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「推しりんご」を見つけませんか?
りんごには答えきれないほどの品種があるって知っていましたか? 日本で育てられているだけでも2,000種以上。世界に目を向けると、その数なんと15,000種以上ともいわれています!
見た目も味も、それぞれが個性のかたまり。同じ“赤いりんご”でも、色の濃さや丸み、香りがまったく違います。まるで「りんご界のファッションショー」みたいですよね。最近はテレビ番組「マツコの知らない世界」でもりんごの魅力が紹介され、品種ごとの個性に注目が集まっています。
今日は、その中でも手に取りやすくて人気のある品種をいくつかご紹介します!
●ふじ・サンふじ
甘さしっかり、おいしさ長持ち。冷蔵庫に入れておくと、驚くほど日持ちする優等生! 日本で生産量トップを誇る王道品種。
●シナノスイート
果汁たっぷりのジューシーな甘さが魅力。酸味が控えめで、子どもから大人まで食べやすい万能派。
●ジョナゴールド
甘味と酸味のバランスが絶妙で、香りも華やか。生食はもちろん、料理やお菓子づくりにも活躍する実力派。
●王林
芳醇な香りがまるで“食べる香水”のよう。果肉はやわらかめでみずみずしく、小さなお子さんにも食べやすい品種。
●シナノゴールド
シャキシャキ食感がお好きな人に大人気! 甘さと酸味のバランスも◎。
最近は、果肉に赤みのある希少品種が登場するなど、りんごの世界はますます広がっています。品種名を意識して選ぶだけで、りんごの楽しみはぐんと深まります。“今日はどんな味かな? ”とワクワクしながら味わってみてください。きっと、お気に入りの品種に出合えますよ!
重ねてかわいい、食べて楽しい「りんごツリー」

りんごのもっとも一般的な切り方といえば「八つ切り」。今日は、その八つ切りをちょこっとアレンジして作る「りんごツリー」をご紹介します。
りんごを積み重ねていく時間は、まるでジェンガのように夢中になれるひととき。完成したツリーは、思わず写真に撮りたくなるかわいさです。そして、崩れないようにそっと食べる時間まで楽しい――まさにクリスマスシーズンにぴったりの簡単アイデアです!
準備するもの
- ・まな板
- ・ナイフ
・りんご 1個分(今回は2色を半分ずつ使用。1色でもかわいいです)
・クリスマスモチーフのピック(あれば)
・アラザンや粉糖(あれば)

「りんごツリー」の作り方
1.りんごを八つ切りの要領で切ります



塩水などで色止めしておくと安心です
2. 3個分くらいをさらに斜めに切ります


3. カットしたりんごを重ねていきます


4.工程2のカットしたさらにりんごを重ねていきます


4.クリスマスピックやアラザンなどでおめかし


旬のフルーツでクリスマスシーズンをもっと楽しく!
りんごを切って、積んで、眺めて、食べて。何気ない工程のすべてが、クリスマスまでの時間をゆっくりと彩ってくれます。
品種を選ぶ楽しさも、作るワクワクも、食べる幸せもひとつに詰まった“りんごツリー”。ぜひこの冬、あなたのテーブルにもあたたかな小さな森を育ててみてください。きっと、思わず笑顔になっちゃう、忘れられないひとときになるはずです。
次回は、フルーツを使ったお正月アレンジを紹介予定です。どうぞお楽しみに!
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【お知らせ】子どもも大喜び! 「フルーツおせち」親子ワークショップを開催します
お正月に向けてフルーツを使った美しい「フルーツおせち」はいかがですか? 親子で参加できるワークショップを開催するので、ぜひ参加してみませんか?
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記事監修
フルーツギフトクリエイター。
理系大学院を修了後、メカエンジニアに。長男出産後、一度復職したのち、子育てに専念。
その中で出合った「フルーツカッティング」に魅了され、ディプロマを取得。
現在は東京都世田谷区を拠点に、自宅での少人数レッスンのほか、カフェやマルシェでのワークショップ、ギフト製作・販売などを展開中。大切なひとの笑顔と、日常を彩るフルーツの魅力を伝えています。
三兄弟の母。
特に好きなフルーツは、柿、いちじく。趣味は、キャロットケーキ巡り。
文/さちこ
