目次
幼児のタブレット学習のメリット
幼児がタブレットを使って学ぶことには、どんなメリットがあるのでしょうか。
幼児用タブレットと一般的なタブレットの違いとは?
通常のタブレットは、パソコンのように使えたり、インターネットに接続できたりと、さまざまな使い方ができます。一方、幼児用のタブレットは、ゲームや学習など、幼児向けアプリがあらかじめ入っているのが特徴です。また、多くの幼児用のタブレットは、親によるアプリの制限ができたり、見守り機能が搭載されています。
幼児向けの機能を搭載
幼児用タブレットには、たくさんの機能が入っています。そのため、これ一つで飽きずに遊べたり、勉強できるのが魅力です。アプリだけでなく、カメラ機能付きや、お友達と通信できるような高機能なものもあります。
どこでもタブレットで勉強できる
タブレットなので、持ち運ぶのが便利です。ほとんどの場合が薄型で軽量なので、コンパクトで置き場所にも困りません。お出かけのときにもぴったりです。
何度も繰り返し学習できる
ペーパーレスで、繰り返し学習に取り組めるのもメリットです。「もう1回やりたい!」という子どもの自発性もアシストしてくれます。
幼児のタブレット学習の影響は?
メリットがある一方で、幼児のタブレット学習の影響はないのでしょうか。
子どもが依存してしまう心配は?
タブレット学習は、子どもが夢中になって長時間使ってしまうというデメリットもあります。使う時間を決め、長い時間使いすぎないように気を付けてあげましょう。
視力が低下が心配
長時間液晶画面を見続けると、眼に疲れや痛みを感じることも。また、脳が刺激されるため、眠れないなどの睡眠障害を引き起こす可能性もあります。目を使いすぎないように、休憩を挟むようにしましょう。
書き取り能力の低下も心配
指や専用のタッチペンでタッチするだけなので、書き取り能力の低下も懸念されがちです。小学校では、タブレット教育導入の向きもありますが、まだまだ紙とえんぴつが主流。適度に紙とえんぴつの学習も取り入れたほうがいいかもしれません。
幼児の学習用タブレットの選び方
幼児の学習用タブレットはさまざまです。選び方のポイントをご紹介しましょう。
年齢に応じたものを選ぶ
対象年齢に応じたものを選ぶとよいでしょう。そうしないと、難しすぎたり、反対に簡単すぎたりしてしまい、学習することが嫌になる可能性があります。幅広い年齢を対象にしたものなら、長い期間使えるのでおすすめです。
操作性がよいものを
お子さんが操作しやすいものがおすすめです。ボタンが押しやすい、イラストや文字がわかりやすいデザインになっているなど、お子さんが使いやすいものを選んでください。
制限機能がついたものを
できれば、使用時間の制限や、インターネットの閲覧制限などの機能がついているものがよいでしょう。使いすぎや不正アクセスなどを防ぐことができるので安心です。制限機能がついていない場合は、同機能のアプリを入れるといいですね。
幼児が学習用タブレットを使用する際の注意点
お子さんがタブレットを使うときに、気をつけたいことをお教えします。
長時間の使用は避ける
子どもにタブレットを与えると、つい夢中になって、放っておくといつまでもやってしまうことも。集中力があるのはよいことですが、目を酷使したり、体に不調をきたすこともあります。時間を決めて使うようにしましょう。
明るいところで使用する
暗いところで使うと、視力低下の原因になることもあります。できるだけ明るい場所で使うようにしてください。
姿勢良く使う
熱中すると、画面に近づきすぎてしまいます。そうすると、目や肩などに痛みが出る可能性が。姿勢を正して使うようにしましょう。
幼児用タブレット学習におすすめ通信教育
タブレットで学習できる通信教育をご紹介します。
「すまいるぜみ 幼児向け通信教育」(JUSTSYSTEMS)
小学校入学までに身につけておきたい力は、学ぶ楽しさを知り、自ら学ぶ姿勢を育むこと。そのためのお手伝いをしてくれるのが、「すまいるぜみ 幼児コース」です。
