イヤイヤ発動!大事なポイントは「気持ちを受け止める」と「提案する」
まずは気持ちを受け止める
Yちゃんはお絵描きが好きな2歳の女の子。
大好きな遊びをしている時は、
すごい集中力で楽しんでいますが
イヤイヤが発動することも多いです。
例えば、お絵描きをしていて
と伝えると
と言って片付けられません。
そこで…
「今は何を書いてるの?」
「うさぎ」
Yちゃんはうさぎをもう一つ描いて
約束通り、自分で片付けることができました。
こんな風に、
子どもの気持ちを受け止めたあと、
話をしたり、提案をすると
子どもも納得して行動ができます。
どうしても時間がない時は、「〇〇ならできるよ」と提案
ここで、どうしても時間がなくて
すぐに片付けなくていけない場合は…
「Yちゃん、お絵描きまだしたいんだよね」
「うん」
「先生もね、Yちゃんにたっくさんお絵描きさせてあげたい!」
「だけど、赤ちゃんがお腹空いて泣き始めてかわいそうだから、給食の準備してあげたいんだ」
「片付けをして給食の準備してもいい?」
こんな風に話をすると…
「えー…。いいよ」
と、しぶしぶ納得してくれます。
「そっか、〇〇したいんだね」
「〇〇食べたかったんだね」
「〇〇行きたかったんだね」
という風に、まず子どもの気持ちを受け止めることで
子どもも
「先生は僕の(私の)気持ちを分かってくれた」
と思い、気持ちを落ち着かせることができます。
どんな理不尽な要求をされても、ひとまず「子どもの気持ちを受け止める」
そして
できることは叶えてあげて、
できないことは分かりやすくできない理由を説明するか、
代わりの案を提案してみて下さい。
「だめだよ!」と否定されるより、
「〇〇ならできるよ」と提案された方が
子どもも納得できます。
ぜひ試してみてください。
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