季節の果物を使ったゼリーのレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかからピックアップ!ゼラチンや寒天で簡単に作れる人気レシピをご紹介します。
生フルーツとゼラチンで作るフルーツゼリーのレシピ
【1】ソーダゼリー入りフルーツサラダ
ソーダ入りのぷるぷるゼリーが爽快!たっぷりのフルーツでおなかも大満足です。
◆材料
(4~5人分)
【フルーツサラダ】
マンゴー 1個
すいか(小玉) 1/2個
パイナップル 1/4個
【A】
水 300cc
砂糖 120g
レモン果汁 1/2個分
【ソーダゼリー】
炭酸水(無糖) 320cc
板ゼラチン 10g
【B】
水 50cc
砂糖 40g
◆作り方
【フルーツサラダ】
【1】【A】を鍋に入れてひと煮立ちさせる。砂糖が溶けたら火を止め、粗熱を取る。
【2】フルーツは皮をむき、ひと口大に切る。
【3】ボウルに【2】を入れて【1】を回しかけ、落とし蓋のようにラップをぴったりかける。冷蔵庫に2時間以上入れて、味をなじませる。
【ソーダゼリー】
【1】板ゼラチンはたっぷりの冷水(分量外)でふやかしておく。
【2】小鍋に【B】を入れてひと煮立ちさせ、完全に溶けたら火を止める。
【3】【1】の水気を切って【2】に加え、余熱で混ぜ溶かす。ボウルに移して炭酸水を静かに注ぎ、氷水のボウルに当てながら全体にとろみがつくまで冷やす。容器に移して冷蔵庫で固める。
【盛りつけ】
器にフルーツサラダ、ソーダゼリーの順に盛りつけて、ミント(分量外)を飾る。
『めばえ』2016年9月号
【2】ぶどうのゼリー
涼しげなゼリーの中にプカプカ♪見た目もかわいく、ゴロッとジューシーなぶどうがアクセントに。
◆材料
(4人分)
粉ゼラチン 9g
水(A 45ml、B 100ml、C 350ml)
レモン果汁 1個分
グラニュ ー糖 80g
ぶどう 16粒
◆作り方
【1】粉ゼラチンを水Aでふやかす。
【2】ぶどうは皮をむき、使う直前まで冷蔵庫で冷やす。
【3】 鍋に水B 、グラニュー糖、レモン果汁を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら火から下ろす。【1】を加えて余熱で混ぜ溶かし、こし器を通してボウルに移す。
【4】水Cを加えて氷水で冷やしながら、ゴムべらで絶えず混ぜ続ける。
【5】全体にとろみがついたらぶどうを加えてグラスに分ける。ぶどうがゼリーの中に均等に浮かぶように調整し、冷蔵庫で約2時間冷やし固める。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。 1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告・雑誌のフードコーディネート、企業や店舗のメニュー開発など幅広く活躍。自宅で教える少人数制のお菓子教室も人気。
『めばえ』2017年8月号
【3】マンゴーゼリー
ほどよい甘さでさわやか。のどごしつるん♪ ホームパーティーの締めにうれしいスイーツ。
◆材料
(大人4人分)
ペリカンマンゴー 2個
板ゼラチン 6g
牛乳 1と1/2カップ
【A】
生クリーム 1/2カップ
砂糖 大さじ7
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】マンゴーは皮をむいて、実をこそぎ取る(1カップ分用意する)。
【2】板ゼラチンは水につけてふやかす。牛乳は耐熱容器に入れて電子レンジ(600Wの場合)で1分温め、ゼラチンを加えて溶かす。
【3】ミキサーに【1】、【2】、【A】を入れてペースト状にし、器に移してラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固める。
教えてくれたのは
行正り香さん
おしゃれな暮らしぶりと簡単でおいしいレシピが大人気。二児のママ。
『ベビーブック』2012年2月号
【4】ストロベリーinゼリー
甘酸っぱくてツルンとおいしい!紅い実のコントラストが綺麗です。
◆材料
(180ccのゼリー型×6個分)
いちご 6~8個
粉ゼラチン 18g
水 90cc
【A】
砂糖 150g
レモン果汁 1/2個分
水 600cc
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】いちごはヘタを除いて食べやすく切り、使う直前まで冷蔵庫で冷やす。
【2】粉ゼラチンを水に振り入れてふやかす。
【3】鍋に【A】を入れて火にかけ、ひと煮立ちして砂糖が溶けたら火から下ろし、【2】を加え、へらで混ぜて溶かす。
【4】【3】を茶こしを通してボウルに移し、氷水にあてながら、とろみがつくまで混ぜる。
【5】【4】に【1】を加えて混ぜ、いちごが浮かないくらい強いとろみがついたら素早く型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
*食べるときに、型から器に移す。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
【5】オレンジゼリー
熱があるときは冷たいもので栄養を補給。ジュースで作る簡単ゼリー。
◆材料
(約3個分)
【A】
100%オレンジジュース 150cc
水 50cc
砂糖 20g
粉ゼラチン 1袋(5g)
熱湯 50cc
◆作り方
