【学童弁当】食中毒を防ぐ!ご飯を入れてにぎるだけ。お弁当のおにぎり作りに便利なアイテムをご紹介!

夏休みになりました。普段、お弁当を持って登校しているお子さんもいれば、我が家のように長期休みになると学童に通うために慣れないお弁当作りをするご家庭もあります。毎日暑い日が続いているので特に気をつけたいのが食中毒。定番のお弁当メニュー「おにぎり」が今までより安心して作れるアイテムを見つけました。岩谷マテリアルの「おにぎりぽっけ」という商品です。

ハンバーガーの包み紙のような袋です

おにぎりぽっけは1パックに30袋とシール30枚が入っている商品です。

袋はL字型に閉じられていて、ハンバーガーを入れる袋と似た形をしています。

この袋に、粗熱をとったご飯を入れて軽く握って形を整えてシールを貼るだけ。簡単におにぎりができてしまいます。

食中毒の防ぐためにどうしたら良いのか?

まずは、農林水産省のホームページにある「食中毒予防三原則」についての特集ページを読んでみました。そこには「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3つが原則と書かれています。

つけない

細菌などを食品につけない用意すること。
どんなにきれいに手を洗ったとしても、その後に何かに触るとまた手に菌がついてしまいます。他にも意外なところから菌が料理に付着する可能性があります。

ふやさない

料理を温かい部屋に放置しておくと、少しの量の細菌でもどんどんと増えていってしまいます。前述のホームページでは冷蔵庫などでの保管を推奨していましたが、学校のお弁当の場合、誰もが冷蔵庫に入れて保管というわけにはいかないのが実情でしょう。保冷剤を使ったり、保冷バッグに入れるのも有効ですね。

また、「お弁当箱に詰めるときには粗熱を取ってから」と教わった方も多いでしょう。これは、温かいまま詰めると水蒸気が結露を起こし、おにぎりの包みの中や弁当の中に水分量が増えてしまうため、細菌の繁殖しやすい環境へとなってしまいます。しっかりと粗熱を取ってから封をする理由はこういうことだったのですね。

やっつける

多くの場合、細菌は高い熱がかかると死滅します。食品の中までしっかりと熱を通したり、調理器具をしっかりと消毒したりと菌をやっつけることも有力な対処法です。

おにぎりについては?

この中でもおにぎりで一番は気をつけたいのは、細菌を「つけない」こと。前述の農林水産省のホームページでは、ラップを使用したり、調理用の手袋をつけて握ったりすることを推奨していました。

ご飯に触れずにおにぎりが握れます

用意するものはご飯としゃもじ・お椀型の食器と、おにぎりぽっけ(袋)&付属のシールです。

おにぎりぽっけのL字の角の部分が下になるようにお椀型の食器になるように入れて袋を開きます。

 

我が家の定番おにぎりは、具をごはんに混ぜ込む「おにぎりの素」を使っています。きれいな器にご飯を移して具材を混ぜ込んだ後、粗熱を取ったご飯をおにぎりぽっけに移して、開いている角を閉じて全体を三角形にしていきます。

片方の角を中に入れ込んだところ。ご飯に触らないのはもちろんですが、袋の内側も触らないように気をつけましょう。

あとはおにぎりぽっけの上から普段のおにぎりと同様に三角に握ります。頂点が角になっているので、とても握りやすいです。形ができたら袋をシールで閉じていきましょう。

シールで開け口を留めたら、おにぎりの出来上がりです

これで出来上がりです。これならばご飯に触らずにおにぎりを作ることができるので衛生面の安心感が高まるのではないでしょうか?

お子さんに持たせるときには粗熱を良くとり、家を出る直前まで冷蔵庫などで冷やすのも大切です!

 

ラップはピンと張れるけど、たるませるのは難しいと感じます

ちなみに、我が家はそれまでラップを使っていましたが、お椀型の食器を使うときには中にたるみができるようにラップを切ることが難しく、作業台上に広げるにしても途中がくっついてうまく広がらない…というストレスがあったので、問題がスッキリ解決しました。

シールでお弁当が楽しみな時間に

おにぎりぽっけを留めるシールは白くて3cm角。たっぷりを描けるだけの大きさがあります。そこに中身の具材を書いたり、メッセージを書いたり、絵がお得意ならばイラストを描いてもOK。

我が家ではなるべくシールの内容を見せないようにして包み、娘に持っていってもらっています。
毎日、何が描いてあるのがが楽しみなようで、持って帰ってきたシールをこっそりとためているようです。

楽しい夏休みを過ごすために

まだまだ暑い日が続きます。楽しい夏休みを過ごすために、お弁当の衛生面も気をつけていきたいですね。

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文・構成/ふじいなおみ

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