スマイルゼミのタブレットは、学習専用。小学校入学までに学んでおきたい10分野の教材をタブレット1台に配信するオールインワンタイプの教材です。ひらがな、カタカナ、かず、英語などを学べます。自動読み上げ&自動丸つけでお子さまのペースで楽しく学習できるのも魅力。また、タブレットを起動すると「きょうのミッション」で取り組むべき学習をおすすめしてくれます。さまざまな分野の教材を偏りなく、取り組むことができます。
ママパパの口コミ
「波はあるけど、ほぼ毎日取り組んでいる。やり終わるともらえるご褒美が楽しみ。」(40代・静岡県・子ども2人)
「チャレンジ タッチ」(ベネッセ)
見て・聞いて、書いて、動かして学ぶ体験型学習で毎日楽しく勉強できるのが「チャレンジ タッチ」です。こちらのタブレット学習は、小学校1年生からとなっています。
「チャレンジ タッチ」の特徴は、小学校で使っている教科書に対応していること。動きや音声で、先生が隣にいるようなわかりやすさで、「考え方」から理解できます。また、「Wとき直しシステム」で“わからない”を残しません。また、毎月の「まとめ問題」は、1か月の学習履歴をもとに、お子さんのレベルに合わせた難度の問題が出題されます。さらに、「外国語活動」必修化を見すえ、日常でよく使う英語表現が聞けます。これなら、英語が得意だと感じる土台を作れますね。
ママパパの口コミ
「子どもが興味を持って取り組める内容と適度な量だったので良かった」(30代・長野県・子ども2人)
「小学生タブレットコース」(Z会)
Z会の「小学生タブレットコース」は小学3年生から入会できます。視覚に訴える解説、学習進度にあわせた教材の提供など、タブレットの優れた機能で学習効率をアップできます。タブレットで学べるのは、国語、算数、理科、社会、英語、総合学習の6教科です。
デジタルならではの動きと視覚を重視した教材で、紙ではイメージしにくい分野もわかりやすく確認しながら学べるのがポイントです。確認問題はタブレット上で即時に採点され、理解度をその場で確認しながら、効率よく問題を解き進められます。また、「カレンダー機能」とトップページの「今日の学習」で、その日にやるべきことが明確になるので、確実に学習習慣が身につき、しっかりと学力を伸ばすことができます。
Z会のタブレットコースでは、専用のタブレットはありません。対応するiPad端末と、ご使用の端末に対応したタッチペンが必要となります。これからタッチペンを購入される場合は、ご使用の端末に対応したものを用意します。
幼児学習用おすすめタブレット
通信教育以外の幼児用学習タブレットをピックアップしました。幼児用学習タブレットは、遊び感覚でお勉強できるのが特徴です。
「ドラえもんひらめきパッド」(バンダイ)
ドラえもんといっしょに楽しく遊びながら学べる知育学習パッドです。入学準備の学習がオールインワン。国語、算数、英語、生活、世界・歴史、図工・音楽が学べます。3才から7才の小学校入学後も夢中になって長く遊べるのもポイントです。話題の「プログラミング学習」ができるコンテンツも入っています。
「カシオ キッズワード KW-A1 デジタル知育ツール」(カシオ)
「キッズワード」は、英語の他、国語、算数、生活、音楽等、多彩で充実のコンテンツを搭載。ひらがなや日常会話、数の数え方など、将来の学校教育を見据えたのコンテンツで、学ぶ力を育むことができます。また、英語学習は、オックスフォード・リーディング・ツリーはイギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書シリーズを使用。主人公のキッパーを始めたくさんの楽しいキャラクターと一緒に一歩ずつ英語を学ぶことができます。
Fire HD 10 キッズモデル
Amazon fireのキッズモデルは、ペアレンタルコントロール機能搭載で安心して渡せるタブレット。1日の利用時間を15分単位で設定でき使い過ぎの防止や、遊んだアプリも確認できます。絵本や学習まんがのほか、文字や数字の学習アプリ、プログラミングアプリなどさまざまなコンテンツが満載で1年間楽しめます。1台2役で、プロフィールを切り替えれば通常のFireタブレットとしても使え、Prime Videoや電子書籍など、大人も楽しむことができます。
