サステナブル素材でできたアイディアグッズ見つけた!紙でできた「袋とじクリップ」&眼鏡もマステもおまかせの「収納ボックス」♡

「サステナブル」という言葉をよく耳にしますが、意味を尋ねられると「自信がない」というのが本音ではないでしょうか? 今回はその意味を説明しつつ、子育てにも便利な「サステナブル」な商品を2品をご紹介していきます。

サステナブルってどういう意味なのでしょうか?

sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉で「持続可能な」「ずっと続けられる」という意味で使われます。

SDGsの最初の「S」もサステナブルの「S」です。持続可能な社会を目指す上で個人ができることの中には、食品ロスを減らしたり、環境に負荷がかからない商品を選んで購入し使うことなどが挙げられます。

これまでとても便利に使われていた「プラスチック」に対する見方が変わってきている今、紙で作られた製品が見直されています。

紙は木材から作られます。木材はしっかりとした手入れをすることにより、「植樹→栽培→伐採→植樹……」というループを繰り返すことができ、伐採したものを持続的に資源として使えるからです。また、使わなくなった紙をリサイクルすることによって、古紙として生まれ変わらせて使うことも可能ですよね。

今回はそんな紙で作られた、そして見た目がおしゃれで普段使いしたくなる商品をご紹介します。

袋留めクリップ BO(ボー)/スガイワールド

スガイワールドは紙製品を数多く扱うメーカーです。丈夫な紙で作られたマスキングテープカッターやメッセージカードなど、かわいらしくて便利な商品を数多く展開しています。

その得意とする紙で作られたサステナブルな最新の製品は、食品などの袋を開封した後に、閉じるための「袋留めクリップ」です。

名前は「袋留めクリップ BO(ボー)」。

その名の通り内棒・外棒の2本の棒(ボー)をペアで使用する商品です。

元々食品パッケージを密閉するための商品は、プラスチックや金属で作られるものが常でした。ですが、スガイワールドは自分たちの知見のある紙を使って、同じ機能をもつ商品が作れないかと開発したのがこの商品です。

使い方

昼ごはんに途中まで食べたパンの袋を閉じてみました。

1.密閉したい袋のしわをしっかりと伸ばし、内棒にかぶせます。


2.袋の端を内棒にしっかり沿わせるように端を摘み、外棒をかぶせます。


3.外棒にある溝に袋を通すようにして、内棒・パッケージ・外房という断面になるように完全におおいます。

例えば、1回で食べきれずに残ってしまうお菓子やパンなどの袋を密閉したり、大人ならば、毎日飲むコーヒーの豆のパッケージを密閉するのに便利です。

上記手順にあるように袋のしわをきっちり伸ばさないと袋が途中でくしゃっとなってしまうので、ピンっと張ることがポイントでした。はじめは苦戦したのですが、何度か使って慣れるとコツをつかんで使えるようになりました。

耐久性も抜群。でも注意も必要

メーカー調べでは、1000回以上使う事ができます。ですが素材が紙のため、乾燥している商品に使う、台所で使う時には「BO」を濡らさないように確認するなど、水に気をつけて使うことが大前提です。

この商品自体も古紙を95%使用しており、不要になった場合は紙ゴミとしてリサイクルができ、製品自体に生分解性があるため環境にやさしい商品です。サイズは長さ15cmと22cmの2種類です。

取扱店舗についてはこちらをご参照ください。

スガイワールドの紙製品についてもっと知る!

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デスク収納 ミニシェルフ/包む

厚手の紙と両面テープのみで組み立てられる、横長の仕切りで区切られた3段の棚です。

クラフト・グレー・ライトグレーの3色をラインナップ。

説明によるとメガネやハサミなど細長く平べったいものの置き場所としても便利に使えるそうです。

筆者は最近、PC作業の際には拡大鏡を使用、普段は近眼用のメガネを使っています。写真のように使うのがオーソドックスな使い方のようですが、アイデアが浮かびました!  子どもに「楽しく見せる収納を実践してもらえるのではないか」と思ったのです。早速作ってご紹介していきます。

手に持っているのがストッパーパーツです

あっという間に組み上がる!

まず、商品を組み立てます。販売時は平たい状態ですが、付属された説明書の通り、組み立てて行くと5分ほどで完成させることができました。

外寸は約193mm×82mm×238mmです。また、棚には載せるだけで設置できるストッパーがついています。

お子さんの遊び&お片付けに

ミニカー編

棚にはストッパーをつけたり外せたりするのですが、今回はつけて使います。色はライトグレーがおすすめです。

ストッパー上部に、駐車場のような白線を修正液や白いマーカーペンで描きます。そして棚の下の位置に戻します。準備はこれだけです。

写真では粘土で作った車ですが、さまざまなミニカーで遊べます

すると、ミニシェルフが駐車場に一気に変身! 車の置くべき場所が出来上がっていると、自然ときれいに並べたくなりませんか?

お人形遊び編

キャラクターや動物のお人形を使って、3階建てのお家に見立てて遊んでみました。

こちらも、さまざまなお人形で遊べます

今回はストッパーを外して、床や壁の大きさにぴったりの紙を用意して家具やマットなどを描きました。それを写真のように貼るだけで簡単な3階建てのお家として遊べます。ひとつのフロアっだけ原っぱのような素敵な背景にすると、室内と野外の両方のシチュエーションで遊べるので、楽しさも2倍!

遊び終わったら、お人形を並べて飾っておきましょう。

また紙製なので、不透明に仕上がるマーカーペン(三菱鉛筆のポスカやパイロットのジュースペイントなどがおすすめ)を使って直接描くことも可能です。お子さんと一緒に行うのも楽しそうですね。

大人も活用しよう!

大人の方にももちろん楽しく使っていただくおすすめの方法があります。ストッパーをつけたミニシェルフに、コレクションしたマスキングテープを並べていきます。直径は未使用のものがちょうどぴったりに入る大きさです。

見せる収納として完璧なサイズ感ではないでしょうか! ストッパーがあるので、普段は転がり出る心配はなく、必要になったら手を添えるだけで簡単に取り出せます。ミニシェルフ自体がシンプルなカラーだからこそマスキングテープが映えて素敵です。

こちらの商品も、必要がなくなった時には組み立てと逆の方向で平面に戻すことができ、紙なので資源回収に出すことができますよ。

気になった方はリンクから商品をチェック>>

ミニシェルフ クラフト

ミニシェルフ グレー

ミニシェルフ ライトグレー

サステナブルな素材を取り入れて、地球にやさしい暮らしをしよう

プラスチックなどの環境負荷が大きいものを購入する時には、どのようにどれくらい使うのかをよく考えてみましょう。すぐに不要になって捨ててしまう可能性があるならば、少しでも環境にやさしい商品を選んでみてください。

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文・構成/ふじいなおみ

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