【星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳】野菜のテーマパークで収穫体験！スリル満点の空中散歩も「リゾナーレとカゴメの食育」体験レポ②

早起きして、自然を学ぶ朝の森さんぽへ

２日目は朝食を早めに済ませ、朝の森さんぽへ参加。ベテランガイドの”くまさん”と森の中を1時間くらいウォーキング。周りの自然を観察しつつ、ゆっくりとしたペースなので子どもの足でも問題なく歩けます。

散歩の途中で木の幹に丸く開いた穴を発見！「なんの穴かわかるかな？」と、くまさんからの質問に「キツツキ～！」と参加した子どもたちみんなが元気よく答えていました。「キツツキは１秒間に30回も木をつつくんだよ」と教えてもらい、大人も子どもびっくり。

ちなみに、「キツツキ」という鳥はいないのだそう！ アカゲラやコゲラなど木をつつく鳥の総称だということを今回初めて知りました。

シカの角を見せてもらったり、謎の虫を発見したり、森のことならなんでも知っているくまさんが、思わず大人も「へぇ～」と感心してしまう豆知識をたくさん教えてくれました。

「森の中っていっぱい生き物がいるんだね」「日なたはとっても暑いのに、木があると涼しいんだね」と子どもたちは自然のありがたみを体感できたよう。日々、時間に追われる親にとっても木漏れ日のなかのお散歩は心身ともにリフレッシュできる時間に。

野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」へ

リゾナーレ八ヶ岳から車で20～30分ほど、長野県の富士見町に2019年4月にオープンした「カゴメ野菜生活ファーム富士見」。八ヶ岳の雄大な自然を背景に、野菜と豊かにふれあいながら、農業や食、この地域の魅力を体験できる場所です。

野菜の収穫体験

ファーム内の農場では春から秋にかけて様々な野菜の収穫を体験することができます。野菜にくわしいファームスタッフの方から説明を受けながら、今回はミニパプリカ、ズッキーニの収穫をしました。（※季節によって収穫する野菜が変わります）

大きく実ったズッキーニを見つけた長男。スタッフの方のアドバイスをよく聞いて、葉っぱをかき分けて、はさみで収穫。

「ツヤツヤだね～！」「このまま食べられる？」と、いつもなら見るだけで顔をしかめる野菜も、自分で収穫したものは特別おいしく見えるのだとか（笑）

野菜、足りてる？「べジチェック」

ファームハウス内には、野菜が足りているかをチェックできる「ベジチェックR」という機械がありました。手のひらをセンサーに当てるだけで、数十秒で野菜摂取レベルを測定できちゃうんです。

家族全員測定してみましたが、みんな野菜の量が足りてないという結果に！　国が推奨する1日の野菜摂取目標量350gの半分くらいしか摂取できていないようで、今の２倍は必要だそう…。食生活を見直すいいきっかけに。

ピザが絶品！「IL FAGGIO」で野菜たっぷりランチ

ランチはファームハウス内のレストラン「IL FAGGIO」へ。地元の食材やカゴメ特製の「野菜だし」をふんだんに使った本格イタリアンが楽しめるレストランです。看板メニューは、シェフこだわりの“薪窯”で焼いたナポリピッツァだそう。

生地はカリカリもっちもち、チーズはとろ～り、とにかく絶品のピザ！いつも必ずピザの耳を残す子どもたちが、耳までぺろりと完食するほど。ぜひお試しあれ！

名物のトマトソフトクリームもぜひトライ

デザートにはトマトとミルクのミックスソフトクリームをいただきました。甘酸っぱいトマトと濃厚なミルクが絶妙にマッチ！　暑い日でもさっぱりいただけるソフトクリームです。

森が水をきれいにする仕組みを知る「森のミニラボ」

ランチの後は、「森のミニラボ」に参加して、森の土が水をきれいにする自然の成り立ちをお勉強。使用済みのPETボトルを使って簡単なろ過装置を作り、泥水がきれいになる森の働きを学ぶ実験を行いました。

小石や砂、炭、落ち葉、土を五層にしたろ過装置。１回目はまだにごりが強かったけれど、２回通すとかなりきれいな水に変化。

お茶やジュース、絵の具など自然の色でないものは、なかなか土がろ過できないのだそう。森などにでかけた際、うっかり捨てないように注意しないといけないですね。

お花と葉っぱ当てゲームも楽しい

同じ野菜の葉っぱとお花を当てるゲームにもトライ。「このお花、さっき畑で見た！と家族みんなで盛り上がりました。

ここでしか買えないアイテムも多数！ファームショップもチェック

ファーム内のショップでは、 約120種類のカゴメ商品やノート・手ぬぐいなど20種類以上のオリジナルグッズ、地域の特産品などが買えます。スーパーではなかなか見かけない業務用商品なども置いてあって見てるだけでワクワク。

通販でしか買えない大人気の野菜ジューズ「つぶより野菜」も購入できます。濃厚でおいしい！

「おなじみの野菜生活100」もファーム限定パッケージに。おみやげにおすすめです。

大迫力のアクティビティ「森の空中散歩」に挑戦

ホテルに戻った後は、大人気のアクティビティ「森の空中散歩」にトライ。八ヶ岳の森に設けられた地上5～7mのアスレチックコースには、ドキドキの空中世界が広がります。

身長・年齢別にレベル１～４まであり、自然を感じながら非日常感を楽しむことができます。今回、長女と末っ子はレベル１～２にトライ。レベル１といってもかなりの迫力で、とくに最後のターザンロープは大人でもひるんでしまうほど…。ひとりで果敢に挑む末っ子にたくましさを感じました。

小学５年生の長男はレベル３に挑戦。レベル３ともなるとかなり難しく内容もハードに。スタッフの方のアドバイスに耳を傾けながら汗だくでがんばっていました。1時間フリーパスで時間内何度でもトライできます。

身長90cm以上、小学校1年生以下のお子さん用のKIDSコースもあります。こちらは地上1.5ｍの高さなので大人が地上からサポートすることも可能です。

メインダイニング OTTO SETTEでディナー

２日目のディナーはリゾナーレ八ヶ岳のメインダイニング 「OTTO SETTE」でイタリアンコースをいただきました。メインダイニングの窓が大きく、天井も高くとても開放感のある素敵な空間です。

収穫体験をしてきた後なので、子どもたちと野菜についての会話も弾みます。ズッキーニの花を使った料理を見ると「あっ、このお花、畑に咲いていたね！」とうれしそう。

デザートのメリンガータがおいしくて感動。みずみずしい桃とさわやかなバジルの香りの相性がバツグン。

格式高い雰囲気に「子連れで大丈夫かな…」と親も子も少し緊張しましたが、飽きてしまった子どもたちに塗り絵を貸してくれたり、眠くなってしまった末っ子をソファで寝かせてくれたり、テーブル担当の方のホスピタリティが本当に素晴らしく、子どもと一緒に気兼ねなくコース料理を堪能できました。

「リゾナーレ八ヶ岳」には託児所もあるので、夫婦でゆっくり食事を楽しみたいときは利用するのもおすすめです。（6ヶ月～未就学のお子さん限定）

濃密な２日目が終了！

朝から森の散歩や収穫体験とアクティブに活動した、大充実の二日目が終了！いよいよ明日は最終日。待ちに待ったパティシエ体験に備えてぐっすり体を休めます。

「リゾナーレとカゴメの食育」プラン体験レポ①はこちら

「リゾナーレとカゴメの食育」プラン体験レポ③へ続く

文・構成／HugKum編集部