子どもにまつわるアイテムで「これは捨てられない…!」ものをランキング発表
アンケート調査をしたところ、育児をするママパパならきっと共感してしまうような結果に。ここからは、みなさんからアンケートに寄せられた回答の集計結果を、再利用法や活用法を挟みつつランキング形式で発表していきます。
調査媒体:小学館『小学8年生』(楽しくナゾトキ!ゴーゴー号)
設問:お子さんのアイテムで、処分したくてもなかなか捨てられないものを3つまで選んでください。
1位:工作・絵画などの制作物(27.4%)
全体の27.4%の票を集めて1位となったのは、『工作・絵画などの制作物』。
お子さんの成長過程がうかがえるほか、その時々の思い出も詰まっているので「どうしても捨てられない…!」とお悩みの方は多いようです。
無理に捨てる必要はありませんが、保管できるスペースに限りがあれば、ある程度は捨てていかざるを得ません。捨てるものは写真やスキャンを撮っておいて、データとして保存するのはいかがでしょうか。データ化しておけば、デジタルフォトフレームに入れてスライドショーで再生・展示し続けることもできます。
2位:おもちゃ(19.6%)
2位は『おもちゃ』でした。こちらもまた、日々増え続ける子ども関連のアイテムのひとつ。思い出が詰まっているほか決して安いものではないので、お子さんが遊ばなくなった後でも処分しにくかったり……。
そんな場合は、リサイクルショップに持ち込んだり、フリマに出すのがおすすめです。状態が良ければ少しは利益になるほか、新たな子どもが遊んでくれると考えれば捨てる罪悪感も減ります。
昨今では、おもちゃをリサイクルして、その売上額を子どものための団体に寄付するサービスも。過去の記事で詳しくご紹介しているので、合わせてチェックしてみては。
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3位:絵本・本(16.6%)
3位には『絵本・本』がランクイン。絵本や本も、子どもの成長とともに増え続けるだけでなく、かさ張って保管場所に困るアイテムですよね。けれども、読み聞かせの思い出が詰まっていると、なかなか処分はしにくかったり。
そんな場合には、インテリアとして壁掛け収納したり、額縁に入れてアートとして飾ってみてはいかがでしょうか。
過去の記事では、絵本や本の収納アイディアやディスプレイアイディアをご紹介しています。こちらもぜひご参照ください。
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4位:教科書やノートなどの教材(9.4%)
4位は『教科書やノートなどの教材』。過ぎた学年のものでも「いつかまた復習するかも」と思って、捨てられないご家庭は多いはず。
実際、学校の教科書は後で必要になっても通常の書店では気軽に買えない場合がほとんどです。不安な場合は、学年が上がったからと言ってすぐには捨てず、最低でも1年間は残しておくのがおすすめ。
5位:赤ちゃんの時のグッズ(7.6%)
『赤ちゃんの時のグッズ』は5位に。こちらもまた、見るたびに感慨深くなってしまって、捨てられずにいるママパパは結構多いのではないでしょうか。思い出がつまったベビーグッズですが、すべてを残しておくことはなかなか困難ですよね……。
厳選したものだけを残して、他はいさぎよく捨てるか、誰かに譲るなど、対処法を考えたいところ。どうしても厳選できない場合は、その気になるまでは保管しておくのもよいのではないでしょうか。
6位:マンガ(6.5%)
6位には『マンガ』が挙がりました。マンガもまた、日々増え続けていくアイテムのひとつですよね。かさ張る一方で、本や絵本と同様に、また読み返す可能性が高いアイテムだったりします。
マンガの処分の方法としてはリサイクルや寄付などが挙げられますが、まずはお子さん本人に、本当に手放してよいものか確認するようにしましょう。
7位:衣類(4.3%)
『衣類』は7位に。子どもの洋服もまた、微妙に捨てにくいものですよね。思い出が詰まっていたり、買ってすぐにサイズアウトしてしまったりすると、処分すべきか、残しておくかの判断も難しいところ。
過去の記事では、着られなくなった子ども服の処分方法や捨てるタイミングの見極め方をご紹介しています。こちらも参考になるはず。
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8位:DVD(3.3%)
なかには、お子さん用に買った『DVD』が捨てられないといった声もありました。昨今では、ドラマや映画、アニメなどもサブスクの動画配信サービスで見ることが増えましたよね。DVDの出番はグッと減りましたが、腐るものではないので、捨てるのは少々気が引けます。
そんな場合は、パッケージを処分して、中身だけをスリムなDVD収納ケースにしまってみては。場所も取らず、たくさん収納しておけるのでおすすめです。
9位:楽器やスポーツ用具(2.7%)
『楽器やスポーツ用具』が捨てられない、といった声も散見されました。お子さんの習いごとなどに際して買った楽器やスポーツ用具等も、なかなか捨てにくいものですよね。すでにやめている場合でも「いつかまた…」と期待してしまったり。
保管場所に困っている場合は早めの処分が必要ですが、そうでない場合は、こちらも諦めがつくまで取っておいてもよいかもしれません。
「ぬいぐるみ」「写真」「子どもからのプレゼント」が捨てられない、といった声も
その他、項目になかったアイテムとしても「ぬいぐるみ」「写真」「子どもからのプレゼント」「手紙」等々、「わかるわかる」と頷きたくなるものが多く寄せられました。
手紙や写真、子どもからのプレゼントなどは、捨てられないどころか、ずっと大切に保管しておくつもりの親御さんが多いのではないでしょうか。処分するかどうかで悩む前に、収納を工夫してみるのも◎。
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無理に捨てなくてもOK。処分する場合は納得のいくやり方で
今回は、育児中のママパパ600人に聞いてみた「なかなか処分できない子どものアイテム」をランキング発表してきました。
子どもにまつわるアイテムにはたくさんの思い出が詰まっています。スペースが許すのであれば、無理には捨てずに、気の済むまで保管しておくのも手です。処分する場合は、リサイクルや知人の子に譲ることなども選択肢に入れて、納得のいく方法で手放すようにしましょう。
アンケートを実施したのは・・・
『小学8年生』は、本を通して好奇心を刺激し可能性を伸ばす新しい学習雑誌!! 学年を問わず楽しめる付録と特集で、小学生を全力で応援します! 目玉は、小学生たちの創造性を伸ばすユニークな「チャレンジ付録」。本誌は、付録連動企画のほか、お楽しみ記事や、まんが・読み物で、小学生の好奇心を育み、知識欲をかきたてます。子どもたちだけでなく、大人もいっしょに楽しめる、一味違う新しい学習雑誌です。
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文・構成/羽吹理美