東京・月島名物「もんじゃ焼き」を自宅で楽しむ! おすすめの具材と焼くコツ、食べるコツ

もんじゃ焼きには、分厚い鉄板が必需品だと思われがちですが、じつはホットプレートでも焼けるんです。お家で楽しむレシピをご用意しました。東京発祥といわれる、もんじゃ焼きの興味深いエピソードもご覧ください。家族や友人と一緒に楽しめる内容です。

もんじゃ焼きは、具材のバリエーションが豊富で、お好みに合わせた楽しみ方ができるメニューです。お店に出かけなくても、自宅で作りやすい焼き方があるので、使う具材や、焼き方、食べ方をチェックして、次のホームパーティーでは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

もんじゃ焼きの歴史と起源

もんじゃ焼きとは、どんな料理なのでしょうか? お好み焼きと似ているように感じるかもしれませんが、じつは、まったく起源が異なる食べ物なんですよ。

文字焼き

もんじゃ焼きとは、「もんじやき(文字焼き)」と呼ばれる駄菓子が訛ってついた名前、という説があります。

終戦後、小麦粉に砂糖水を混ぜ、銅板に文字を書きながら焼いたお菓子が「もんじ焼き」の名で親しまれていました。子ども達にとって、楽しさとおいしさが詰まった魅力的なお菓子だったそうです。

駄菓子屋のもんじゃ焼き

昭和40年代になると、東京下町では駄菓子屋に子どもたちが集まる様は、お馴染みの光景でした。当時は陣取りゲームが大流行で、その戦いの場所こそが、もんじゃ焼きを焼く鉄板の上だったのです。毎日のように白熱した戦いが繰り広げられました。

それまでのもんじゃ焼きは、水で溶いた小麦粉に、ソースやしょうゆで味付けしたものを焼くだけが主流でしたが、この頃になると、キャベツなどの具材が加えられたようです。

現在では、駄菓子屋のほとんどが姿を消したものの、もんじゃ焼きは消えずに残り、今も庶民に愛され続けています。東京の伝統的な食べ物としても、全国的に知られるようになりました。

もんじゃ焼きの作り方

お店の場合、店員さんがついて焼き方を教えてくれるお店もあるので、初めての方もぜひ挑戦したいところ。最初はその手際を見て参考にしながら、徐々に自分で焼けるようになると、より楽しみが増しますよ。

基本のもんじゃ焼き方

一般的なもんじゃ焼きの焼き方です。

【1】鉄板に油をひき、まずは具だけを刻みながら炒めます。お店の場合は、具と液状の生地がひとつの器に入って出てくることが多いので、へらなどで具だけを鉄板にうつして焼きます。

ヘラを使って、細かく刻みながら炒めます。
ヘラを使って、細かく刻みながら炒めます。

【2】具材がしんなりしてきたら、丸いドーナツ状に形を整えて「土手」を作ります。

【3】ドーナツの真ん中に空いた空間に、生地を流し入れます。とろみがついてくるので、小手で切りながら土手と混ぜ合わせます。

生地は液体状なので、鉄板上で広がり過ぎないよう、最初はドーナツ状につくった具の「土手」の内側に流すのがコツ。

【4】生地をまんべんなく広げ、表面がプツプツしてきたら、食べられます。青のりなどのトッピングをかけ、”はがし”と呼ばれる小さな小手を使って、鉄板からはがしとるように掬っていただきます。

具と混ざって火が通ると、生地に粘性が出てきます。生地の端がこんなふうにぷつぷつしてきたら食べごろ。

 

お好み焼き粉やたこ焼き粉を使ったレシピ

お家でもんじゃ焼きをする時に便利なのは、ホットプレートです。もしくは、フライパンで焼くこともできるので、気軽に楽しんでみてください。しっかりと火がとおりさえすれば、まず失敗はありません。

・材料

(2〜3人分)

