの口コミ
BBOWJOY キッズカメラ
昨今人気のキッズカメラといえば、こちらのカメラを連想する方はきっと多いはず。プチプライスで見た目もかわいく、フレームや撮影モードが豊富。2000万画素もあるので、撮影した写真はPCにデータ転送後、現像して楽しむこともできます。ミニゲームでも遊べて、おもちゃ機能と撮影機能をバランス良く両立したアイテムです。
子ども用サーマル加熱仕組みインスタントカメラ
レジのレシートのように、撮影後すぐに印刷できるサーマル加熱プリントの技術を採用したカメラ。最大180枚の写真をプリントできる印刷用紙が3ロール付属します。画素数は4000万あるため、画質も良好。撮影した写真が手元に物質として残るよろこびを、子どもにも気軽に体験させてあげられる一品です。
小学生のファーストカメラにおすすめの本格カメラ8選
ここからは、小学生以上のお子さんにぴったりな商品をお伝えしていきます。落下耐性のある頑丈なものから、大人でも満足に使える本格タイプまで、バリエーション豊富なカメラを集めました♪
“チェキ” instax mini 11
撮影すればすぐに現像されるポラロイド式のインスタントカメラ『チェキ』。20年以上も前から販売されているロングセラー商品です。最近では、さまざまなキャラクターとのコラボも多く、大人のみならず子どもたちからも大人気! お友だちと撮った写真をデコって遊ぶ子も多く、特に、小学生の女の子たちからの注目を集めているようです。
★ママパパの口コミ
“チェキ” instax mini HELLO KITTY
キティちゃんが好きな子にぴったりなのが、ハローキティのコラボチェキ。機能はそのままに、本体フォルムはかわいらしいキティちゃん型。淡いピンクのリボンが目を引き、持ち歩くだけで気分が上がりそうなカメラです。
DROGRACE 『キッズカメラ 防水タイプ』
水深30mまでの撮影が可能なほか、自転車やヘルメットに取り付けることもできる子ども用アクションカメラです。落としても割れにくい設計で、パワフルなお子さんにぴったり! フィルターやフレームも豊富なので、通常の撮影もゲームのように楽しめます。本体はおよそ5cm×5cmのミニサイズ。
対象年齢:4、5歳ごろ~
ニコン 子ども用デジタルカメラ 『COOLPIX W150』
ニコンが子ども用に開発したデジタルカメラ。水深10m撮影&防塵性能や耐衝撃性能も高く、安心して子どもに持たせられる本格派カメラです。有効画素数は1317万画素を誇り、水中でもキレイな写真を撮影することができます。ほか、写真を面白く見せるマンガ効果や、幻想的な雰囲気に写す効果まで、表現の幅を広げる加工メニューも盛りだくさん! 誤った削除を防ぐ『削除ロック』機能など、親にとっても嬉しい機能が豊富です。
★ママパパの口コミ
FUJIFILM デジタルカメラ『XP120』
こちらは子ども用に作られたものではありませんが、パワフルなお子さんにぴったりなデジタルカメラです。水深20mまで撮影可能で、衝撃や寒さにも強いので、アウトドアでも安心。さらに、画素数は1640万、光学ズームは5倍。操作が簡単で、小学生のお子さんが気軽に使える点も魅力です。
★ママパパの口コミ
キヤノン コンパクトデジタルカメラ『Power Shot SX620HS』
こだわりがあり「子ども向けのカメラでは物足りないかも?」というお子さんにおすすめなのが、こちらのカメラ。とにかく軽くてコンパクトなので、小学生のお子さんでも扱いやすい一品です。有効画素数は約2,020万画素、光学ズームは25倍。スマホよりももっときれいな写真が撮りたいお子さん向けです。
RICOH WG-60 レッド 本格防水デジタルカメラ
水深14mで連続2時間の水中撮影にも耐えられる超本格防水のデジタルカメラ『RICOH WG-60』。1.6mの耐衝撃性能に加え、耐寒ー10℃、耐荷重100kgfと、実にパワフルなカメラです。ほか、被写体が笑顔になったら自動で撮影してくれる「スマイルキャッチ」機能付きもうれしいポイント。なんと言っても見た目がかっこよく、「すぐ壊しちゃいそう…」という心配も無用なクールな一品です。
しろたん 初めてのキッズカメラ
見た目はまるで、本格的なミラーレス一眼風カメラ。レザー調の専用ケース付きで、カメラ男子or女子気分が味わえそう♪
レンズが大きく光を捉えやすいので、お子さんでも簡単に明るい写真が撮りやすいカメラです。さらに、オリジナルフレーム20種のほか、セピア&モノクロフィルターも搭載されており、こだわった写真も撮影できちゃいます。カメラのトップから覗く、しろたんのチャームもかわいい!
対象年齢:4歳〜
キッズカメラが親子の新たなコミュニケーションツールに
子どもならではの視点で切り取られた世界には、きっと驚きと発見がいっぱい! お子さんが撮影した写真を眺めながら、どんなことを考えて撮ったのかを聞いてみるのも楽しそうです。親子の新たなコミュニケーションツールとしても、カメラはきっと役立ってくれるはず。今回ご紹介したおすすめ商品を参考に、ぜひお子さんにぴったりなカメラを選んであげてくださいね。
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構成・文/羽吹理美、HugKum編集部