【星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳】野菜ソムリエプロの緒方 湊さんの授業も！子どもが野菜好きになる「リゾナーレとカゴメの食育」体験レポ①

野菜を好きになってもらいたい！「リゾナーレとカゴメの食育」プランに参加

夏休みには子どもの成長につながる体験をさせたい、という親御さんは多いのでは？ 3児の母である筆者もそのひとり。今回我が家では「リゾナーレとカゴメの食育」プランに参加することに！　というのも、「野菜好きの約7割は、子どもの頃に野菜の栽培や収穫をするなどの体験が大きく関係している＊１」と聞き、偏食キッズたちに野菜の魅力を感じてほしいと思ったからです。

このプランは「星野リゾート　リゾナーレ八ヶ岳」と、同じ八ヶ岳エリアに位置する「カゴメ野菜生活ファーム富士見」が共同で企画。子どもたちに、楽しく学びながら野菜を好きになってもらいたいと願いを込めたものだそう！　まさに我が家にぴったり♡

普段の生活ではなかなか味わえない大自然を肌で感じ、野菜に興味を持ってもらうには絶好の機会です。

＊１　「カゴメ野菜定点調査」（2021年）
https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2021/img/2021122001.pdf

「野菜ソムリエプロ」 緒方 湊さんによる特別授業「野菜の学校」

チェックイン後、少しお部屋でゆっくりした後は、子ども専用のキッチン「キッズスタジオ」で最年少野菜ソムリエプロ＊2　緒方 湊さんによる特別授業に参加。我が家の子どもたちは、TVで緒方さんの活躍を観ていたので「本物のみなとくんだ～！」と大興奮！

身近な野菜を手に取りながら、子どもたちにもわかりやすい語り口で野菜の栄養や美味しい野菜の選び方などを教えてくれました。

トマトのおいしい選び方って？

トマトが大好きで毎日食べていると言う緒方さんいわく、おいしいトマトを選ぶときにチェックすべきはおしりなのだとか。「星のように見える白い線”スターマーク”があるトマトは甘くて生で食べるのにおすすめ。スターマークのないつるつるのトマトは酸味が強いので加熱調理向きです」

また、下の写真のように”チャック”と呼ばれるトマトの表面にある傷は、「寒さに当たってしまったときにできるもので、味にはまったく問題はないんです。安く売られていることが多いので、上手に選んで得してくださいね」と緒方さん。

子どもたちがびっくり！のきゅうりマジック

ほぼ水分で、カロリーがいちばん少ない野菜１位と言われているきゅうり。「取れたてのみずみずしい新鮮なきゅうりは、ポキッと折ってまたくっつけると、ほらくっつくんです！」と緒方さんが実演すると、子どもたちからは「すごい！手品みたい」「僕もやってみたい！」と大歓声。これは豊富な水分によるもので、浮かせても剥がれ落ちることはなく、ぴたっとくっついてます。

きゅうりは傷みやすく、廃棄されがちな野菜ランキング１位でもあるそう。「もともとインドの暑い地方原産のため、冷蔵庫だと冷やしすぎてしまうので必ず野菜室に入れてください。また、買ってきたビニール袋から出して、キッチンペーパーで包み、ヘタの部分を上にして立てて保存すると長持ちしますよ」

野菜を廃棄しない使い方など、持続可能な食との関わり方についてSDGsの視点も含め、子どもだけではなく大人も楽しく学べる講義でした。

授業のあとは”野菜博士みなとくん”を質問攻めに

野菜について何でも知っていて、とっても優しい緒方さんは子どもたちに大人気！　授業の後は子どもたちからの質問攻撃が。「みなとくん、コーンの皮は食べられる？」「みなとくんは嫌いな野菜はないの？」など、子どもたちの素朴な疑問にもひとつひとつ丁寧に答えてくれました。

「みんな明日は畑に行くと思うけど、虫は野菜の成長を手伝ってくれる大事な生き物だから怖がらずにね」とアドバイスも。

習ったことはワークシートにメモ！自由研究にもお役立ち

今回の食育プランでは、専用のワークシートがもらえます。自然や野菜について学ぶだけでなく、実際に見て、触れて感じたこと記録。家に帰ってからも振り返りができ、追加で学んだ情報も書き足すことができます。自由研究にもぜひ使いたい一冊です。

