ベストセラーとロングセラーの絵本おすすめ47選|『いないいないばあ』などの人気の絵本をプロが厳選!

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんが、人気のベストセラーとロングセラーの絵本を厳選しました。おすすめポイントを一挙にご紹介!

0歳・1歳・2歳向け|ベストセラーとロングセラーの絵本おすすめ

【1】『だるまさんが』

かがくい ひろし/作 ブロンズ新社

◆こんな本

発売から11年。0歳から読めるファーストブックとして定番の感がある「だるまさんシリーズ」第1弾が「だるまさんが」。赤ちゃんが声をあげて笑うと評判になりました。

だるまさんになって体を動かしたり、オノマトペを変えたり、さまざまに遊べます。ビッグブックもあり。「だ・る・ま・さ・ん・が」と、リズミカルに読み、十分に間をとってから次へ。「どてっ」で子どもは大喜び。間を十分取ることで次への期待感で絵本に集中します。

1歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【2】『はらぺこあおむし』

エリック・カール/作 もりひさし/訳 偕成社

◆こんな本

世界中で愛されている、エリック・カール氏の代表作です。たまごから生まれたての小さなあおむしは、お腹がぺっこぺこ。月曜日にリンゴを1つ、火曜日にナシを2つ。それでもまだまだぺっこぺこ。そして水曜日にはスモモを3つ、木曜日にはイチゴ4つ…。卵から生まれたちっぽけなあおむしが、もりもり食べて、さなぎから綺麗な蝶に変身するまで、作者の特徴である美しいコラージュの絵と子どもたちの大好きな穴あきの仕掛けページで楽しめます。お出かけに便利なミニサイズのボードブックを始め、ビッグブックや布絵本。そして新たに加わったポップアップブックなど、どれも大人気です。プレゼントにもお勧めの1冊。

2歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【3】『いない いない ばあ』

松谷みよ子/作 瀬川康男/絵 童心社

◆こんな本

乳児はいきなり絵本で遊ぶことはできません。まずたっぷり「いないいないばあ」と遊び、その延長で読み聞かせましょう。「いない いない ばあ」と、絵と子どもが向き合えるよう、絵本の位置や高さに気をつけます。大げさにせず、抑揚や表情は自然な流れに任せましょう。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【4】『きんぎょが にげた』

五味太郎/作 福音館書店

◆こんな本

読み聞かせというより、遊ぶ絵本です。中扉で金魚をしっかり見せ、全員に金魚を印象づけてください。あとは軽やかに読んでいきましょう。子どもたちが指さしで金魚を見つけていきますが、なかには戸惑う子もいます。ページをめくる前には必ず、正解を指さししましょう。

◆対象年齢

2歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【5】『くっついた』

三浦太郎/作 こぐま社

◆こんな本

読み聞かせというより、歌うように読み、遊びましょう。「くっついた」はことさらに語尾を強調せず、シンプルに読みます。子どもたちが「たぁ」「たぁ」と語尾を重ねて声に出してきたりもします。「くっついた」は、頬を両手で優しく包むしぐさをしてもいいですね。

◆対象年齢

0歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【6】『たまごのあかちゃん』

神沢利子/文 やぎゅうげんいちろう/絵 福音館書店

◆こんな本

楽しく言葉の掛け合いができる絵本です。「でておいでよ」「こんにちは」は、子どもと一緒に読みましょう。卵の大きさや形、数、色、子どもの様子など。表紙から裏表紙まで、子どもは絵から情報を読み取ります。十分に絵を見せ、ページをめくってください。

◆対象年齢

2歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『くだもの』

平山和子/作 福音館書店

◆こんな本

身近な果物の絵に、「さあ どうぞ」と、実際に食べる形に描かれた絵に、子どもは反応します。味わった経験があってこそ、の絵本です。味を知らない果物には興味を示さないでしょう。いちごなど、同じページばかり見てもよいのです。何回でも「さあ どうぞ」。

◆対象年齢

1歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『がたん ごとん がたん ごとん』

作・絵:安西水丸 福音館書店

◆こんな本

貨物列車が線路を走っていきます。乗り込んでくるのは、哺乳びんだったり果物だったり、ネコだったりで統一感がないのだけれど、最後のページで「こうなるのか!」となります。

