「子どもがなぜかやりたがること」をランキング発表!1000人のママパパが回答
アンケートの対象となったのは、3歳以下のお子さんを育児中のママパパ1000人。さっそく以下では、みなさんから寄せられた回答をランキング形式で発表し、考察していきます。
調査媒体:小学館『ベビーブック』2024年6・7月合併号
設問:おうちの中や外出時にお子さんがやりたがることがあれば、具体的にお書きください。
1位:エレベーターのボタンを押したがる
2位:リモコンを触りたがる・押したがる
3位:鍵を開けたがる・閉めたがる
4位:ボタンを押したがる
5位:スマホ・携帯を触りたがる
6位:電気のスイッチを押したがる
7位:葉っぱや石を拾いたがる・触りたがる
7位:料理のお手伝い・一緒に料理をしたがる
9位:ドア・扉の開け閉めをしたがる
10位:自動販売機をやりたがる・買いたがる
11位:買い物カートに乗りたがる・押したがる
12位:セルフレジをやりたがる
13位:買い物カゴを持ちたがる
14位:インターホンを押したがる
15位:バスのボタンを押したがる
15位:なんでも触りたがる
15位:電話をかけたがる
18位:大人の真似をしたがる
19位:ガチャガチャを回したがる・やりたがる
19位:レジでのカード決済・支払いをやりたがる
19位:掃除機をかけたがる
22位:エスカレーターに乗りたがる
22位:シールを貼りたがる
25位:おままごと・ごっこ遊びをしたがる
26位:お手伝いをしたがる
26位:なんでも自分でやりたがる
28位:階段を昇り降りしたがる
28位:自分でコップに飲み物をつぎたがる
30位:高いところに登りたがる
30位:車のハンドルを触りたがる・運転をしたがる
30位:掃除をしたがる
30位:動画・YouTubeを見たがる
アンケートにはさまざまな「子どもがやりたがること」が寄せられました。
中でも多くの票が集まり1位となったのは『エレベーターのボタンを押したがる』。その後、2位には『リモコンを触りたがる・押したがる』、3位には『鍵を開けたがる・閉めたがる』が続く結果に!
「分かる…」「やるよね…」と頷きたくなるような回答が多数寄せられましたが、以下では、特に多かった&目立った回答を似たもの別に分類し、それぞれ見ていきます。
ボタン類を押したがる
大抵のママパパが「わかる」と頷きそうな子どもの代表的な謎行動のひとつが『ボタンを押したがる』。エレベーター、リモコン、電気、バス、自動販売機、インターホン……種類にかかわらず、すべてのボタンは子どもの「押したい」衝動を駆り立てます。なかには非常ベルのボタンのような、押したら只事では済まないボタンもあるので場所によっては要注意です。
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拾いたがる
『拾いたがる』も、子どもがなぜかやりたがること“あるある”のひとつではないでしょうか。小石や葉っぱ、時には「ゴミじゃん…」と思うようなものを拾ってくることもあるかもしれません。大人にはその価値がわからなくても、子どもにとっては大切な宝物だったりする場合も……。
なんでも触りたがる
『なんでも触りたがる』というのも、多くの子どもに共通する行動。何気なく触っている場合もあれば、好奇心で触っている場合もあります。時には、つい「ばっちぃ!」「危ない!」と声を上げたくなるような、汚かったり危険だったりするものに触ろうとすることも……。
大人がやることをやりたがる
『大人がやることをやりたがる』子も多いですよね。なかには、『料理のお手伝い』や『掃除機をかけたがる』『電話をかけたがる』といった微笑ましい回答もありました。子どもが大人の真似をするのは、自分でやってみてその行為の意味を確かめたいからなのだとか。危険や周りへの迷惑のない範囲でやらせてみて、それがどういうものなのかを少しずつ教えていけると良いですね。
なんでもおままごとの道具に
子どもの前に差し出されれば、なんでもおままごとの道具に大変身。なかでも困ってしまうのが、『買い物カートを押したがる』『セルフレジをやりたがる』『買い物カゴを持ちたがる』など、スーパーのようなお店での「ぼく/わたしがやりたい」ではないでしょうか。周りの迷惑にならない程度に触らせてあげたい気もしますが、時と場合によっては難しいことも。
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エスカレーターに乗りたがる
中には『エスカレーターに乗りたがる』という子も。立っているだけで移動できるエスカレーターは、子どもにとってはちょっとしたアトラクションです。行き先とは関係ないのに、なぜかエスカレーターに乗せられてしまった経験のあるママパパもいるかもしれません。
階段をのぼりたがる
エスカレーターだけでなく、『階段をのぼりたがる』お子さんもいるようです。疲れているところに、長い階段を「昇ろう」と言われたら、お手上げしてしまいたくなりそう。
なんにでもシールを貼りたがる
なんにでも『シールを貼りたがる』というのも、子どもの“あるある”ではないでしょうか。冷蔵庫や棚のような家具から、部屋の壁面等々……きれいに剥がれないような場所に貼られてショックを受けたことのあるママパパは少なくないはず。
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開け閉めしたがる
『鍵を開けたがる・閉めたがる』『ドア・扉の開け閉めをしたがる』等々、なにかと開け閉めをしたがる子も多数。開いていたら閉めたい、閉まっていたら開けたい。気になるのはわかりますが、その衝動は一体どこから来るのか、と不思議な気持ちになります。
ほか、「地味にイヤ…!」な回答も……
ほか、少数派意見としても目を引く回答が多数寄せられました。たとえば、『化粧品を使いたがる』『コンセントを抜きたがる』『紐をひっぱりたがる』『テレビのB-CASカードを抜きたがる』等々。好奇心は分かる一方で、「地味にいや…!」な気がしてしまう回答の数々に、同情と共感が入り混じる思いです。
「なんでも押す」「なんでも触る」いつの時代も変わらない幼児の好奇心
今回は、1000人のママパパから寄せられた「なぜか子どもがやりたがること」をご紹介してきました。
どんなにハイテクなおもちゃやゲームが増えても、幼児がやりたいことは普遍的…! ついイライラしてしまうシーンもありますが、自分の幼少期はどうだったのかを思い出しつつ、なるべく寛容に見守っていきたいものですね。
アンケートを実施したのは・・・
小学館の知育雑誌『ベビーブック』は、毎月1日発売。遊び・しつけ・知育が1冊にぎっしりとつまっています! アンパンマン、パウ・パトロール、いないいないばあっ!など人気キャラクターがお子さんの笑顔を引き出します。はってはがせるシール遊びや、しかけ遊びでお子さんも夢中になることまちがいなしです。
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文・構成/羽吹理美