「古希」を祝おう。おすすめの贈り物11選と、NGギフトをチェック

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満70歳の古希を迎えたら、家族で集まってお祝いをするのが一般的です。古希という言葉の由来やテーマカラーなど、正しい知識を持っていれば贈り物を選ぶときにも役立ちます。古希祝いにおすすめの贈り物と、覚えておきたい注意点を見ていきましょう。

古希とは

祖父母や両親が70歳を迎えたら、古希のお祝いをする家庭も数多く存在します。言葉の由来や意味を知り、プレゼント選びの参考にしましょう。

古希の意味や由来

そもそも古希とは、中国の詩人・杜甫の詩「曲江」の一節を基にした言葉です。「人生七十古來稀」(70歳まで生きる人は古来より稀である)という一節に由来しています。

昔は現在よりも平均寿命が短かったことから、70歳まで生きる人は非常に長生きだと考えられていたのです。古希は漢詩にも出てくる言葉で、日本でも長寿を祝う節目として定着しました。

諸説ありますが、教養として漢詩を読む人が多かったため、日本にも古希という言葉が浸透したようです。長生きする人が多くなった現代では、古希を祝う機会も増えてきています。

古希のお祝い方法

古希のお祝いをする方法は、食事やプレゼントなどさまざまあります。古希を祝うタイミングや、お祝いの際に知っておきたいマナーを解説します。

お祝いのタイミング

年齢の数え方には、生まれたときを0歳と考える「満年齢」と、生まれたときを1歳と考える「数え年」の2種類があります。古希のお祝いは、満年齢で70歳になったタイミングで行うのが一般的です。

誕生日はもちろん、お正月などのおめでたい日を選びましょう。お盆や敬老の日など、家族や親戚が集まりやすい日程に合わせてお祝いをするのもよい方法です。

家族で食事や旅行へ

古希を祝うときには、特に決まったやり方や昔ながらの風習はありません。家族で集まって食事をしたり、日帰りで旅行に出かけたりと、家庭によってお祝いのスタイルは多岐にわたります。

古希を迎える人の趣味に合わせて、本人が喜びそうな場所に出かけるのもおすすめです。いつもより豪華なレストランを予約するなど、家族で特別な一日を演出しましょう。

家族が遠方に住んでいるなら、お祝いを兼ねて集まるだけでも楽しい時間を過ごせます。祝う相手のことを第一に考えながら、喜んでもらえるようにプランを練るのがおすすめです。

熨斗(のし)の書き方

古希祝いのプレゼントの場合は、表書きに「御祝」「祝古希」「古希御祝」などと記載したものを添えます。

熨斗紙にかける水引には、蝶結びのものを選ぶのがポイントです。水引には蝶結びと結び切りの2種類がありますが、お祝いごとには紅白や金銀の蝶結びが利用されています。

熨斗に加えて水引のイラストがプリントされた、熨斗紙を使うのも手軽な方法です。お祝い用の熨斗紙に「御祝」と書き加えて、箱や包装紙の上に巻いてからプレゼントしましょう。

古希祝いの贈り物の選び方

古希を迎えたお祝いとして、特別なギフトを贈るのもおすすめです。贈り物を選ぶときのポイントや、相場について見ていきましょう。

贈り物の相場

古希祝いのプレゼントを購入する際、金額の相場が気になりますよね。ですが、価格に関する明確なルールはなく、5,000円から5万円程度と相場にも開きがあります。

過度に金額を気にする必要はないものの、あまりに安すぎるものは避けるようにしましょう。長く使えるものを選んだり、食べ物や飲み物を選んだりと、相手の好みによっても贈り物はさまざまです。

プレゼントを用意するのではなく、お祝い金として現金を包んで渡す方法もあります。両親やそうでない場合など、相手との関係によってもプレゼントの値段は変わってくることに注意が必要です。

テーマカラーは紫

古希の他にも還暦や米寿など、長寿祝いにはそれぞれテーマとなるカラーがあります。古希の場合は高貴なイメージを持つ「紫色」がテーマカラーなので、プレゼント選びの際に色を意識するのもポイントです。

長寿祝いの定番であるちゃんちゃんこはもちろん、洋服やアクセサリーなど、身に付けられるアイテムもギフトに適しています。デザインに悩んだときは、さりげなく紫を取り入れるのも一つの方法です。

女性への贈り物であれば、紫色の小物や花も喜ばれます。普段から使えるアイテムを贈ろうと考えているなら、同じ紫でも明るすぎない色味を選ぶのがおすすめです。

贈る人の好みのものを

古希のテーマカラーは紫と決まっているものの、必ずしも紫色にこだわる必要はありません。贈る相手の趣味が分かっているなら、相手の好みに合った色やデザインのものを選ぶのも良いでしょう。

実際に使ってもらえるプレゼントを贈りたい人は、相手のライフスタイルを知ることも必要になります。家に飾って楽しめるものや、趣味の時間に役立つものなど、相手の気持ちを考えて選びましょう。