「がたん ごとん がたん ごとん」は子どもたちの大好きなリズムです。丁寧にテンポよく、はっきり読んであげましょう。また、ページを繰ると次々に絵が展開する楽しさを、この絵本で初めて体験する子もいるはずです。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【9】『しましまぐるぐる』

絵:柏原晃夫(かっしー) 学研教育出版

◆こんな本

生後6か月くらいまでの赤ちゃんでも注目してしまう配色や形などを取り入れて作られた絵本です。でも大きい子でも、大人でも楽しめそうなキュートな絵本。色と音(ことば)を楽しむ絵本は、(ページを)開く:間:読む:間:(ページを)繰る(=開く)、というように間をしっかりとって、目と耳それぞれが楽しむ時間を十分にとると満足感が高くなります。「しましましま」「ぐるぐるぐる」などのくり返し言葉は、そのリズムが心地よく耳に届くよう、明確に音を発します。

◆対象年齢

0歳~

『0・1・2歳児の保育』2014年春号

【10】『じゃあじゃあ びりびり』

まつい のりこ/作・絵 偕成社

◆こんな本

「なんで、こんなに喜ぶの?」と、若き保育者さんの首をかしげさせるほどの人気者は『じゃあじゃあびりびり』。1983年の初版以来、『いないいないばあ』に追随する一冊です。この絵本、2001年の改訂により、通常版から現在の角丸のボードブック版になりました。より乳幼児の発達に寄り添い、読み継がれています。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『0・1・2歳児の保育』2016年夏号

【11】『ごぶごぶ ごぼごぼ』

駒形克己/作 福音館書店

◆こんな本

鮮やかな色と、水や泡をイメージさせる言葉のリズムが楽しい絵本。特に濁音に興味を持つ子どもが多く、何回読んでも大人気。全部のページが穴あきなので、指を入れてグルグル遊ぶことに夢中になる子もいます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『0・1・2歳児の保育』2018年春号

【12】『とこちゃんはどこ』

松岡享子/作 加古里子/絵 福音館書店

◆こんな本

「 ウォーリーみたい」と、子どもたちにいわれますが、こちらが先で50年近いロングセラーです。「(とこちゃんは)とことこかけだして」の言葉で次のページに進む場面のくり返しが楽しく、少人数なら読み聞かせも可能です。特にデパートの場面は大人気。とこちゃんを見つけても、「もう少し」と飽きることなく眺めています。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『0・1・2歳児の保育』2018年冬号

 

【13】『ぺんぎんたいそう』

齋藤 槙/作 福音館書店

◆こんな本

「ぺんぎんたいそう はじめるよ いきを すって~」。ペンギンと一緒に楽しく体操ができます。首を伸ばしたり、羽をパタパタさせたり、単純な動きですから0歳から大丈夫。最初は「ぱたぱた」「ぴったんこ」などの音を楽しむことから始めてもよいでしょう。福音館書店のHPで体操の動画や楽 譜を見ることができます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2018年8・9月号

【14】『くろくんとふしぎなともだち』

なかや みわ/作・絵 童心社

◆こんな本

子どもの大好きなものがテーマ集中力をアップさせたいときに あらすじ お散歩に出かけたクレヨンのくろくん。歩いていると、かっこいいバスが。「あのー。ちょっと走ってみてくれませんか?」といったら、バスは……。少し長いお話ですが、クレヨン、乗り物、お絵かきなど、子どもが大好きなものが描かれていますので、集中してよく聞きます。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

『edu』2015年5・6月号

【15】『おたすけこびとのクリスマス』

なかがわちひろ/文 コヨセ・シュンジ/絵 徳間書店

◆こんな本

クリスマスの夜、こびとたちはサンタさんから大切な仕事を頼まれました。バスに乗り込み、大型トラックやトレーラーなどと列をなして出かけます。いったいどんな仕事なのでしょう? サンタクロース、働く車、夜中の大活躍など、子どもたちの大好きなものがギュッと詰まった作品です。