お好み焼粉、またはたこ焼き粉 50g

水 300㎖
ウスターソース 40㎖
しょうゆ 大さじ1

【お好みの具】 約150gを目安に
キャベツ 1/4個
桜えび(乾燥) 大さじ1
切りいか 大さじ1
ねぎ、紅しょうが お好み量

【トッピング】
青のり、かつお節、こしょう お好み量

ホットプレートに傷がつかないよう、シリコン製や、木製のヘラがあればご用意ください。

・作り方

【1】ボールにお好み焼粉、水、ウスターソース、しょうゆを入れ、泡立器でよく混ぜ合わせます。

【お好みの具】を細かく刻んで加えます。

細かくカットした具材を使うのが、もんじゃ焼きの特徴です。
細かくカットした具材を使うのが、もんじゃ焼きの特徴です。

【2】ホットプレートを200℃に温め、油(分量外)を薄くひきます。スプーンで【1】の内、具だけを落として炒めます。

【3】最初は、お好み焼きのように円形にして加熱。その後、中央に穴をあけて土手を作り、その中に【1】の残りを流し込みます。

【4】生地に火がとおり、とろみがついてきたら、具と生地を混ぜながら全体に火を通します。

お好みで【トッピング】を振りかけます。

・食べ方のポイント

小さなへら、またはスプーンを使って薄く伸ばし、3~4分程かけて香ばしく焼くとさらにおいしさがup。鉄板から少しずつはがし取りながらいただきます。

 

お好み焼きやクレープのように平たく円盤状に焼きあげるものではなく、焦げるほど焼いても全体はどろっとした粘度の強い炒め物のような状態。なので、お好み焼きのように焼いたものを切り分けるのではなく、鉄板からめいめいが小手でじかに掬って食べてOKです。

少し生焼け気味を好む人もいますが、鉄板に押し付けてしっかり焦げ目をつけてから口に運ぶとおいしいですよ。

もんじゃ焼きの具材

定番の具材で作ってもおいしいですが、アレンジが自由にできる点がもんじゃ焼きの魅力です。みんな、どんな具材で楽しんでいるのでしょうか? 気になる人気の具材をみていきます。

人気の具材

キャベツを玉ねぎ、白菜などに変更して、野菜の旨味を楽しむもんじゃ焼きもおいしいです。

豚肉の代わりは、鶏やウインナーの他、タコ、サーモンなどの魚介に変更も自由にできます。

ラーメンスナックは、もんじゃ焼きの本場、月島でも人気のトッピングです。スナック感が虜になります。

明太子を使ったレシピ例

明太子、チーズやお餅を入れる場合は、下記の配分をご覧ください。お好みで増減することもできるので、おおまかな目安量としてお使いください。

・材料

(2〜3人分)

お好み焼粉 50g

水 300㎖
ウスターソース 40㎖
しょうゆ 大さじ1

キャベツ 1/4個
明太子 1腹
チーズ お好み量
ベビースターラーメン 小1袋
細かく刻んだお餅 1~2個

人気のお取り寄せ もんじゃ焼き

オンラインで入手できる、もんじゃ焼きもあります。粉のセットだけでなく、焼き上げた後、急速冷凍した商品もあるんですよ。

ブルドックソース 月島もんじゃ焼 詰め合わせ

ご家庭で水とキャベツを用意し、作るもんじゃ焼きのセットです。具材にはお好きなものをプラスできるので、ご自由に用意してください。

 

もんじゃ焼き 3種類セット 冷凍食品

焼き立てのもんじゃ焼きが冷凍され、真空パックで届く商品です。電子レンジで温めて、アツアツにしていただきます。お子さんのおやつや、ちょっとしたおつまみにもおすすめですよ。

もんじゃ焼きの具材は無限

もんじゃ焼きに使える具材はかなり幅が広いので、前から気になっていたものやお好きなものがあれば、ぜひ試してみてください。細かく刻んで、生地と一緒に焼けば、ワイワイと賑やかに家族で楽しい時間を過ごせることでしょう。新しい発見や、お家独自の味が見つかるかもしれませんね。

焼きあがったものをきれいに切り分けて小皿に取り分けるというより、鉄板からそのまま、めいめいがひと口ずつ掬いとって食べるスタイルなので、家族や気の置けない仲間と鉄板を囲んで楽しむのがおすすめです。

構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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