目次
めくって選んで考えて
カードゲームはたくさんのカードを切ったり、めくったりと手先が器用になるだけでなく、考える力を養います。またみんなで遊ぶことによりコミュニケーション力も発達します。
3〜4歳から遊べる知育カードゲーム
ゲーム機では2人しか遊べませんが、カードゲームなら家族みんなで遊ぶことができるので親子のコミュニケーションも深まります。
★編集部おすすめポイント
ルールが簡単でカラフルな絵柄のカードゲームなら3~4歳の子どもでも楽しく遊べます。
【1】メガハウス ことばのカードゲーム もじぴったん
「もじぴったん」は、携帯用ゲーム機の「知育ゲームソフト」として人気があったので、「カードゲーム」としても発売されました。遊び方は簡単で、場にある文字カードに手札を足して言葉を作っていくというボキャブラリーゲームです。小さい子どもも自分が知っている言葉を作って楽しめますし、知らない言葉を知る楽しみも与えてくれます。対象年齢は4歳以上。
【2】すごろくや ナンジャモンジャ・ミドリ
「ナンジャモンジャ」は、山札のカードを順番にめくり出てきた謎の生物に名前を付け、全員がその名前を覚えて、また同じ生物が出てきたら誰よりも早くその名前を叫ぶというゲームです。名前を当てた人が場に出ているカードをもらえて、最後に一番たくさんカードを持っていた人が勝ちという単純なルールなのですが、小さい子どもから大人まで大盛り上がりすること間違いなし。記憶力も養えますし、子どもたちのネーミングセンスも磨かれることでしょう。対象年齢は4歳以上。
【3】コンセル はらぺこあおむしメモリーゲーム
「はらぺこあおむしメモリーゲーム」は、カラフルでゆかいな絵が人気のエリック・カールの絵本をモチーフにした「絵合わせカードゲーム」です。同じ絵柄が2枚ずつ22組セットになっていますので、神経衰弱のように絵合わせゲームとして遊ぶだけでなく、1枚抜いてトランプのババ抜きのようにも遊ぶこともできます。まだ字が読めない子どもも、絵合わせなら楽しく遊びながら記憶力や集中力を養うことができます。対象年齢は3歳以上。
数字と漢字に強くなる知育ゲーム
あなどるなかれ、かなり頭を使うゲームなので大人も一緒に楽しめるものばかりです。
★編集部おすすめポイント
遊びながら数字や漢字に親しむことができ、論理的思考や分析力をも身につけることができます。
【4】幻冬舎 京大・東田式 頭がよくなる算数ゲーム
パズル学者が考案した、論理的に相手の数字を当てることが目的の頭が良くなる「算数ゲーム」です。1から4の数字が描かれた4色14枚のカードをよく混ぜて4枚配り、裏向きに2枚×2枚で並べます。各プレイヤーは左隣のプレイヤーの数字カードをすべて当てるために、質問カードに書かれている「この列の数字の合計は?」というような質問をしたり、場に出ているカードを見て推理します。数字を論理的に当てていくプロセスが面白く、慣れてくれば計算も早くなり、分析力や洞察力も身についていきます。対象年齢は6歳以上。
【5】幻冬舎 京大・東田式 頭がよくなる漢字ゲーム
パズル学者が考案した遊びながら部首・読み・熟語・画数を覚えられる「カードゲーム」です。プレイヤーに5枚ずつ手札を配って残りは山札にし、山札から場に出した漢字カードと自分の持ち札が、同じ「部首」か「読み」もしくは組み合わせて「熟語」を作ることができれば手札を出せます。手札が出せなかった場合は、山札から1枚自分の持ち札に加えます。一番早く手札がなくなったプレーヤーが勝ちなので、自然と漢字の力が伸びていきます。対象年齢は6歳以上。
【6】幻冬舎 「へん」と「つくり」を合わせるゲーム 漢字はかせ
「へん」と「つくり」が書かれたカードを組み合わせて「漢字をつくるゲーム」です。順番に山札をめくり場に出していき、自分のめくったカードで漢字がつくれたら持ち札になり、最後に一番持ち札を持っているプレーヤーが勝ちです。小学校で習う漢字でよく使われる「へん」「つくり」が使われていて、知らない漢字が多くても遊びながら漢字を覚えていきます。子どもから大人まで一緒に盛り上がれて楽しく遊べます。対象年齢は6歳以上。
パパも思わず本気に?定番の知育ゲーム
記憶力や直観力が強い子どもに大人が冷や汗をかかせられるかも!?