◆対象年齢

異年齢

『新幼児と保育』2016年12・1月号

【16】『ちいさな きいろい かさ』

もり ひさし/作 にしまき かやこ/絵 金の星社

◆こんな本

新しい傘を差して外に出た「なっちゃん」は、雨に濡れた動物たちを次々と傘に入れてあげます。読むとやさしい気持ちになる絵本です。縦横無尽に伸びる、不思議な、不思議な黄色い傘。有名なラチョフの絵本『てぶくろ』同様、子どもは何の抵抗もなく受け入れます。それゆえに、読み手があっさりと読むことで、その楽しさが増すのです。40年以上読み継がれ、年齢に関係なく子どもたちが大好きな作品です。DVDやビッグブックもありますが、ちいさな絵本から広がる大きな世界が楽しい、絵本ならではの作品です。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2014年6・7月号

3歳以上向け|ベストセラーとロングセラーの絵本おすすめ

【1】『おつきさま、こんばんは!』

市川里美/作・絵 講談社

◆こんな本

夜の窓辺で、人形たちがおつきさまに向かって「こんばんは!」。そして自分と月にまつわるエピソードを、おつきさま本人に向かって思い思いに語ります。物語は人形たちのささやきから始まります。ささやくように読み始めるには工夫が必要ですが、難しいことはありません。大切なのは読み手のゆとりです。子どもたちが落ち着くのを十分に待って始めましょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年8・9月号

【2】『おおきくなるっていうことは』

中川ひろたか/作 童心社

◆こんな本

おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと おおきくなるっていうことは そういうこと。子供の育ちがみんなを幸せにしてくれる、進級、入学シーズン。内容をご紹介したら、お子さんの入学の記念に贈りたいという方も多かった1冊。

◆対象年齢

3歳~

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『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【3】『ぐりとぐらのおきゃくさま』

なかがわ りえこ/作 福音館書店

◆こんな本

こちらの絵本、一度も「サンタクロース」という言葉は出てきませんが、実はクリスマスの絵本。雪の上に大きな足跡を見つけたぐりとぐら。その足跡をたどってうちへ入ると、大きな靴に大きな帽子…。いったい誰のもの?そんなワクワクドキドキを味わいながら読み進めていくと…。冬バージョンのマント姿のぐりとぐらのファッションもたまらなくかわいい一冊です。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【4】『ぐりとぐらのえんそく』

中川李枝子/作 山脇百合子/絵 福音館書店

◆こんな本

リュックにお弁当と水筒を入れて、いざ遠足に出かけたぐりとぐら。体操をしたり、マラソンをしたり。とくに体操のページは子どもの心に刺さる描写とリズムのある文で楽しいです!物語はその先、ひょんなことから、毛糸をたどって行くことになる二人(正確には2匹)。雪だるまを作るように毛糸を丸めてどんどんと毛糸玉が大きくなり、ようやくぐりとぐらがたどり着いたのは…。楽しい遠足から、いろいろな想像を巡らせて楽しめる絵本です。

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年10・11月号

【5】『せんたくかあちゃん 』

さとう わきこ/作 福音館書店

◆こんな本

元気な子どもたちに負けない、パワーのある絵本です。水が気持ちよくなる初夏や梅雨の晴れ間にどうぞ。

◆対象年齢

4歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【6】『めっきらもっきらどおんどん』

長谷川摂子/作 福音館書店

◆こんな本

「ちんぷく~」の唱え歌は、歌わずともリズミカルに読めば大丈夫。大人になっても好きな人が多い作品。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『3びきのくま』

バスネツォフ/絵 福音館書店

◆こんな本

単純なくり返しと、3つの大きさの対比が楽しい。ロシア独特の色彩の美しい絵が印象的なロングセラー。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【8】『おおきなかぶ』

内田莉莎子/訳 福音館書店

◆こんな本

必ず読み聞かせてあげたい昔話。単純な言葉のくり返しと動作の積み重ねが、聞き手を達成感に導きます。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【9】『三びきのやぎの がらがらどん』

瀬田貞ニ/訳 福音館書店

◆こんな本

小さなヤギ、中くらいのヤギ、大きなヤギ、どれも名前は「がらがらどん」。三びきは、草を食べに、山へ登って行きました。途中の橋で、谷に住むトロルが現れ、「ひとのみにしてやろう」と立ちはだかります。小さいのと、中くらいのは、あとで大きいのがやってくると言って上手くうまく逃げます。そして、大きいのがトロルと勝負し、やっつけます。お話も言葉も絵もよくできている絵本なので、子どもたちはハラハラドキドキを存分に楽しめますよ。

