【調査概要：調査期間/2025年6月9日～7月10日 調査対象/0歳～12歳のお子さんがいる814人】
目次
親子で夢中！ 一緒に遊ぶ定番玩具＆ゲームの人気ランキング
まず、「お子さんと一緒に遊ぶことがある玩具やゲーム」を聞いてみました。
選ばれた堂々の1位は「カードゲーム（UNO、トランプ、かるたなど）」が挙がり、シンプルなルールで世代を問わず遊べ、短時間でも盛り上がれることから、幅広く愛されていることがわかります。
また、続く2位には「ブロック（レゴブロック、ニューブロックなど）」、3位に「ボードゲーム（人生ゲーム、すごろく、どうぶつしょうぎなど）」が選ばれました。どちらも親子で一緒に楽しめて、自然と会話がはずむ様子が想像できます。手を動かしながら笑い合う時間は、親子の距離をぐっと近づけてくれるのかもしれません。
親子で盛り上がる！ 人気ゲームランキング
つぎに、テレビゲームやアプリゲームなどを利用している家庭に「よく遊ぶゲームタイトルやアプリ名」を聞いてみました。
さまざまなゲームがある中、圧倒的に多くの回答を集めたのは「マリオカート」でした。1992年のスーパーファミコン版から続く長寿シリーズで、白熱のレースが楽しめることから、人気の定番ゲームとなっています。
2位には「マインクラフト」。広大な世界で建築や冒険ができ、創造力を存分に発揮できる自由度の高さから支持を集めています。そして、3位には「マリオパーティー」が入りました。さまざまなゲームとわかりやすいルールで、大人数でも楽しめるゲームとして根強い人気があるようです。
そのほかにも、「あつまれどうぶつの森」や「桃太郎電鉄」「大乱闘スマッシュブラザーズ」などさまざまなゲームが幅広く回答を集める結果となりました。
親が玩具やゲームを選ぶ基準は？「子どもが楽しめる」がダントツ1位
では、親はどのような基準で玩具やゲームを選んでいるのでしょうか。
アンケートで聞いてみたところ、1位は「子どもが楽しめるかどうか」（711人）が、もっとも多くの回答を集めました。
そのほか、多くの親が重視するポイントは「遊びやすさ・操作の簡単さ」（359人）が2位、「長く遊べるかどうか」（322人）が3位に選ばれています。
自由回答欄には「場所をとらず片付けやすいか」といった、日常生活との相性を重視する声も出ていました。日々使うものだからこそ、楽しさだけでなく「暮らしやすさ」も求められていることがうかがえます。
じつは親のほうがハマっている！？ 大人も夢中の遊び
「お子さんよりも、むしろ自分が楽しいと感じる玩具やゲーム」を調査したところ、大人も思わずハマってしまうアイテムがズラリと並びました。子どもと一緒に遊ぶ時間が、大人にとっても楽しいひとときになっていることがうかがえます。
テレビゲームやアプリゲーム
・Nintendo Switchのマリオカート（島根県／7歳と9歳の子どもの母）
・育成シミュレーションゲーム（茨城県／11歳の子どもの父）
・あつまれどうぶつの森（東京都／5歳と9歳の子どもの母）
・ゼルダの伝説 知恵のかりもの、マリオカート（神奈川県／5歳と7歳の子どもの母）
ボードゲームやカードゲーム
・人生ゲームやドンジャラ、UNO（神奈川県／5歳と9歳の子どもの母）
・カードゲームや知育パズル（埼玉県／6歳と8歳の子どもの母）
・オセロゲーム（埼玉県／8歳の子どもの母）
玩具
・レゴブロックです。モノづくり、図工が好きで子どもより熱中してしまいます。（三重県／6歳の子どもの父）
・シルバニアファミリーや、ミニチュアフィギュア（長崎県／3歳と6歳の子どもの母）
・パズル（東京都／8歳と11歳の子どもの母）
思わず「なるほど」と頷きたくなる回答が多く、子どものために買ったはずが、いつのまにか親が夢中になっている――そんな姿も想像できます。あらためて、遊びの楽しさは世代を超えた共通のものだと感じさせられます。
つぎに挑戦したい！ 今後遊びたい＆購入したいもの
さらに、今後親子で一緒に遊んでみたい、あるいは購入してみたい玩具やゲームについても聞いてみました。
1位は「Nintendo Switch」（50人）で、家族みんなで楽しめる人気のゲーム機として注目されています。新しいモデル「Nintendo Switch2」も発売され、充実したソフトが揃っていることから、ますます関心が高まりそうです。
2位には「たまごっち」が入り、育成要素と手軽に持ち運べる点が魅力です。親世代には懐かしく、子どもにも長く愛され続けていることがうかがえます。3位の「人生ゲーム」は、会話が自然と盛り上がり、笑顔あふれる時間をつくれるボードゲームとして、昔から変わらず根強い人気を誇っていることがわかりました。
そのほかの自由回答には、「囲碁や将棋、百人一首など昔からある遊びを、伝統や歴史も含めて楽しみたい」「教育的要素と面白さが両立するものがいい」といった、遊びの内容にもこだわりたいという意見もみられました。遊びを通じて、子どもに学びや発見の機会を持ってほしいという親の思いがうかがえます。
親子の笑顔をふやす“遊び”の力
今回のアンケートから、カードゲームやブロックなどの「昔からある遊び」が、今も変わらず愛されていることがわかりました。また、マリオカートやマインクラフトなどの「最近のデジタルゲーム」も、親子で一緒に楽しむ大切な時間となっており、今後遊びたいものとして多く挙がっています。
親も夢中になれる遊びは、自然に親子の笑顔や会話を生み出し、家族の絆を深めます。こうした豊かな「遊びの時間」が、おうち時間をより楽しく、思い出深いものにしてくれるのかもしれませんね。
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構成・文／牧野 未衣菜
