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きかんしゃトーマス号で出発!
きかんしゃトーマス号が出発するのは、大井川鐵道の新金谷駅(静岡県島田市)。レトロな雰囲気の駅舎が可愛らしく、旅気分も高まります。ところどころにトーマスが!
初めて見るトーマス号は想像以上に大きく、その迫力や、煙を吐き出すときの力強い音に、子どもだけでなく大人もびっくり! フレンドリーな機関士さんたちも窓から顔を出してくれました。こんな大きな機関車を運転する機関士さんはとても素敵です!
そして子ども達も、いざトーマス号に乗車。わくわくが止まりません!
座席の背もたれや、天井にかかるフラッグ、壁に飾られた絵など、車内もトーマス一色! 4人ずつのボックス席なので家族で一緒に座れます。懐かしさを感じるような雰囲気を楽しみながら、トーマス号は家山駅へと向かっていきます。
進行方向の右手には、大井川の雄大な流れ、左手には青々としたお茶畑が広がります。窓から入ってくる爽やかな風が気持ちよく、ずっと外を眺めていたくなります。沿道では手を振ってくれる人もたくさんいました。
約30分ほどで家山駅に到着! トーマス号は新金谷駅と家山駅の往復遊覧運転なので、この駅では降りることはできません。機関士さんが移動し、再び新金谷駅へと向かいます。
バスのバーティーを発見!
帰りの車窓からは、バスのバーティーを発見! 「あっバーティーが見えた!」「追いつく、追いつく〜」と子どもたちも大興奮でした。バスのバーティーと、きかんしゃトーマス号の両方に乗車できるツアーもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
「きかんしゃトーマスランチボックス」に子どもは大喜び!
お弁当は、「きかんしゃトーマスランチボックス」(ペットボトルの水は別売)。ふたを開けると、トーマス・ヒロ・パーシーが飛び出したり、絵葉書がついていたりという仕掛けも。チキンライスや唐揚げ、ウインナーやフルーツなど、子どもが大好きなおかずばかりなのが嬉しいです。海苔で描かれたトーマスの姿にもほっこり。もちろんトーマス号の車内で食べてもOKです。
「トーマスフェア」新金谷メイン会場では、転車台の見学も!
「トーマスフェア」新金谷メイン会場 では、トーマスが転車台でぐるりと回転する姿を見ることもできます。青空に煙をシュッシュッと吐きながら、トーマス号が少しずつ回転していきます。
トーマス号が色々な角度から見られるのも面白いです。堂々としたトーマスの姿がカッコいい!
「トーマスフェア」新金谷メイン会場では、バスのバーティーや赤いボディの特殊消防車フリン(整備工場エリア)の展示があったり、ミニSLやバッテリーカー(1回200円)もあったりと、乗車の後もゆっくり楽しむことができます。
※DAY OUT WITH THOMAS™ 2023 の「トーマスフェア」は、新金谷メイン会場 (トーマス号の発着駅)と千頭サテライト会場(トビー号の発着駅)の2か所で開催されています。
千頭駅からは、きかんしゃトビー号が出発!
そして、新金谷駅から車で1時間15分ほど離れた千頭(せんず)駅からはきかんしゃトビー号に乗ることができます。赤い客車がなんとも可愛らしい! こちらは、千頭駅と奥泉駅の間で往復運転されています。
そして1駅先の川根両国駅ではラスティーと、いじわる・いたずら貨車が待っているので注目です!
トビー号はツアー商品での乗車が基本ですが、空席がある場合に限り、当日乗車券も販売されるそうです。
そして、千頭駅でも「トーマスフェア」が開催されています。こちらの会場で会えるのはパーシー、ヒロ、ジェームスと、レール点検車のウィンストン。大自然の中で見る機関車たちは大迫力! ここまで来てよかった!と思える光景でした。
大井川鐵道限定のトーマスグッズがたくさん! おみやげも要チェック
せっかく大井川鐵道に行ったら、おみやげも買って帰りたいですよね。新金谷駅の向かいにある「プラザロコ」では、さまざまなトーマスグッズが販売されています。これには子どもも目が釘付け状態に(笑)。大井川鐵道しかゲットできない限定品や、トーマス号車内での限定販売グッズもあるので要チェックです。
今年のトーマス号は過去最多の運転日数!イブニング運転も!
大井川鐵道できかんしゃトーマス号が走る公式イベント「DAY OUT WITH THOMAS™ 2023」は2023年4月29日〜12月25日まで全122日間にわたり開催されます。
さらに今年は初めて、きかんしゃトーマス号とバスのバーティーのイブニング特別運転も行われます。 ぜひホームページをチェックしてお出かけしてみてください!
大井川鐵道 DAY OUT WITH THOMAS™ 2023 公式サイトはこちら
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文・構成/平丸真梨子