◆対象年齢

4歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【10】『おおかみと七ひきのこやぎ』

瀬田貞二/訳 福音館書店

◆こんな本

グリムの昔話のなかでも幼い子から人気のお話。よく知られた昔話こそ、しっかりとした絵本で子どもに読んであげたいものです。50年以上読み継がれている1冊です。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【11】『どんなかんじかなあ』

中山千夏/作 自由国民社

◆こんな本

目の見えない人、耳の聞こえない人、家族を亡くした人。どんな感じかな ぁ、と考えてみるきっかけに。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【12】『みんなうんち』

五味太郎/作 福音館書店

◆こんな本

テンポのいい言葉と、手抜きのない絵。何回読んでも、大きくなっても、ファンの多いロングセラー絵本。

◆対象年齢

4歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【13】『こすずめのぼうけん』

ルース・エインズワース/作 石井桃子/訳 堀内誠一/画 福音館書店

◆こんな本

わたし、お兄ちゃんから見ると妹で、両親から見れば娘。犬から見ると人間で、宇宙人から見れば地球人。読むことで、子どもが達成感や自己肯定感、安心を感じ、歩みを進め、新しいことに挑戦する勇気を育める一冊。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年4・5月号

【14】『どうぞのいす』

香山美子/作 柿本幸造/絵 ひさかたチャイルド

◆こんな本

ウサギさんが作った小さないすがきっかけで、優しい言葉と思いがリレーのように次の人(動物)につながっていく物語ですが、原作の絵本は1981年の出版以来、124刷100万部超のロングセラー作品です。子どもたちは作品を通し「どうぞ」という言葉を体験で覚え、身近に感じているのでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年10・11月号

【15】『しろいうさぎとくろいうさぎ』

ガース・ウイリアムズ/文・絵 まつおか きょうこ/訳 福音館書店

◆こんな本

二ひきの小さなうさぎは、いつも一緒に楽しく遊んでします。ある日、くろいうさぎがいいました「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ。」シンプルでストレートな言葉が子どもの心に届きます。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2018年12・1月号

【16】『もりのひなまつり』

こいで やすこ/作 福音館書店

◆こんな本

野ネズミに招待されて森へと出かけたおひなさまたち。動物と一緒に歌い踊ってひな祭りを楽しみます。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【17】『もりのかくれんぼう』

末吉暁子/作 偕成社

◆こんな本

秋の森の中に、たくさんの動物が隠し絵になって描かれています。ビッグブックもあるロングセラー絵本。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【18】『こんとあき』

林 明子/作 福音館書店

◆こんな本

主人公がぬいぐるみと一緒に成長(冒険)をする物語です。こんはあきの生まれる前からおばあちゃんにおもり役を頼まれ、あきに寄り添います。あきにとってこんは保護者でもあり、同志でもあり、単なる人形ではないのです。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

『edu』2016年1・2月号

【19】『くまのコールテンくん』

ドン・フリーマン/作 松岡享子/訳 偕成社

◆こんな本

1968年から世界中で子どもたちに読まれ続けています(日本では75年)。とれたボタンを探しに夜のデパートを歩き回るコールテンくん。棚に並び、女の子に買われるコールテンくん。ボタンをつけてもらうコールテンくん。どのシーンも子どもの気持ちに寄り添いながら、現実の世界と上手につながっています。だからこそ、こんなにも長く世界で読まれ続けているのでしょう。

◆対象年齢

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

『edu』2016年1・2月号

【20】『そらまめくんとながいながいまめ』

なかや みわ/作 小学館

◆こんな本

なかやみわさんの大人気シリーズ「そらまめくん」は、一度は手に取ったことがある方も多いのでは? いろいろな豆たちが登場するこのシリーズ。中でもこの「そらまめくんとながいながいまめ」はタイトル通り、とっても長い豆のベッドを持った“さんじゃくまめの兄弟”が登場します。さんじゃくまめって?大人も思わずこんな長い豆があるのか、と感心するのですが、子どもはもっと驚くようです。皆から羨望の的の長〜いベッド、それを見てすっかり自信をなくしてしまうそらまめくん。子どもも、自分と友達の違いに気づき、それを少しづつ認めるようになるのが4歳頃。お友達のいいところを見つけたり、自分のいいところを確認したり、そんな親子の会話のきっかけにもなるお話です。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【21】『てぶくろ』