家で過ごす時間が長い人には、ゆったり眺められるインテリアを贈るのも一案です。自然と目にすることが多い時計など、実用的なプレゼントを選ぶ方法もあります。

古希祝いならではの贈り物

古希祝いには、縁起のよいモチーフが入ったものを選ぶのが定番です。紫色にちなんだ、古希祝いにぴったりのアイテムを紹介します。

HOHO AYUMU ちゃんちゃんこ

鶴と亀甲文の模様をあしらった、高級感のあるデザインのちゃんちゃんこです。還暦で着るイメージが強いちゃんちゃんこですが、紫色のものを選ぶことで古希のお祝いでも活躍します。

前紐を結んで着用するフリーサイズなので、性別や体格を選ばず利用できるのもうれしいポイントです。付属している同柄の帽子は、紐を絞ってサイズを細かく調整できます。

夫婦でシェアしたり、写真撮影の際に着用したりと、お祝い気分が盛り上がるアイテムです。お祝いの栞と白の扇子がセットになっているなど、付属品も充実しています。

NOYOC ソープフラワー パープル

石鹸でできたソープフラワーは枯れる心配がないため、長い間飾れるのがメリットです。正方形のボックスに、まるで本物のようなバラが詰め込まれた、エレガントなデザインも目を引きます。

石鹸の優しい香りが楽しめるのも、普通の造花とは一味違うポイントです。ボックスごと部屋に置いておくだけで、美しい見た目はもちろん、清潔感のある香りで気持ちが安らぐでしょう。

メッセージカードが付属しているため、感謝の気持ちを一言添えてプレゼントするのにうってつけです。水やりなどの手間がかからず、きれいな見た目を長くキープできます。

古希祝いに贈りたい食べ物・飲み物

食べ物や飲み物も、古希祝いに喜ばれる定番ギフトの一つです。スイーツやドリンクなど、日持ちするグルメギフトをチェックしましょう。

‎門永水産 銀ダラ入り漬魚お買得セット

天然のタラやサワラを漬け込んだ、4種類の漬魚が味わえるお得なセットです。真空パックされた魚が冷凍の状態で届くので、解凍してからグリルで10分焼くだけで調理が完了します。

個包装なので食べたい分だけ解凍できて、トースターでも調理できる手軽さが魅力です。白味噌の上品な甘さを感じる西京漬けや、脂ののった銀ダラの粕漬けなど、豊富なバリエーションがあるため食べ飽きません。

鳥取県にある自社工場で、紅鮭や銀ダラなどの厳選された魚を丁寧に加工しています。たっぷり入った8切セットで、味噌をイメージした金色の魚がプリントされたパッケージも特徴です。

mizunoto おだしカクテル 野菜・魚介 6本セット

6種類のだしをカクテルのようにブレンドして使える、無添加の削り粉セットです。材料を粉砕するのではなく、丁寧に挽いて仕上げる水冷臼式製法を採用しており、素材本来の風味が楽しめます。

ふりかけボトルに入っているので、フタを開けてそのまま料理にふりかけられるのも便利です。おひたしやパスタにさっとかけたり、調理に利用したりと、毎日のレパートリーに取り入れやすくなっています。

かつおや昆布などの魚介だしに加えて、椎茸や人参などの野菜だしもそろっているのが特徴です。調味料などの添加物を入れずに作っているため、健康が気になる人にも適しています。

積奏 風セット バターサンド(4種)

クリームを何層にも重ねた、カラフルな見た目もかわいらしいバターサンドのセットです。クリームとの相性を考えて開発された、食感のよい花形のサブレを採用しています。

濃厚なバターを極限までホイップした、特製のバタークリームが味の決め手です。北海道産のバターとクリームチーズを混ぜ合わせることで、ふわっとした食感としつこすぎない味わいを実現しています。

クリームに加えてキャラメリゼしたローストナッツをサンドしており、さまざまな食感が楽しめるのも特徴です。レーズンやいちごなど、個性豊かな4種類のフレーバーが美しいボックスに詰まっています。

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

「感謝」の文字が刻まれた木箱に入った、高級感があるギフト用の獺祭です。華やかな香りと蜂蜜を思わせる甘みが感じられるため、お酒好きの人への贈り物にも適しています。

原料となる米を二割三分まで磨いたこだわりの製法で、余韻が長く続くのも味わいのポイントです。品質のよい日本酒ながら、毎日飲んでも飽きがこない飲みやすさにもこだわっています。

720mlとたっぷり入った大容量のボトルなので、晩酌用として長く楽しめるでしょう。大きな木箱に入っているので、フォーマルな贈り物としても最適です。

dancyu グルメギフトカタログ CBコース

「食いしん坊のための雑誌」をコンセプトに刊行している雑誌、dancyuが手がけたグルメカタログです。これまでに雑誌で紹介してきたおいしいものや昔ながらの逸品など、4つのテーマで構成されています。