★編集部おすすめポイント
正統派の知育カードゲームを集めました。思考力や記憶力、推理力や暗算力などが磨かれます。
【7】学研 アルゴ ベーシック
アルゴは、単純にいえば「相手のカードの数字を当てるゲーム」です。算数オリンピック委員会 若杉栄二氏を中心に、東京大学数学科の学生有志、 第一回数学オリンピック優勝者で、大道芸人としても著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発しました。カードをアルゴ基本ルールというカードを並べるルール通りに並べ、対戦相手の伏せられたカードを推理しながら当てていくのですが、ゲームを進めていくうちに思考力・推理力・記憶力が養われていきます。大人の脳トレーニングにもぴったりなので、親子の対戦でパパが頑張る姿を見られるかも。対象年齢は6歳以上。
【8】イカロス ノイ・カードゲーム-おもちゃ箱
ノイは、プレイヤーが3枚の手札からカードを順番に出していき「合計が101をこえたら負けというシンプルなゲーム」です。101をこえてしまったプレーヤーはチップを支払い、すべてのチップがなくなってしまったプレーヤーはゲームがら脱落します。場に出ている数字が101に近づくにつれて、緊張感が増しゲームも盛り上がります。数字の合計を常に計算しなければならないので暗算力が養われますし、テンポの良いゲーム運びや刺激的な展開に大人も子どもも夢中になれるゲームです。対象年齢は7歳以上。
【9】オインクゲームズ ナインタイル
「ナインタイル」は、9枚のタイルをお題カードの絵柄通りに対戦相手よりも早く並べられたら勝ちという単純なルールの「アクションゲーム」です。しかし、9枚のタイルは表裏に別々の絵柄になっているのでなかなか思うようにそろいません。絵柄の組み合わせを覚えることが重要になるので、記憶力や直観力が強い子どもに大人が冷や汗をかかせられるかも。対象年齢は6歳以上。
表現力?推理力?大人数で楽しめる知育カードゲーム
パーティーなど、大人数で集まったときに大盛り上がりし、ただ面白いだけではなく頭脳戦、表現力なども魅力のカードゲームを紹介します。
★編集部おすすめポイント
小学校高学年向きの知育カードゲームをお探しの人向き。頭脳を鍛えるだけではなく、会話で空気を読む人間力を育てるための(笑)、「コミュニケーションゲーム」です。
【10】幻冬舎 はぁって言うゲーム
「はぁって言うゲーム」は、各プレーヤーが声と表情だけでカードに書かれた「お題を伝えるアクトゲーム」です。例えば、「はぁ」という言葉には「なんで?のはぁ」や「怒りのはぁ」などいろんな感情の「はぁ」がありますが、お題を割り当てられたプレーヤーは自分の「はぁ」がどんな「はぁ」なのかを演じます。ほかのプレーヤーはそれを見てどんな「はぁ」なのかを当てるのです。大人数でゲームすれば知らない一面を見ることができて盛り上がれたり、子どもは表現力も養える楽しく遊べる「コミュニケーションゲーム」です。対象年齢は8歳以上。
【11】すごろくや 犯人は踊る(第三版)
「犯人は踊る」は、駆け引きをしながら犯人カードを誰が持っているかを当てる「高度なババ抜きのようなゲーム」です。カードにはさまざまな種類があり、「探偵」のカードはおまえが犯人だ!と言える唯一のカードで、「アリバイ」のカードはもし自分が犯人のカードを持っていたとしても違うと言うことができるカードもあります。プレイヤーは順番にカードを引いて手札をきっていき、早く手札を無くしたら勝ちなのですが、それぞれのカードに意味があるのでどのタイミングでどのカードを使うのか駆け引きの要素もあり、大人数で遊ぶとより楽しめます。対象年齢は8歳以上。
【12】幻冬舎 会話型心理ゲーム人狼DX
「会話型心理ゲーム人狼」は、人狼チームと市民チームが互いの勝利を目指してプレイヤー全員で会話しながらうそを暴く「コミュニケーションカードゲーム」です。昼のターンでは、人狼は人になりすましているのでプレーヤー全員で相談して追放するプレーヤーを一人決めます。夜のターンでは、人狼が暗躍して毎回一人ずつ人を襲っていき市民の数を減らします。人狼全員を追放できれば市民チームの勝利、市民が人狼と同数以下になったら人狼の勝利です。かなりの推理力と交渉力が必要になるので大人も子どもも真剣になれるゲームです。対象年齢は10歳以上。
パパも真剣!知育カードゲームは大人も学べる!
知育カードゲームはぜひ大人も一緒に遊びましょう。親が真剣に取り組めば、子どもも真剣になります。一緒に遊び学んで教えてあげることで、子どもの考える力を養いましょう!
文・構成/HugKum編集部