大根おろしは冷凍で大量保存が◎|栄養素を失わないための秘密アイテムや解凍方法人気レシピを紹介

大根は、普段食べている白い部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜と呼ばれています。栄養素も根と葉では違うのが個性的です。1本で買ったほうが断然お得な大根ですが、すぐにスができて筋張ってきてしまうことも。この大根、いま食品ロスを防ぐため、大根おろしにして冷凍保存する人たちが増えてるんです!

大根の大量消費には、大根おろしの冷凍保存がイチオシ!

大根は、冷凍保存することができます。特に便利なのは、大根おろしの冷凍! 使いきれなかった大根の大量消費にもおすすめです。

「解凍してまずくなるのでは?」「ぶよぶよの食感になるのでは?」という心配をよそに、味や食感に格段の違いはなく、むしろ冷凍保存向きといえます。

冷凍しても栄養素はそのまんま!

気になるのは、冷凍で大根おろしの栄養素がなくならないか? という素朴な疑問です。この場合、15℃以下の冷凍庫なら壊れずにそのまんま。特に急速冷凍が重要だとか。

家庭ではなかなかこの急冷が難しい問題ではあります。できるだけスムーズな冷凍を心掛けるために、用意するのは金属トレイ!

熱伝導の高い金属トレイの上に、ラップで小分けにした大根おろしをのせて冷凍することで、そのまま冷凍するよりも早めに冷凍することが可能です。

小分けにした大根おろしは、すぐ金属トレイで冷凍を!

大根はおろして、酵素力をセーブ

大根の酵素といえば、ジアスターゼが有名。生の大根には、このジアスターゼという消化酵素がたっぷり含まれています。冷凍するとさすがに酵素は失活してしまいそうですが…?

大根おろしは、すりおろすことで細胞壁を壊すため、酵素の働きを抑制することができるのだとか。つまり、酵素の働きを止めた状態で冷凍すれば、解凍後も酵素を失わずに摂取することができるというわけです。かなり優秀ですね!

ただ、おろしたての酵素と比べると保存によってどんどん減っていくので、できるだけ早く食べ切るようにしましょう。

大根おろしの冷凍保存のやり方

いつも通り、おろし器で大根をおろしたらザルで濾します。少し、大根の汁気をボウルに落としてから冷凍保存しましょう。

ザルで漉して汁を切って。

この時、完全に汁気を絞ってしまうと解凍時にパサパサになってしまうので、汁気を多少残すのがポイント!

大根おろしは、手でしぼったりせずに水けを多少残す。

ラップに小分けにして包み、できるだけ平らにしたら、冷凍用保存袋(ジップロック)に入れて冷凍庫へ。

この際、前出の金属トレイを使うとさらに早く冷凍ができます。最初に金属トレイで小分け冷凍した後、冷凍用保存袋(ジップロック)へ入れれば庫内での乾燥を防ぐことができます。

冷凍大根おろしの保存期限

冷凍の大根おろしは、1か月程度と言われています。ただ、味も栄養素も長く保存することで劣化していくため、1~2週間を目安に食べ切るのがおすすめです。

冷凍大根おろしをおいしく解凍する方法

食べる前に、自然解凍すれば生食できます。すぐに食べたい場合は、電子レンジの一番弱いワット数で数十秒で解凍することも。

肉や焼き魚に添えたり、薬味に使うなどいろいろ活用してみてください。

離乳食に冷凍大根おろしを使う時は、加熱方法に注意!

大根おろしを使った離乳食は、使う分だけお湯につけて自然解凍をするのがおすすめです。

電子レンジでの解凍は、苦みや辛み成分が出やすくなるという研究結果もあるため離乳食では避けた方がよさそうです。

解凍法は、昔ながらの湯せんが安心。熱に強いポリ袋などに冷凍した大根おろしを入れて、湯をはったボウルへ。しばらく浸しておけば手軽に解凍できます。

ラップで小分け冷凍した大根おろしは、ビニール袋に入れて湯せん解凍がおすすめ。

大根おろしは冷凍保存しても食感が変わらないので、さまざまなアレンジにお役立てくださいね!

文/川越光笑(たべものライター・発酵食スペシャリスト)

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冷凍大根おろしを使ったおすすめレシピ

【1】さばのおろし煮

さばを大根おろしでやさしい煮物に。大根おろしが消化をサポートしてくれ、根菜もたっぷりとれるやさしい味わい。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
生さば 3切れ(約210g)

【A】
しょうゆ 小さじ1
酒 小さじ1

かぼちゃ 60g
にんじん 3cm
れんこん 3cm
片栗粉 適量
揚げ油 適量

【B】
だし汁 1カップ
しょうゆ 大さじ2と1/2
みりん 大さじ2と1/2
大根おろし 2/3カップ

◆作り方

【1】さばは3cm幅のそぎ切りにし、皮と骨を除き、【A】で下味をつける。
【2】かぼちゃは5mm厚さ、にんじんとれんこんは3mm厚さの一口大に切る。れんこんは水にさらして水けを拭く。
【3】【1】、【2】に片栗粉をまぶし、中温(170℃)の油で4分ほど揚げる。
【4】鍋に【B】を入れて沸騰させ、【3】を加えて1~2分煮る。
*大人用にはおろししょうがを添えても。ぶり、鮭などでもおしくできます

教えてくれたのは


阪下千恵さん

栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。

『ベビーブック』2012年1月号

【2】だし巻き卵

和食の定番だし巻き卵。中をちょっと半熟にして巻くとふんわりしますよ。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
卵 6個

【A】
水 120cc
和風だしの素 小さじ1/2
みりん 大さじ1
酒 小さじ1
塩 少々

サラダ油 小さじ2

◆作り方

【1】耐熱容器に【A】の水とだしの素を入れ、電子レンジ500Wで1分ほど加熱する。熱いうちに、ほかの材料を加えて混ぜる。
【2】ボウルに卵を割りほぐし、菜箸で切るように混ぜ、【1】を加えて混ぜる(卵をほぐしたときに空気が入ることで、ふっくら焼ける。時間がたつと空気が減るので、焼く直前にほぐす。ほぐすときは泡立てると、なめらかに仕上がらないので注意する)。
【3】卵焼き器を中火で熱し、サラダ油の半量を広げる。箸先に【2】を少量つけてたらし、ジュッとすぐに固まれば適温。
【4】余分な油をペーパーで拭きとり、【2】 1/6量を流し入れ、大きな気泡ができたらつぶし、半熟状のうちに奥から手前に折りたたむように巻く(中に半熟状の部分を作ることでやわらかい食感になる)。
【5】卵焼き器の表面を油のついたペーパ ーで拭き、巻いた卵を奥に移動させ、【2】の1/5量を流し入れ、巻いた卵を菜箸で持ち上げて液を流し入れる。
【6】半熟状になったら、奥から手前に巻く。同様にもう1回繰り返す。残りの卵液で、同じ作業を繰り返し、もう1本作る。
【7】焼きあがったら、熱いうちにラップを敷いた巻きすで包み、1~2分おいて形を整え、食べやすく切り分ける。
*大根おろし、しょうゆを添えても。

◆ポイント

巻いた卵を奥に移動して、卵液を流す。

卵液が半熟のうちに、奥から手前に巻いてくる。

教えてくれたのは


ABC Cooking Studioさん

ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号

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構成/HugKum編集部

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