幼児のタブレット学習に使えるおすすめアプリ
ご家庭で通常のタブレットをお持ちであれば、幼児の学習用アプリを入れればタブレット学習ができます。
アクセス制限アプリ「保護者向け Google ファミリー リンク」(Google LLC)
子供がオンラインで学習や検索したりする際に、デジタル機器の利用についてルールを設定できるアプリです。便利な通知機能により、子供が Google Play ストアからアプリをダウンロードしようとすると保護者に通知が届きます。そのアプリを許可したりブロックしたりすることも可能です。また、子供のデバイスに利用時間の上限やおやすみ時間を設定できるのも魅力です。
ダウンロードはこちら>>google play/App store
勉強アプリ「まいにちワオっち!ひらがなや数を楽しく学べる幼児・子供向けドリル」(WAO CORPORATION)
最年少〜小学1年の「こくご・さんすう」を楽しく学べる本格デジタル教材アプリです。市販ドリル96冊分(約6年間分相当)が、1つのアプリにつまっています。ドリルは、子供に合ったところから、始めることができるのが特徴です。「ここまできたね!」と達成度合いを子供と共有しながら、成長を実感できる学習記録機能が付いています。
ダウンロードはこちら>>App store
「子供が食いつくように見ていました。 キャラクターも簡素でわかりやすいみたいです。」(30代・東京都・子ども1人)
勉強アプリ「Lola のABC パーティー 無料 – 読むことを学習する」(BeiZ)
英語が学べるアプリ「Lola のABC パーティー」。母音から学び始め、後に、読解、作文、単語の認識を、キャラクターのLolaと一緒にゲームをしながらマスターしていきます。ゲーム中のほとんどのナレーションとテキストは、あえて英語になっています。英語圏の子供と同じように学習できるのが特徴です。ゲームはシンプルにデザインされており、日本語なしでも簡単にプレイできるので、英語がわからなくても楽しめます。
ダウンロードはこちら>>google play/App store
幼児のタブレット学習に使えるおすすめアイテム
タブレット学習に使うと便利なアイテムをご紹介します。
どこでも学習台 正しい姿勢で集中力UP(アスカ)
収納スペース付きの学習台です。約10°の傾斜設計で、タブレット画面に近づき過ぎず適度な距離を保ち、姿勢よく学習ができます。学習台の上部をあけると、ノートや文房具、小物などを分けて入れることができり収納スペースが。持ち手も付いているので持ち運びもラクラクです。勉強台以外に、書見台としても活用できます。
DYNAMO 子供用 ケース【 iPad2 / iPad3 / iPad4 】(Cooper Cases)
子供に優しく、丈夫で頑丈、壊れにくいipadケースです。耐久性の高い、EVAフォームクッションを採用し、衝撃に強いのが特徴です。スクリーン周りの盛り上がったベゼルにより、激しい落下、衝撃や衝突からもしっかりと保護します。また、片手でも握りやすい少し厚みのあるハンドルにより、持ち運びやも楽々。このハンドルは、ハンズフリースタンドへと早変わりします。キックスタンドディスプレイにより、入力&お絵かきに適したアングル。ハンドルを車のヘッドレストにつければ、後部座席のエンターテイメント用としても大活躍します。
子どもにぴったりの幼児用タブレットで楽しく学習しよう!
遊びながら学べる幼児用のタブレット。使うときには、ご家庭でルールを決めたり、使いすぎるのを防ぐ制限機能やアプリを利用しましょう。また、子供に合ったタブレットを選ぶのも大切です。正しく使えば、楽しく学べますよ。
関連サイト
すまいるぜみ-幼児向け通信教育
チャレンジタッチ1ねんせい-ベネッセ
小学生タブレットコース-Z会
文・構成/HugKum編集部