冬場に多いイメージの胃腸炎ですが、実は一年中流行しているんです! 我が家もつい先日罹患してしまいました。子どものケアだけでなく、後処理や洗濯などママへの負担が多い胃腸炎。兄弟やパパママへの感染のリスクもあるし、対処法に困っている方も多いはず。3児の母であるHugKum部員の筆者が自宅で実践しているケアやおすすめの便利グッズを紹介します。
そのときは突然に・・・! 子どもの【胃腸炎】の対処法
さっきまで楽しく遊んでいたのに、急に静かになった?と思ったら“オェー”! 前触れもなく始まる感染性胃腸炎は、もっともママが消耗する身近な病気ではないでしょうか? 特にうちには3人子どもがいるので感染リスクも高いし、お布団問題や汚物の処理に毎回頭を悩ませていました。
枕元に備えとくと安心!胃腸炎グッズ
そこで我が家では、急な嘔吐に備えて、枕元に防災用シューズなどと一緒に“胃腸炎グッズ”を置くことにしました。といっても、どのご家庭にもあるごく普通のアイテム。
・小ぶりの洗面器(スーパーのビニール袋をかぶせキッチンペーパーを敷いた物
・使い古して二軍落ちしたタオル
・アルコール除菌スプレー
とりあえずこの3つさえあれば、夜中の急な嘔吐にもなんとか対応できます。部屋の電気をつけなくても手元が明るく照らせる読書灯などもあると便利ですよ。
かゆいところに手が届くグッズは【介護用品】コーナーにあり!
ドラッグストアをパトロール中、最近よくチェックするのが“介護用品コーナー”。高齢化社会ということもあってか、アイテムの進化がめざましく、品数もすごく豊富なんです。子どものお世話にも「あっこれ使えそう!」とピンとくるアイテムが見つかります。
もう布団を汚さない!枕の下に「使い捨て防水シーツ」
洗濯も大変だし、子どもの睡眠も妨げてしまうのでお布団が汚れるのは避けたいところ。そこで介護用の使い捨て防水シーツが便利なんです。59cm×90cmの大判サイズで肌触りも柔らか。枕の下に敷いてもさほど気になりません。万が一嘔吐してもお布団まで染みないので助かります。また、下痢の時のおむつ替えの際にもこのシートを敷いておくと安心。
素手は厳禁「使い捨て手袋」はマストアイテム
嘔吐した際の処理には、ママへの感染を防ぐためにマスクと使い捨て手袋は必需品です。こちらはだぶつきがなく手にフィットするので作業の邪魔にならずおすすめです。汚れの気になるトイレ掃除などにも使用しています。
「うがい受け」は急な吐き気にもさっと使える!
うがい用の受け皿容器は、あごのラインフィットするので急な嘔吐にも使いやすいんです。取っ手付きのこの商品は、「あっ、来る!」と嘔吐の兆しをキャッチしたママがさっと口元に差し出せて便利。やや小ぶりなので洗面器とのW使いがおすすめです。夜中に吐いてしまった際、子どもが口をゆすぎたいというときも寝ころがったまま“グチュグチュペー”とできるのもありがたい。
100均でも見つけた!使える【胃腸炎】グッズ
実は100均でも胃腸炎対策に◎なお助けアイテムがありました! 写真の3アイテムはすべて『ダイソー』で購入したもの。「防水シーツ」は1枚入りで、使い捨て手袋も1セット入っています。いざというときの備えに持っておくといいかもしれません。「うがい受け」は取っ手がないのが惜しいのですが、両サイドに持ち手フック付きです。また、小児科に行く際、待合室で気持ち悪くなってしまったときのために、「携帯用エチケット袋」もあると安心です。
苦しむ子どもを見るのも辛いですが、感染におびえながら後処理や洗濯に追われるパパママも辛いもの。便利グッズで少しでも看護の負担が減るとうれしいですよね。細菌性感染症やノロウイルスの詳しい情報はHugKumの記事をご覧下さい。
文・構成/HugKum編集部