こぼした時(失敗した時)に、どうしたらいいか(対処法)を教える
先日、クラスでお絵描きをしていた時にA君がクレヨンを床にひっくり返してしまいました。
「大丈夫?」と、拾うのを手伝おうとしたら……。
そばにいたH君とTちゃんがサッと駆け寄り、
クレヨンを箱に入れるのを手伝ってくれていました。
A君がお礼を言うと、H君とTちゃんはニコッと笑っていました。
お友だちが困っている時に
優しくしてくれた子どもたちの姿に、ホッコリしました。
食事中に、子どもがコップやお味噌汁を倒して、こぼしてしまった…
お子さんがいるご家庭だと、あるあるな場面だと思います。
この時、
「牛乳全部ひっくり返した!ぐわ〜!」
と心の中では叫んでいる私ですが(笑)
「大丈夫だよ」と声を掛け、
こぼした時(失敗した時)に、どうしたらいいか(対処法)を教えるようにしています。
わざとではない失敗の場合は、叱らないようにしています。
これが、食事中に踊ったりしてふざけて、こぼしてしまった場合は
「食事中は踊らないよ」と、しっかり注意します。
その失敗が不意のものか、故意なのかで対応が変わります。
不意の失敗は誰でもするもの。
失敗した時に叱るのではなくて、
対処法を教えたり、助けてあげることで
同じ失敗をした時に自分で対処が出来たり、
周りの人が失敗した時に、優しくしてあげられる子になるのでないかと思います。
意識して生活していけるといいですよね。
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