エウゲーニー・M・ラチョフ/絵 福音館書店

◆こんな本

雪深い森におじいさんが落とした片方の手袋。そこに、森の動物たちが次々と住み着きます。動物たちの会話の心地よい繰り返しと、色鮮やかで緻密な絵が子どもを不思議な世界へ誘います。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【22】『かさじぞう』

瀬田貞二/再話 福音館書店

◆こんな本

日本の最も美しい昔話絵本の1冊。墨絵で描かれた雪の質感が印象的。

◆対象年齢

5歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【23】『どろんこハリー』

ジーン・ジオン/文 マーガレット・ブロイ・グレアム/絵 わたなべ しげお/訳 福音館書店

◆こんな本

ハリーは、黒いぶちのある、白いイヌです。お風呂に入ることが大嫌いでした。ある日、お風呂にお湯を入れる音が聞こえてくると、ブラシをくわえて逃げ出しました。工事現場で遊んで泥だらけになったり、石炭トラックで滑り台をしたりするうち、白いぶちのある、黒いイヌに。ハリーは、遊び疲れて家に帰りますが、家族はハリーだと気づいてくれません……。吟味された文章と、表情豊かなイラストが、子どもたちをすーっとお話の世界へ引き込んでくれるでしょう。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2018年12・1月号

【24】『バムとケロのにちようび』

島田 ゆか/作・絵 文溪堂

◆こんな本

雨のにちようび、大好きなサッカーや砂遊びもできないとがっかりするところですが、バムとケロならこんなに楽しいにちようびに! 絵にたくさんの描き込みがあり、それを見つける楽しさで子どもたちが大好きなシリーズですが、シリーズ1作目のこの絵本にもたくさんの小さな発見が隠れています。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2018年2・3月号

【25】『ノンタン ぶらんこのせて』

キヨノサチコ/作・絵 偕成社

◆こんな本

『ノンタンあそぼうよ」シリーズの第1弾。ぶらんこを独り占めするノンタン。お友達と代わろうとしません。この本で我が子が順番を守ることを学んだというママたちの声多し。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2017年8・9月号

【26】『100まんびきのねこ』

ワンダ・ガアグ/文・絵 いしいももこ/訳 福音館書店

◆こんな本

猫を一匹欲しいおじいさんが、猫を探しに出かけ、100万びきの猫がいる丘を見つけます。ところが、あんなにいた猫がすっかりいなくなってしまいます。さてどうしたのでしょうか。白黒で描かれた作中の絵にも特徴があり、読み聞かせでもオススメされ子どもたちに長く愛されている絵本です。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年8・9月号

【27】『11ぴきのねこ』

馬場のぼる/作 こぐま社

◆こんな本

幅広い年齢の子が、気軽に楽しめる作品。明るくテンポよく展開する物語には、ユーモアと安心感があります。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【28】『ちいさなねこ』

石井桃子/作 横内 襄/絵 福音館書店

◆こんな本

お母さんねこが見ていない隙に、子ねこが外へとび出します。外には、危険なものがいっぱい。子どもに捕まり、自転車に轢かれそうになり、子ねこにとっては大変な冒険!ドキドキワクワク、でも最後はちゃんと安心できる展開は、幼い子の気持ちに寄り添った内容です。ストーリーのある絵本への入り口にぴったりの1冊。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2017年10・11月号

【29】『ちびくろ・さんぼ』

ヘレン・バンナーマン/文 フランク・ドビアス/絵 光吉夏弥/訳 瑞雲舎

◆こんな本

人種差別問題で、相次いで出版社が絶版にしていましたたが、2005年に瑞雲舎から17年ぶりに復刊。「トラが溶けてできたバターでホットケーキを焼いて食べる」シーンは印象深く、ママパパ世代は懐かしく感じるのでは。良書ゆえ、次の世代にも、ぜひ受け継いでいってほしい1冊です。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2016年8・9月号

【30】『わたしのワンピース』

にしまき かやこ/作 こぐま社

◆こんな本

「ララランロロロン」のくり返しが心地よく耳に残る。「似合う、似合わない」のかけ合いを楽しめます。

◆対象年齢

3歳~

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

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