「不登校から息子が前向きに変化」母たちに聞いた!オンラインフリースクールSOZOWスクールに通ってよかった理由

オンラインフリースクールをご存知でしょうか?通うことを検討されている方がいるかもしれません。今回は、「好きを学びに。未来を自在に。」をコンセプトにしているSOZOWスクール小中等部の取材をしましたので、ご紹介します。

SOZOWスクールとは?

教育機会確保法に基づくスクールで、不登校の子どもに対し、学習活動、教育相談、体験活動などを提供しているので、近所の学校に在籍しつつSOZOWスクールで学べます。いくつかの条件を満たせば出席認定も可能です。

SOWOWスクールは、テクノロジーやAIの進化のような急速な変化の中でこれから必要なスキルと素質を「教育×IT」と「教育×エンターテインメント(エデュテイメント)」によって実践的に培うことを目標にしています。

SOZOWスクールのカリキュラムの一例
SOZOWスクールのカリキュラムの一例

利用者の親御さんの声

では実際にどのような学びが行われているのでしょうか? SOZOWスクール小中等部に通うお子さんの親御さんに聞いてみました。

不登校をきっかけに通い始めた小5男の子の母親Aさん

− 入学のきっかけを教えてください。

4年生の秋に体調を崩してから、不登校の日が増えました。心身共に不安定な時期でした。一歩踏み出したいと思っていたときにSOZOWスクールを知りました。息子と一緒にスクールの説明会に参加したところ、スクール生の人数が多く、同じ趣味を持っている子がいたことなどから、活動内容に興味を示しました。ここなら、息子をありのままに受け入れ、やりたいことを後押してくれそうなのと気の合う友達ができそうなので入学を決めました。

  • − お子さんの様子はいかがでしたか?

もともとデジタルが得意なので、オンライン上のやりとりが合っています。オンライン会議アプリやチャットアプリを楽しく使いこなしています。また、スクールのスタッフが認め合う、褒め合う環境を作ってくれていて、息子が前向きになりました。ありのままの自分が受け入れられているので、安心感が生まれて活動に自主的に取り組んでいるのではないでしょうか。

入学してよかったと思うことは何ですか?

①息子をありのままに受け入れてくれる ②周りに信頼できる大人が増えた ③素敵な友達と関われる機会が増えた。この3つの点が、親目線でよかったことです。息子は、先進的なスクールで新しいことをどんどんできると喜んでいます。

息子は好きなことにはエネルギーをとことん注ぐので、スクールの環境に合っています。今は友達と一緒に課題をクリアする探究型のゲーム学習と動画制作を楽しみながらがんばっています。また、生徒1人につき大人が1人伴走してくれるメンター制度があります。メンターは息子の話をじっくり聞き、興味関心の幅を広げてくれるので、本当にありがたいと思っています。

メンターとの面談
メンターとの面談

「ゲームもできて他のことも学べることが決め手」小6男の子のママBさん

入学のきっかけを教えてください。

不登校になり、勉強が手つかずになりました。色々調べていた中で、SOZOWスクールの説明を聞く機会がありました。スタッフさんがしっかりしていて、ここなら安心して息子を預けられると思いました。最終的には、息子もSOZOWスクールに入学したいと言い、決めました。スクールでゲームもできて他のことも学べるのとスタッフが信頼できるのが、息子にとって決め手になったようです。

−スクールに通ってみてお子さんの様子はいかがですか?

オンライン上で友達と積極的にコミュニケーションをとって、意見を取りまとめる役割を担っていることがあります。友達やSOZOWスクールのスタッフさんと仲良くやっているのが、息子の様子から伝わってきます。サッカーゲームをやるのが特に楽しそうですね。また、今年4月から週に一度通学(※)をし、スタッフさんにリアルで会えて嬉しかったと言っていました。

※SOZOWスクールで2024年4月より通学コースがスタートしています。

入学して変化したことや良かったことがあれば教えてください。

不登校になってから息子が暗くなり、家庭内がギスギスしました。しかし、SOZOWスクールのお陰で本来の姿を取り戻しました。スタッフさんは息子のよいところを伸ばせるように会話をうまく進めるので、息子が前向きに。息子は、大好きなサッカーのことをスタッフさんに話すのが嬉しいようで、自己肯定感の向上につながっていますね。また、人にリアルで会うようになってからは、多くの人から刺激を受け、息子の視野が広がっていくのがわかります。勉強も以前よりかは取り組むようになったかな。

ライブ授業の配信現場
ライブ授業の配信現場

スタッフと1対1で話せる機会があるのがとても良いと感じました。筆者の小学校時代を振り返ると、親にも先生にも友達にも話せなくてモヤモヤした経験があったような。誰かに話すことで自分の考えがまとまったり新たな発見ができたりするのではないでしょうか。

スクール内で、自分のスキルを報酬に変えることができる先進的な取り組みがスタート

ここからは、SOZOWスクールの中で特に先進的と思われる取り組みをご紹介します。

仮想コイン「SOZOWコイン」で自分の武器に気づくことができる

SOZOWスクールでは、スクール生同士が感謝の気持ちとして仮想コインを送り合えるシステムがあります。動画編集のノウハウを教えてあげたり、アイコンイラストを描いてあげたりなど、自分の得意を生かして仮想コインであるSOZOWコインを稼ぐ経験ができます。稼いだSOZOWコインは、Amazonギフトに換えられるとのこと。自分の武器は何かを実体験を通じて見つけるきっかけになるのではないでしょうか。こういう経験を小学生のうちにしていたら筆者の人生が変わっていたかも。

SOZOWコインの概要
SOZOWコインの概要

個性レポートで自分の好きや得意を発見

SOZOWスクールでは、普通の学校でもらう、3-5段階評価の通知表とは違い、個性レポートという形式をとっています。
個性レポートは、多様な視点からその子の良さを見つけるコメントが多く書かれ、上から目線のコメントが一切ありませんでした。子どもは、大人からの評価に縛られ、萎縮することがありませんか?こういうレポートであれば、自分の好きや得意を見つけやすくなったり、ありのままでいられたりするのではないでしょうか。個性レポートは、現在も開発中で今後のアップデートが楽しみ。

個性レポートの一部
個性レポートの一部

学びの新たな選択肢を提供

今回、オンライン授業を実際に見る機会がありました。オンラインだと退屈することもあるのですが、講師の盛り上げ方がうまく、授業にどんどん引き込まれました。インタラクティブに参加できるのがよいですね。

最初は、小学校の代わりかなと思っていたのですが、子どもの可能性を最大限引き出す、新たな学びの場であることがわかりました。筆者が小学生に戻れるならば、SOZOWスクールを体験してみたいですね。

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取材・文 峯あきら

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