【ランキング発表】親としてやめたいと思っている習慣
さっそくここからは、未就学児育児中の1000人のママパパからの回答をランキング形式で発表していきます。「あるある」と共感してしまうようなさまざまな習慣が寄せられました。
調査媒体:小学館『めばえ』11月号
設問:お子さんに関することで、親として「やめたい」と思っている習慣があれば教えてください。
1位:テレビや動画・YouTubeを見せすぎてしまう
最も多くの票を集めて1位となったのは、『テレビや動画・YouTubeを見せすぎてしまう』でした。
教育番組やTVアニメに加え、サブスクの動画サイトやYouTubeの子ども向け動画など、昨今では、子どもが延々と楽しめる映像コンテンツが山ほどあります。動画を見ている間は大人しくしてくれる…等の理由から、ついこれらを見せすぎてしまうご家庭はかなり多いはず。「やめたいけれど…」と葛藤するママパパから、多数の票が集まりました。
2位:ぐずられるとお菓子・ジュースを与えてしまう
2位は『ぐずられるとお菓子・ジュースを与えてしまう』。お子さんがぐずってしまって、本来与えるタイミングではないのにお菓子やジュースをあげてしまったこと、ありませんか? 人によっては、ご機嫌取りに与えてしまった…と自己嫌悪に陥ったこともあるかもしれませんね。
過去記事では、子どもがぐずった時の対処法を特集しているので、こちらも合わせてご参照ください。
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3位:お菓子を食べさせすぎる
3位は『お菓子を食べさせすぎる』。
お菓子を食べさせすぎていることを反省するママパパからの票も目立ちました。最近ではお菓子のバリエーションも増え、子どもが食べたいお菓子の種類も年々豊富になってきていますよね。
4位:お菓子やおもちゃを買いすぎてしまう
4位は『お菓子やおもちゃを買いすぎてしまう』。子どもかわいさに、なにかとお菓子やおもちゃを買い与えてしまうご家庭も多いようです。両親だけでなく、祖父母や親戚から貰える機会がたくさんある場合も。
5位:外でぐずるとお菓子・ジュースを与えてしまう
5位は『外でぐずるとお菓子・ジュースを与えてしまう』で、お菓子に関するものがまたまたランクインしました。
家ではともかく、外でぐずられると周りの目が気になりますよね。苦し紛れのご機嫌取りにお菓子やジュースをむやみに与えてしまった経験は、きっと多くのママパパに心当たりがあるはず。
5位:感情的に怒ってしまうこと(同率)
同率で『感情的に怒ってしまうこと』も5位に挙がりました。
子どもを叱る際、よくないとは分かっていても、つい感情的になってしまう日もありますよね。しかしながら、感情をそのままぶつけてしまうと、後からママパパ自身が自己嫌悪に陥るだけでなく、子どもの心にも大きな負担をかけてしまいます。
過去記事では、自分の怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」について詳しくまとめています。こちらも参考になるはず。
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5位:子どもが寝るまで添い寝をする(同率)
同率で、『子どもが寝るまで添い寝をする』も5位に。お子さんの寝かしつけのはずが、いつの間にか自分も寝てしまって…というのが、日常茶飯事になっている方も少なくないかもしれませんね。
8位:家事や忙しい時にテレビや動画・YouTubeを見せてしまうこと
8位は、『家事や忙しい時にテレビや動画・YouTubeを見せてしまうこと』。普段から頻繁に見せているわけではなくても、家事や忙しい時など、親が手を離せないタイミングで、テレビや動画・YouTubeに頼ってしまうご家庭もあるはず。
9位:食べるのをつい手伝う・食べさせてしまう
『食べるのをつい手伝う・食べさせてしまう』は9位に。自分で食べられるのに、つい口に食べ物を運んであげてしまったり…なにかとお手伝いをしてしまうママパパからの声も寄せられました。
お子さんの食べ残しを食べてしまって、自分のカロリーオーバーに罪悪感を抱きがちなママパパも多いのではないでしょうか。
10位:子どもが欲しがる・ねだられると買ってしまう
10位は『子どもが欲しがる・ねだられると買ってしまう』。「ねだれば買ってもらえる」と思わせたくはないものの、子ども可愛さについつい財布の紐がゆるんでしまうママパパも少なくないようです。
その他にもさまざまな回答が!
ほかにも少数派ではあるものの、さまざまな「あるある」な回答が寄せられました。
子どもの前でスマホを触る
なかでも目立ったのは、『子どもの前でスマホを触る』。子どもと一緒にいる間は、子どもとの時間を大切にしたいと思いつつも、ついついスマホを見てしまったり、見ざるを得なかったり。情報社会と言われる現代、スマホとの距離感の取り方に難しさを感じているママパパの声も寄せられました。
抱っこをせがまれると断れない
『抱っこをせがまれると断れない』とお悩みの声も散見されました。もう赤ちゃんじゃないのにと思いつつも、せがまれればせざるを得なくなってしまうママパパも多数。
上の子に我慢させてしまう
ふたり以上の育児をされているご家庭からは、『上の子に我慢させてしまう』といった声が届きました。下の子に手がかかる間は、なにかと上の子に我慢させがちに。上の子もまだ子どもなのに、と葛藤するママパパは多いようです。
動画やお菓子、おもちゃの見せすぎ・与えすぎへのお悩みが目立つ結果に
今回は、1000人のママパパを対象に行った「親としてやめたいと思っている習慣」のアンケート結果をお伝えしてきました。
全体的に、動画やお菓子、おもちゃなどの見せすぎ・与えすぎに葛藤する声が多い印象です。お子さんがぐずった際などに便利なこれらのアイテム。程よく使うのが理想的ですが、余裕がなくなってくると、それもなかなか難しくなります。
HugKumでは、子どものぐずりへの対処法から、育児中のイライラのコントロールまで、さまざまな角度から育児との向き合い方に関する情報を発信しています。過去の記事も、ぜひチェックしてみてくださいね。
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アンケートを実施したのは・・・
親と子をつなぐ、2・3・4歳の学習絵本『めばえ』。アンパンマン、きかんしゃトーマスなど人気キャラクターと一緒に、お店やさんごっこや乗り物あそび、シールあそび、ドリル、さがしっこ、めいろ、パズル、工作、お絵かきなど、様々なあそびを体験できる一冊。大好きなパパ・ママとのあそびを通して、心の成長と絆が深まります。
文・構成/羽吹理美