子どもが「忘れ物」しやすいものランキングを発表!【800人調査】
長い学校生活のなか、多くのお子さんが一度は忘れ物をしたことがあるのではないでしょうか。本記事では、800人のママパパにアンケートで聞いてみた「忘れ物」しやすいものに関する回答を、ランキング形式で発表します。
さっそく以下では、みなさんの回答結果を15位から見ていきましょう!
調査媒体:小学館『小学一年生』2022年12月号
設問:お子さんが忘れ物をしやすいものは何ですか?あてはまるものを3つまで選んでください。
15位:タブレット(16票)
昨今では、子どもの主要な持ち物に『タブレット』が加わりましたね。家に持ち帰って充電する必要があるため、自宅への持ち帰りとランドセルからの出し入れの頻度が高く、ついつい忘れそうになるアイテムです。
14位:給食着(20票)
15位は『給食着』でした。子どもが給食当番を担った時のみ、持ち帰り&洗濯の必要がある給食着。不定期的なものだからこそ、うっかり忘れてしまいやすい持ち物です。洗濯はしたのに、持っていくのを忘れてしまった…なんてケースもあるかもしれませんね。
13位:ノート(35票)
学校生活に欠かせない『ノート』は13位に。基本的に科目ごとに分けて使うノートは、冊数が多く、「管理が難しい」と感じるお子さんもいるはず。間違った科目のノートを持って出てしまったり、新調するタイミングで持参し忘れたり…なんてケースも「あるある」です。
12位:体操着(49票)
『体操着』は、12位にランクインしました。汚れやすく、定期的に持ち帰って洗濯する必要がある体操着。他の衣類とともに洗濯をしたままになってしまって忘れてしまった、なんてこともよくある話。なかには、そんな事態に備えて、体操着を余分に学校に置いている子もいるかもしれませんね。
11位:教科書(54票)
11位は、授業を受ける上での必須アイテムである『教科書』。科目の数だけあるため、きちんとチェックしたつもりでも、つい忘れがち。ママパパご自身も、かつて教科書を忘れて、隣の席の友人に見せてもらった経験が一度はあるのではないでしょうか。
10位:提出用のプリント(55票)
『提出用のプリント』を忘れやすいという声もありました。宿題のほかにも、小学校生活になにかと多い提出物。親の記入が必要ある場合もあるので、親も子どもも失念しないようお互いに気をつけたいですね。
9位:連絡帳(57票)
9位には『連絡帳』がランクイン。主に先生や親からの連絡のやりとりを目的に使われる連絡帳ですが、親が書いてつい自宅に置きっぱなしにしてしまったり、お子さんが持っていくのを忘れてしまったり……。勉強の科目外の持ち物ゆえに、油断しやすいものでもあります。
8位:宿題(66票)
『宿題』を忘れやすい、との回答は66票を集め8位に。「やったのに忘れてしまう」場合と、「やること自体を忘れてしまう」場合、どちらも考えられますが、お子さんはどっち派でしょうか。
宿題を忘れると、授業中に注意されたり、授業についていけなくなったり苦労することも。度々忘れてしまう場合は、宿題を忘れない習慣がつくまで、しばらく親が確認してあげたいですね。
7位:名札(71票)
7位は『名札』でした。名札は頻繁に持ち帰る場合もあれば、長期休み以外は学校に置きっぱなしの場合もあるように、学校ごとに扱い方が異なるようですね。こちらも科目外の持ち物なので、一度持ち帰るとつい忘れてしまいやすい持ち物ではないでしょうか。
6位:検温表(85票)
『検温表』は、6位にランクイン。コロナ禍をきっかけに、毎日の検温と健康観察を記した表が、学校の定番提出物のひとつに加わりました。忙しい朝の検温は、元気なときほど忘れやすいものですよね。毎朝のルーティンにうまいこと組み込んでいるつもりでも、つい忘れてしまうことも……。
5位:ランチョンマット(86票)
僅差で5位となったのは、『ランチョンマット』でした。給食の時間に、机の上に敷くランチョンマット。洗濯する頻度も高く、ハンカチ等に混ざりやすいアイテムでもあります。洗濯したまま持ち忘れてしまった、ということがあるようです。
4位:筆箱・筆記具(89票)
4位は『筆箱・筆記用具』でした。筆箱や筆記用具も、自宅で取り出して使うことがあるアイテムですよね。お家で使ってランドセルに戻すのを忘れてしまったり、消しゴムやえんぴつを筆箱に入れ忘れてしまったり…。ママパパも経験がある、小学生の忘れ物「あるある」です。
3位:帽子(120票)
120票が寄せられて3位となったのは、『帽子』でした。毎朝被っていくものですが、つい被り忘れてしまうお子さん多数! 外出する寸前に被るので、他の持ち物よりも確認しそびれやすいのかもしれません。
2位:水筒(162票)
『水筒』は162票を集めて2位にランクイン。水分補給のために持参する水筒も、毎日洗って中身を詰める必要があります。登校前のバタバタするタイミングでお茶や水を入れなければならないので、つい忘れやすいのではないでしょうか。
1位:ハンカチやティッシュ(375票)
2位よりも圧倒的に多くの票を集めて1位となったのは、『ハンカチやティッシュ』でした。
ハンカチやティッシュは、大人・子どもにかかわらず、外出時に必ず持ち歩きたい衛生アイテム。一方で、大人・子どもにかかわらず、つい忘れやすい持ち物でもありますよね。忘れてしまったときのために、予備のハンカチ・ティッシュをランドセルに常に入れている子も少なくないはず。
その他にもさまざまな回答がありました
「その他」として、選択肢にはない回答もいくつか寄せられています。
なかでも目立ったのは、『上着・ジャンパー』や『マスク』『傘』など、外出する寸前に持つものでした。登校前はバタバタするので、つい忘れて出てしまいやすいですよね。
ほか、『忘れ物はしない』といった頭の下がる回答も散見されました。
習慣がつくまでは、持ち物チェックを一緒にしましょう
今回は、800人のママパパたちから寄せられた、子どもが「忘れ物」しやすいものをランキング形式でご紹介してきました。
こうして俯瞰してみると、小学生の持ち物の多さを改めて認識させられますね。子どもの持ち物は、慣れるまでは親が一緒に確認する必要があります。慣れたと思っても、忘れ物が多い場合は今一度チェックするようにしましょう。
アンケートを実施したのは・・・
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
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文・構成/羽吹理美