学習や忘れ物防止に!1年生から使える小学生の便利グッズとは?元無印の整理収納アドバイザーがご紹介

学習や忘れ物防止に。小学生の便利グッズとは?

「家事育児に追われて家の中がゴチャゴチャ!」「本当はスッキリ暮らしたいのに」という悩みを抱えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。子どもとの暮らしに“整理収納のコツ”を取り入れると、親の負担やストレスが減り、子どもの生活力を育むことができます。

8歳、5歳、3歳の3児の母である整理収納アドバイザー・水谷妙子が隔週でお届けする「整理収納のコツ」シリーズ。

今回のテーマは「1年生から使える!小学生の便利グッズ」です。

小学校入学を控える皆さま、おめでとうございます。卒園式からあっという間に時が過ぎ、入学式まであと少しですね。ドキドキの方も多いのではないでしょうか。今回は、元・無印良品の商品企画&デザイン担当の私が、実際に使って「コレはいい!」とオススメのアイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!

①家庭学習のお供に!便利アイテム

保育園や幼稚園の頃と違い、小学生になると家で勉強する時間がグッと増えます。宿題リビング・ダイニングか、学習机か。学習場所がどこであっても使えるグッズをご紹介します。

無印良品の「手元をてらすリビングライト」は、充電式&コードレスで、取っ手を掴んで好きな場所で使うことができるライトです。直角三角形のような形状で、安定感バツグン。フル充電時の連続点灯時間はHiで約1時間、Midで約3時間、Lowで約6時間です。もちろん学習机の据え置きライトとしても使えます。

ソニックの「時っ感タイマー」も家庭学習に使えるアイテム。操作はとてもシンプルで、中央のツマミを回すだけ。緑の部分が目に見えて減っていくので「残りあと◯分」が直感的に理解できます。「終わり」がわかっていると集中できるタイプの子に向いています。

ちなみに、わが家では学習だけでなく、タイマーとして親子ともに愛用中。例えば「5分でおもちゃをお片づけしよう!」とゲーム感覚で使う場合も。時間の使い方にメリハリが生まれるのでオススメです。

②短くなった鉛筆は補助軸を使って

子どもが入学して、毎日のように鉛筆を使うようになって気がつきました。「短くなった鉛筆が、少しずつ溜まっていく…!」なるべく最後まで使いたいと思い、補助軸を購入しました。

ソニックの「グリッペン」は、挿すだけで簡単に取り付けられるタイプ。回転繰り出し式で長さ調節もラクです。疲れにくい太軸で、しかも指を添えやすい形状になっているので、使っているうちに自然と正しい持ち方になりそう。

クツワの「キャップ&ホルダー」は、鉛筆キャップとしても使うことができる補助軸です。特長は、鉛筆の長さや手の大きさに合わせ、必要な長さに連結可能ということ。カラフルな10色セットで、色の組み合わせを楽しむこともできます。

なお、わが家の長女の小学校ではプラスチック製の補助軸やキャップの使用はNG。そのため、短くなった鉛筆と補助軸の組み合わせはもっぱら家庭学習用です。こういった便利グッズを通して「モノを最後まで使い切る」ということを実感できればいいなと思っています。

③忘れ物防止に!携帯版「お支度ボード」

はじめての小学校生活。スタートしていきなり慣れる子もいれば、そうでない子もいます。時には忘れ物をすることも。大らかな気持ちで見守ることができたらいいですね。とは言え、あまりにも忘れ物が多いと支障が出てきますよね。そんな時に便利なアイテムをご紹介します。

コモライフの「火の元・戸締りチェッカー 」です。元々は高齢の方向けの商品。外出時に忘れがちな項目を選び、手動でマルバツスイッチをスライド。自分の行動を確認する仕組みです。

このアイテムを小学生用に転用すると、携帯版のお支度ボードが出来上がります。よくあるボード型は家に置いて使いますが、こちらは携帯性バツグンのキーホルダー型。

スイッチをスライドする際の「カチッ」という音&感触は癖になりそう。「せっかくなら全てマルにしたい!」というように、ゲーム要素も相まって、学校から家に持ち帰るアイテムの忘れ物防止に一役買ってくれるかも?

ただし「キーホルダーは禁止」という場合もあるそうなので、それぞれの小学校のルールに沿ってご使用くださいね。

④服に穴が開かない名札クリップ

1年生になってしばらくは、氏名とクラス名を書いた名札をつける小学校が多いようです。先生も児童もお互いに名前を覚えるためだそう。ちなみに、わが家の長女は学童保育へ通っていますが、学童でも名札をつけていたそうです。

服に直接安全ピンでつけるタイプの名札だと、針の先端が危険だったり、名札の取り付け&取り外しに時間がかかったり。服に穴を開けたくない場合もありますよね。そんな時に活躍するアイテムが「名札クリップ」です。さまざまなメーカーから発売されていますが、今回は気軽に試すことができる100円ショップの商品をご紹介します。

ダイソー の「なふだクリップ」は、白丸の中央に名札の安全ピンを通して使います。シンプルなバネの構造で、服を少しつまんで挟むだけ。ポケットがある服の場合はポケットに挟むだけ。防犯上、子どもの名前がわからないようにあえて名札をひっくり返すこともあるようですが、このクリップを使えば簡単にできます。

名札クリップにも色々なタイプがあり、取り付け方法はそれぞれ異なります。子どもが自分で取り付け&取り外しやすいか?を念頭に置いて選んでみてくださいね!

⑤機能性バツグン!メッシュの上履き

小学生の上履き。実は、1日の中で一番長い時間履いている靴かもしれません。そう考えると、子どもの足の健康の為にも大切に選びたいですよね。最近の上履きはとても進化していて、子どもの足の成長、機能面をよく考えられているものが手軽に手に入るようになりました。

わが家ではムーンスターの「はだしっこ」を愛用しています。メッシュ素材で通気性バツグン!足ムレを防ぎます。また、「ハナオグリップ」という親指と人差し指の間の突起が足指の動きを促し、土踏まずの形成を助けるという効果があるそうです。

メッシュ素材はお手入れ面からもオススメ。毎週末、汚れた上履きを持ち帰って洗いますが、以前使っていたキャンバス生地の上履きと比べると汚れ離れが良く、速乾性にも優れていると感じました。

総合的に「とても使える!」と思ったので、小学生の長女だけでなく保育園に通う弟2人の上履きも「はだしっこ」にしました。カラーも色々あるので、是非チェックしてみてくださいね!

いかがでしたか?「1年生から使える!小学生の便利グッズ」のご紹介でした。来たる新生活に向けてバタバタの方。便利な道具の力をどんどん借りて、少しでも快適な新生活のスタートを切ることができますように!参考になれば嬉しいです。

 

記事監修

整理収納アドバイザー
水谷妙子
無印良品で商品企画&デザインを13年間務める。手がけた商品は500点超。調べた他社商品は5,000点超。2018年「ものとかぞく」を起業し、個人宅や店舗などの整理収納サービスやお片づけ講座を行うかたわら、雑誌やWebでも活動中。フォロワー6万人を超えるInstagramでは、マネしやすい整理収納アイデアやモノ選び情報を発信中。8歳5歳3歳の3児の母。
公式ホームページ:http://taekomizutani.com/
Instagram:@monotokazoku
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