きれいな網目は、甘くておいしいメロンに育ったサイン!
お店で「メロンを買おう」と思ったものの、どれを選んだらよいのか分からない…ということもあると思います。
最近は、糖度が明記されていたり、どれを買っても、全く甘くないということは少なくなりました。とは言っても、せっかくならやっぱりおいしいものを選びたいですよね。
そこで、おいしくメロンをいただくためのポイントを選び方~保存方法まで、3ステップでお伝えします。ぜひ、納得のマイメロンを選んでみてください!
Step1: おいしいメロンを見分けるポイント
- 形が左右対称に整っている
- 同じ大きさで比べると、持ったときにずっしり重い方
- 網目(ネット※)が細かく盛り上がっている
※網目(ネット)は、実が大きくふくらむときにできる、表面の細かいひび割れを修復しようとして、メロン自身が分泌するかさぶたのようなものです。網目が細かく、立体的に盛り上がっているメロンは、しっかり水分と栄養を吸収して育った証拠だそう。
Step2: メロンの食べ頃サイン
- 底(お尻)が少し柔らかくなっている
- 甘い香りがほんのり漂ってくる
- ヘタが少ししおれてきた(ヘタ付きの場合)
- メロンは「追熟」します。
- まだ、全体的に固い、あまりにおいがしないときには、この「食べ頃のサイン」を楽しみに待ちましょう。
では、どんなところで待てばいいのか、ご説明します。
Step3: メロンの保存方法
【まだ食べ頃ではない場合】
常温で、直接日の当たらない、風通しのよい場所に2〜3日置いておきましょう。新聞紙で包んでおくのも、オススメです。新聞紙を使うことで、適度な湿度を保ち、日光を遮る環境を作ることができます。
そして、食べ頃のサインが出ているかどうか、毎日確認してみましょう。
【食べ頃になったら…】
常温のままだと追熟が進みすぎてしまうので、冷蔵庫(野菜室)で保存しましょう。2〜3日以内であればおいしくいただけます。
これらのポイントが分かれば、大切な日のデザートにメロンを使いたいときにも、購入する日と食べるタイミングを考えて、最高のメロンを選ぶことができます。
『メロンピールヨット』の作り方
メロンが食べ頃になったら、皮まで活かした「メロンピールヨット」を作ってみましょう。
準備するもの
- ・まな板
- ・ナイフ ※
- ・メロン(4人分の場合は、1/4玉)
- ・ミントなど(お好みのハーブ)
※ペティナイフ(果物用の小さめの包丁)だと扱いやすいですが、このカッティングは普通の包丁でも問題なくできます!
作り方
1.メロン1/4玉を、4つにカットします

2. 果肉を皮から切り離します

3. 皮の端っこを細く切り取ります


4. 果肉をお好みのサイズに切り分けます

5. 皮の上に盛りつけます

5. 切ったメロンの皮を、帆のように好きなところに飾ります


この夏、フルーツがもっと好きになる
皮まで使って楽しめる、夏ならではの「メロンピールヨット」。
親子で一緒にメロンを選んで、切って、盛りつけて―そんな何気ない時間が、子どもの「いま」と向き合える、貴重な時間になると思います。
フルーツカッティングは、ほんの少しの工夫で、ふだんの果物が「わぁ!」と子どもの笑顔を生む、ときめくひと皿に早変わり。
家族も喜び、自分自身もごきげんに整っていく――そんなママにとっての「小さな魔法」でもあります。
次回も、身近なフルーツでできる、夏休みにぴったりな、簡単&ときめくカッティングアイデアをご紹介予定です。
どうぞお楽しみに!
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記事監修

フルーツギフトクリエイター。
理系大学院を修了後、メカエンジニアに。長男出産後、一度復職したのち、子育てに専念。
その中で出合った「フルーツカッティング」に魅了され、ディプロマを取得。
現在は東京都世田谷区を拠点に、自宅での少人数レッスンのほか、カフェやマルシェでのワークショップ、ギフト製作・販売などを展開中。大切なひとの笑顔と、日常を彩るフルーツの魅力を伝えています。
三兄弟の母。
特に好きなフルーツは、柿、いちじく。趣味は、キャロットケーキ巡り。
文/さちこ