子どもにおすすめの図鑑の特徴と比較
子どもが本に興味を示すようになると、図鑑の購入を検討し始める家庭もあるでしょう。しかし、どの図鑑を選べばよいのか悩むことも多いはずです。図鑑選びのヒントとして、主な出版社が発行している図鑑の特徴を比較してみましょう。

「小学館の図鑑NEO」の特徴

「小学館の図鑑NEO」は、幅広いカテゴリに対応した図鑑シリーズです。DVD付きの図鑑が多く、動画で図鑑の内容をチェックできます。2002年に刊行され、1956年以降発行されていた「学習図鑑シリーズ」は「小学館の図鑑NEO」として、リニューアルされました。
対象年齢は3歳から小学校高学年までが想定されているので、長い期間活用できるでしょう。
ラインナップも幅広く、2歳からおすすめの「NEOスタート」が登場! さらに、「NEO POCKET」「まどあけずかん」「プレNEO」など、子どもの発達段階や興味に合わせたシリーズも発行されています。
「講談社の動く図鑑MOVE」の特徴

講談社では、1953年に学習図鑑を初めて刊行しました。「講談社の動く図鑑MOVE」には、動く図鑑MOVEとWANDER MOVEがあります。「動く図鑑」の名前通り、躍動感や印象的なイメージが重視された内容です。
NHKのスペシャル映像DVD付きで、映像特典にも力が入っています。インパクトのある図鑑と映像に興味があるなら、検討してもよいでしょう。
基本の図鑑以外に、0歳から楽しめる「はじめてのずかんシリーズ」や小ぶりなサイズの「MOVE miniシリーズ」も出版されています。
「学研の図鑑LIVE」の特徴

「学研の図鑑LIVE」は、専用アプリによるARが利用できるほか、BBC(英国放送協会)制作のDVDを収録した図鑑もあります。学研は1970年に図鑑を創刊しており、「学研の図鑑LIVE」は2014年に刊行されたものです。
掲載種数にもこだわり、さまざまな種類の生き物をチェックできることも特徴です。子どもが持つことを考慮し、図鑑の軽量化にも取り組んでいます。
関連の図鑑には、ポケットサイズのLIVEポケットやクイズが収録されたクイズ図鑑もあり、子どもの興味や目的に合わせた選択が可能です。
「ポプラディア大図鑑」WONDAの特徴

百科事典などを制作するポプラ社でも、子ども向け図鑑を出版しています。「ポプラディア大図鑑WONDA」は2012年に刊行されたシリーズで、掲載種数へのこだわりや似た生き物との見分け方など、細かい部分にも配慮した図鑑です。
対象年齢は小学校低学年からと、ほかの図鑑に比べると成長してからの購入が適しているでしょう。索引ではあいまい語での検索も可能になっており、調べ物に適しています。
子ども向け図鑑の選び方やタイミング

図鑑を発行している出版社は複数ありますが、子ども向けの図鑑を選ぶタイミングはどのように検討すればよいのでしょうか?また、図鑑選びのポイントも紹介します。
子どもの興味を優先してタイミングを決める
図鑑の購入を検討する時期になったら、まずは子どもが図鑑に興味を示すかどうかを確認してみましょう。保護者だけで決めるよりも、子ども自身が好きなものを買うことで楽しく学ぶことができ、学習にも役立ちます。
図鑑の公式サイトや店頭で図鑑の表紙や内容を見せ、説明が理解できる年齢であれば、内容について話してほしいかどうかを子どもに聞いてみるのもおすすめです。
もし子どもが興味を示すのであれば、購入のタイミングとして適切な時期といえます。ジャンルや対象年齢を気にせず、子どもが欲しいと言ったものを買い与えてみるのもよいでしょう。
対象年齢を確認する
子どもの興味・関心がはっきり分からないときや、ひとまず図鑑を揃えておこうと考えるときには、図鑑の対象年齢を確認しましょう。
子どもが興味を示しているなら対象年齢にこだわらなくても構いませんが、年齢に合ったものの方が興味を抱きやすい傾向があります。
特に、幼児期などは絵や仕掛けがたくさんある図鑑を選ぶなど、発達に合わせた図鑑を選ぶ方が興味が長続きしやすいでしょう。
目的に合うサイズを選ぶ
図鑑には、さまざまな大きさや重さがあります。外出時に調べものをする目的なら、ポケットサイズの図鑑がおすすめです。
また、子どもが小さいうちは持ちやすさを重視して小さい図鑑を選ぶのもよいでしょう。反対に、インパクトを与えたい場合や実物大の図を確認したいといった目的があれば、大きめの図鑑が適しています。
適切なサイズの図鑑を購入することで、子どもが自然と図鑑を開くようになり、学習の意識が高まるはずです。
図鑑を比較して子どもに合ったものを選ぼう

子どもの学習に役立つ図鑑は、対象年齢が3歳からのシリーズも多く、早くから取り入れることができます。各出版社の特徴を把握し、子どもが興味を持つタイミングも確認しながら選びましょう。
親子でどの図鑑がよいか相談しながら購入を検討することで、子どもの発達や興味に合わせた図鑑を見つけやすくなるはずです。まずは子どもが気になったジャンルからチャレンジするのもよいでしょう。
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文・構成/HugKum編集部