保育園で子どもが失敗したとき、保育士はどう対応している?vol.6

現役保育士の月野あさひです。私には、長女(小3)、長男(年長)、次女(年少)の3人の子どもがいます。保育園では、失敗した時に対処法を教えたり、助けてあげたりすることで同じ失敗をした時に自分で対処が出来たり、お友だちがが失敗した時に、優しくしてあげられる子になるのでないかと保育しています。その様子がこちらです!前回の記事はこちら!

こぼした時(失敗した時)に、どうしたらいいか(対処法)を教える

先日、クラスでお絵描きをしていた時にA君がクレヨンを床にひっくり返してしまいました。

「大丈夫?」と、拾うのを手伝おうとしたら……。

そばにいたH君とTちゃんがサッと駆け寄り、

クレヨンを箱に入れるのを手伝ってくれていました。

A君がお礼を言うと、H君とTちゃんはニコッと笑っていました。

お友だちが困っている時に

優しくしてくれた子どもたちの姿に、ホッコリしました。

食事中に、子どもがコップやお味噌汁を倒して、こぼしてしまった…

お子さんがいるご家庭だと、あるあるな場面だと思います。

この時、

「牛乳全部ひっくり返した!ぐわ〜!」

と心の中では叫んでいる私ですが(笑)

「大丈夫だよ」と声を掛け、

こぼした時(失敗した時)に、どうしたらいいか(対処法)を教えるようにしています。

わざとではない失敗の場合は、叱らないようにしています。

これが、食事中に踊ったりしてふざけて、こぼしてしまった場合は

「食事中は踊らないよ」と、しっかり注意します。

その失敗が不意のものか、故意なのかで対応が変わります。

不意の失敗は誰でもするもの。

失敗した時に叱るのではなくて、

対処法を教えたり、助けてあげることで

同じ失敗をした時に自分で対処が出来たり、

周りの人が失敗した時に、優しくしてあげられる子になるのでないかと思います。

意識して生活していけるといいですよね。

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このマンガをかいたのは…

月野あさひ|
保育士・イラストレーター
保育士は8年目。長女、長男、次女、夫の5人暮らし。

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