【1】ゼラチンに熱湯を加えてよく混ぜて溶かす。
【2】【A】に【1】を加えてよく混ぜ、グラスなどに注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
*写真左のカルピスゼリー(約3個分)の場合は、【A】を「5倍希釈用のカルピス80cc、水120cc」に替えて同様に作る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
【6】すいかのきらきらゼリー
鮮やかな赤が夏らしい!真っ赤なスイカと透明ゼリーがきれいです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
すいか(正味) 200g
【A】
水 2カップ
砂糖 大さじ6
レモン汁 大さじ2
ゼラチン 10g
水 大さじ6
◆作り方
【1】すいかは種を除いて1cm角に切る。ゼラチンは水に入れてふやかす。
【2】鍋に【A】を入れて中火にかけて煮溶かし、火を止めてレモン汁を加え、【1】のゼラチンも加えて溶かす。バットなどに移し、粗熱がとれたら【1】のすいかを加え、冷蔵庫で冷やし固める。
【3】フォークなどでくずしながら器に盛る。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしくて、センスのいいレシピ が人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2015年7月号
【7】いちごミルクゼリー
子供が大好きないちごミルクをゼリーに。さわやかな甘みと酸味で季節を味わって。
◆材料
(カップ×3個分)
いちご 100g
牛乳 1カップ
ゼラチン 5g
◆作り方
【1】いちごはへたを除いてフォークなどでつぶし、牛乳を混ぜ合わせる。
【2】ボウルに水大さじ3とゼラチンを入 れてふやかし、湯煎にかけて溶かす。【1】をへらで混ぜながら加える(手早く混ぜないとゼラチンだけが固まってしまうので注意)。
【3】【2】のボウルの底を氷水にあて、ときどき混ぜながらとろみが少しつくまで 冷やし、型に入れ、冷蔵庫で1時間以 上冷やし固める。
*いちごの甘みが少ない場合は、砂糖 を大さじ1程度加えるか、仕上げにコ ンデンスミルクをかけても。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
【8】ふるふるすいかゼリー
すいかの甘さのみで作る夏の味。口どけのよさもいい。
◆材料
(約300㏄の容器1個分)
すいか 約350g(正味300g)
【A】
熱湯 大さじ3
粉ゼラチン 10g
【B】
ココナッツミルク 50cc
コンデンスミルク 大さじ2
◆作り方
【1】すいかは皮を除いて一口大に切り、 密封式保存袋に入れて袋の上から手で 細かくつぶす。
【2】ボウルの上にザルをのせて【1】をあけ、 ゴムベラなどでこし、混ぜ合わせた【A】を加えて混ぜる。保存容器に入れて粗 熱をとり、ふたをして冷蔵庫で冷やし固める。
【3】小鍋に【B】を入れて混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせ、粗熱をとって冷蔵庫で冷 やす。フォークで崩しながら器に盛っ た【2】にかける。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独 立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2016年9月号
【9】さくらんぼのキラキラゼリー
さくらんぼの瑞々しさが際立つ、きらめくゼリー。子供たちから歓声があがるはず!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さくらんぼ 15個
【A】
水 350㏄
砂糖 大さじ4
レモン汁 大さじ2
【B】
粉ゼラチン 10g
水 大さじ4
◆作り方
【1】さくらんぼは半分に割って種を出す。【B】は合わせておく。
【2】 鍋に【A】を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止め、合わせておいた【B】を混ぜる。
【3】 粗熱がとれたら、さくらんぼとレモン汁を加え、混ぜ、容器に移し、冷蔵庫に4時間ほどおく。固まったらフォ ークで崩して、器に盛る。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしく、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2017年7月号
寒天で作る簡単フルーツゼリーのレシピ
【1】キラキラキューブゼリー
星柄がキュートのゼリー♪すきまを埋めるプチおかずにも◎。
◆材料
水 60cc
サイダー 90cc
粉寒天 小さじ1弱
砂糖 大さじ1
マンゴー 適量
◆作り方
【1】小鍋に水と粉寒天を入れて混ぜながら2分煮立たせる。砂糖を溶かし、サイダーを加えて混ぜる。
【2】製氷皿に星型で抜いたマンゴーを入れ、【1】を注いで冷やし固める。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさも重要視したオリジナル料理が人気。持ち前の美的センスと器用さを活かしたモチーフ料理に定評があり、書籍も多数。一男一女の母。
『めばえ』2016年6月号