食にまつわる道具も掲載されており、読み物として楽しめるのもポイントです。全35種類のアイテムが収録されているため、好みに合ったギフトを見つけやすくなっています。

CBコースは1万円前後が目安となっており、気に入ったギフトをいくつか注文することも可能です。プレゼント選びに迷ったときは、相手が好きなものを選べるギフトカタログを試してみましょう。

古希祝いに贈りたい小物

古希祝いの贈り物として、インテリア感覚で飾れる雑貨や洋服を選ぶのもよい方法です。日常的に利用できる、おすすめの小物を紹介します。

イデゾラ プレミアム メンズパジャマ(半袖)

極細の糸を使って織り上げた、軽やかな着心地にこだわったパジャマです。シルクのような光沢がある生地に、シンプルな中にも上品なアクセントとしてパイピングを施しています。

1mm程度の細かいパイルが特徴的な生地は、たたんでもかさばりにくいのがポイントです。年代を選ばず着用できるオーソドックスなデザインで、毎日心地よく眠れるでしょう。

袖口にも繊細なパイピングをあしらった半袖のパジャマなので、暑い時期にももってこいです。くすんだ色味が涼しげな、アイスグレーとダルブラックの2色から選べます。

リーデル スワル レッドワインタンブラー(2個入)

中央にくぼみを持たせたフォルムが目を引く、ユニークなデザインのワイングラスです。比較的手が小さい日本の女性でも持ちやすいよう、使い勝手のよさを意識して作られています。

持ち手であるステムのない作りで、直接テーブルに置いておけるのが特徴です。容量580mlとたっぷり入るので、ワインだけでなくソフトドリンクなど幅広い飲み物を入れられます。

有名なワイングラスメーカーであるリーデルが手がけた、品質の高さも魅力です。リムを非常に薄く仕上げているため、なめらかな口当たりでワインの風味をゆったりと味わえます。

リラクス TOTAL BODY CARE MINI

柔道整復師が監修した、本格的な整体を受けているような気分になれるマッサージ機です。重量320gと持ちやすさにもこだわっているため、年配の人や女性でも問題なく利用できます。

アタッチメントを気になる部位に当てるだけで筋肉が刺激され、むくみや凝りをほぐせるのが特徴です。球形やU字型など4種類のアタッチメントを付け替えることで、全身のさまざまな部位を刺激できます。

全20段階の振動レベルを搭載しており、自分に合った強度の振動を選ぶことが可能です。人間工学に基づいてデザインされたフォルムなので、握りやすく操作性にも優れています。

ホルムガード フローラ フラワーベース H24

ガラス製品を扱うデンマークのブランド・ホルムガードが手がけたフラワーベース「フローラ」です。どっしりと安定感のある作りで、シンプルながらも目を引くデザインになっています。

飾る植物の形状に合わせてショート・ミディアム・ロングの3種類があり、それぞれ色が異なるのがポイントです。口が細くなっているロングは、茎や枝が長い植物を入れるのに適しています。

吹きガラスを素材に採用しているため、色ムラや気泡といった素朴な風合いが味わえるのも魅力です。ブルー・スモーク・クリアとベーシックカラーがそろっているため、置く場所を選ばず利用できます。

古希祝いにNGな贈り物

古希を祝うプレゼントには、縁起が悪いと思われるものは避けるのが無難です。古希祝いを選ぶときに知っておきたい、NGポイントを解説します。

死や苦を連想させるグッズ

古希を祝うプレゼントには縁起のよいものが選ばれますが、逆に縁起が悪いとされるものには注意が必要です。縁起が悪いアイテムとしては、「首から落ちる」イメージがある椿の花や、香典返しに使われる茶などがあります。

また、「苦」や「死」という音が入っていることから、くしを贈るのはNGです。別れの際に使うことから、ハンカチも古希祝いのギフトとしてはふさわしくありません。

靴や靴下も、踏みつけるという意味があるため避けるのが無難です。たとえ悪気がなかったとしても、悪い印象を持たれる可能性があるため、縁起が悪いとされるものを事前に調べておきましょう。

年齢を感じさせるグッズ

古希をはじめとした長寿祝いで気を付けたいのが、年齢を感じさせるプレゼントはNGだという点です。相手に「年寄り扱いされた」と思われてしまい、喜ばれないケースがあります。

贈り物をするときには、相手の気持ちになって考えることも大切です。せっかくのお祝いごとで不快な思いをさせないよう、プレゼントの内容には気を配りましょう。

家族で古希をお祝いしよう

満70歳を祝う古希は、漢詩に出てくる言葉が由来になっています。70歳まで生きる人が珍しかった時代もありましたが、現代では長寿祝いの一つとして捉えられています。相手の好みを考えながらプレゼントを選びましょう。

家族で旅行に出かけたり、食事を楽しんだりと、古希の祝い方は家庭によっても異なります。贈り物を選ぶ際のNGポイントに気を付けて、家族で楽しい時間を過ごしましょう。

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構成・文/HugKum編集部

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