＊2 野菜ソムリエプロ

野菜ソムリエ協会が認定する民間資格。青果物のスペシャリストとして生産者と消費者の架け橋として、野菜や果物の魅力や価値を広めることを目的としている。

プロフィール

緒方 湊（おがた みなと）さん|野菜ソムリエプロ

食べることが大好きで、幼いころから野菜や果物の収穫体験に参加。6歳から近所に畑を借り、自分で野菜づくりを始める。８歳 で「野菜ソムリエ」、10歳で「野菜ソムリエプロ」（＊３）に合格し、当時の最年少記録を大幅に更新。テレビなどへのメディア出演のほか、野菜の魅力を伝えるべく全国のイベントやセミナー講演などで活躍中。

～主な活動～（2023年現在）

いばらき大使（茨城県）、農研機構広報アンバサダー（国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構）、食の教育大使（山形県真室川町）、龍ケ崎市食と農のアンバサダー（茨城県龍ケ崎市）他

子どもは絵本、大人はワインをテイスティング

夕食まで少し時間があるので、「BOOKS&CAFE」と「八ヶ岳ワインハウス」をのぞいてみました。

ゆったり絵本が楽しめるスペースが

芝生を思わせるふかふかのグリーンの絨毯スペースでは、気になった絵本を試し読みすることができます。

店内にはカフェスペースやおしゃれな本や雑貨もたくさん。旅先で気に入った本に出会うというのも素敵な体験ですよね。

ワイン好きのパパも大満足の「八ヶ岳ワインハウス」

リゾナーレ八ヶ岳は、日本有数のワイン産地である山梨県・長野県の県境に位置しています。そのため「ワインリゾート」としての一面も。店内には、山梨県と長野県のワインを中心にセレクト。なかなか見かけないワインも販売されていて、ワイン好きにはたまらないスペースです。

「八ヶ岳ワインハウス」には24種類ものワインを気軽にテイスティングできるワインサーバーもあり、ワイン好きのパパはテンションアップ！　店内のレジでワインサーバー用のカードを受け取り、サーバー上にあるカード挿入口に差し込むとそれぞれのワインをテイスティングできます。それぞれ25ml、50ml、150mlと選べます（一部異なります）。

気に入ったワインはレストランに持ち込むBYOが可能なのもうれしい！

ビュッフェ＆グリルレストラン「YYgrill」で夕食

１日目の夕食は「YYgrill」へ。ワインの木箱を組み込んだ壁や、葡萄の実りを描いた壁画、天井には葡萄棚をモチーフにしたデザインが施されていて、ワインリゾートを感じます。バラエティ豊かなオードブルとゲストの目前で仕上げる豪快なメインディッシュが大人気。

先ほど緒方さんの「野菜の授業」を受講し、野菜への興味がぐんとアップした子どもたち。積極的にサラダをお皿にとっていました。

お待ちかねのメインディシュは、牛ステーキ。運ばれてくるとローズマリーのとても良い香りが。ソースは３種類あり、どのソースもお肉ととても相性が良かったです。

キッズ用メインディッシュはステーキとハンバーグから選べます。どちらもお肉が柔らかくジューシーで子どもたちも大喜び。付け合わせの野菜もおいしい！と食べてくれました。

ちなみにビュッフェには、離乳食もあるので赤ちゃん連れの方も安心して利用できますよ。

野菜を身近に感じることができた一日目

「リゾナーレ八ヶ岳」での一日目があっという間に終了。緒方 湊さんの「野菜の授業」で野菜の知識が深まった子どもたち。夕食では積極的に野菜を食べる様子が見られて母は感動…。明日も「朝の森さんぽ」や「カゴメ野菜生活ファーム富士見」での収穫体験など楽しみなイベントがたくさん！早起きして自然を満喫しましょう！

「リゾナーレとカゴメの食育」プラン体験レポ②はこちら

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「リゾナーレとカゴメの食育」プラン体験レポ③へ続く

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文・構成／HugKum編集部