目次
赤ちゃんのつかまり立ちはいつごろ?
赤ちゃんの成長には個人差がありますが、つかまり立ちは手足に力が付いた生後10カ月~11カ月頃に始まることが多いです。つかまり立ちができるようになると、遠くや高いところが見えるようになり、赤ちゃんの興味関心がどんどん広がっていきます。
つかまり立ちの練習におもちゃがいい理由
つかまり立ちの練習は、おもちゃを使って行うことがおすすめです。
つかまり立ちのきっかけになる
つかまり立ちの練習になるおもちゃには、音が鳴ったり、光ったり、赤ちゃんが興味を示すような工夫がされています。興味をひかれて、実際に触れたり捕まえたりしようして、赤ちゃんにつかまり立ちへのきっかけを作ってくれます。
楽しみながら足腰が鍛えられる
早くつかまり立ちをさせたくて、赤ちゃんに無理やり練習をさせると立つことが嫌いになってしまう場合も。おもちゃで遊ぶ中で、一生懸命手足を伸ばしたり、繰り返し遊ぶことで自然と足腰を鍛えることができます。
長期間遊ぶことができる
つかまり立ちの練習になるおもちゃには、赤ちゃんの興味をひくために、高さやサイズ、流れる音楽、言語が変えられるものが多くあります。ひとつのおもちゃで長期間にわたって遊べるものが多いので、おもちゃが増え過ぎず、経済的な負担が少なくなることも期待できます。
つかまり立ちにぴったりなおもちゃの種類
つかまり立ちの練習にぴったりのおもちゃには、どんな種類があるのでしょうか。
テーブル型
テーブル型のおもちゃは、つかまり立ちの練習になる人気のおもちゃのひとつです。テーブル部分にたくさんの仕掛けが組み込まれているため、興味を持って遊ぼうとすることが、自然とつかまり立ちの練習につながります。テーブル型で安定感があるので、つかまり立ちをし始めたばかりの赤ちゃんでも、安心して遊ぶことができます。
手押し車
手押し車型のおもちゃは、つかまり立ちに慣れ、一人歩きの練習が必要になってきた赤ちゃんにおすすめのおもちゃです。手押し車を押すと、音が鳴ったり、おもちゃが動くので、楽しみながら歩く練習のきっかけ作りになります。
ベビージム
ベビージム型のおもちゃは、ねんねしている頃から、つかまり立ちの練習まで長く使えるおもちゃのひとつです。小さな赤ちゃんにも安全なように角が丸く、安定感のあるものが多いので、つかまり立ちのサポートにぴったりです。
安全なつかまり立ちおもちゃの選び方
つかまり立ちのおもちゃを選ぶには、どんなことに注意すればよいでしょうか。安全なつかまり立ちのおもちゃの選び方を紹介します。
月齢に合わせて調整ができるもの
つかまり立ちに慣れていない時期から、大きめのおもちゃを使うと手が届かず、転倒などの危険性もあります。高さや幅など調整のできるものを選ぶか、月齢に合わせた大きさのおもちゃを選びましょう。
ストッパーや安全装置のあるもの
おもちゃの繋ぎ目などに手や指を挟まないように、ストッパーや安全装置のあるものを選びましょう。また、思わぬ遊び方でおもちゃが倒れてしまわないように、転びにくい工夫や、転倒防止装置のついたものもおすすめです。
仕掛けの多いもの
つかまり立ちの練習に用意したおもちゃに飽きてしまい、目を離した隙に家具などでつかまり立ちをしてしまい、危険を伴う場合もあります。仕掛けの多いものを用意すれば、長期間遊ぶことでつかまり立ち、つたい歩きなど足腰を鍛えるのに十分な練習を行うことができます。
赤ちゃんのつかまり立ち、親が気を付けることは?
赤ちゃんがつかまり立ちをする際、どんなことを気をつければよいでしょうか。親が気を付けるべきことを紹介します。
無理にやらせない
月齢が一緒の赤ちゃんがつかまり立ちができているからと言って、我が子に無理やりつかまり立ちの練習させようとすると、立つことが嫌いになってしまう場合も。無理やり練習せるのではなく、子どもの様子を見守り、支えるなどのサポートしてあげましょう。
転倒・落下
つかまり立ちができるようになると、高いところにあるものに興味を持ったり、登ってしまったりします。高いところにあるものに手を伸ばして転倒したり、高い位置から物が落下することも考えらえれるので、転んでも大丈夫なように、マットやクッションを引いたり、部屋の中を整理しておきましょう。
誤飲・窒息
つかまり立ちを始めると、机の上、棚の上に置いてあるものに興味津々になります。手に取ったものを口に入れてしまうなどの、誤飲や窒息の危険性も高まるので、物を置きっぱなしにしないなど、赤ちゃんの目線で周囲を確認してみましょう。
つかまり立ちおもちゃの手作りアイデア
インスタグラムにアップされている、つかまり立ちにおすすめのおもちゃの手作りアイデアを紹介します。
組み合わせボックスのつかまり立ちおもちゃ
丸や三角、四角の積み木を穴に落として遊べる、手作り組み合わせボックスです。つかまり立ちで足腰だけでなく、指先も一緒に鍛えることができます。
つかまり立ちおもちゃのおすすめ
赤ちゃん向けメーカのつかまり立ちおもちゃには、どんなものがあるのでしょうか。おしゃれでかわいいおすすめのおもちゃを紹介します。
「アガツマ」 アンパンマン たっちしてタッチ! テーブル
音や光と手遊びで、赤ちゃんがたっちして遊びたくなるテーブル型のビジーボード。まるいかたちで、360度どこからでも遊べて、おしゃべりボタンやメロディボタン、鍵盤など仕掛けがたくさん。裏返すとフラットなテーブルになります。
ママパパの口コミ
「ベビーザらス」トップトッツ 3WAYウォーカー& ライドプレイセンター
「トイザらス」オリジナルブランド『Top Tots(トップトッツ)』の『3WAYウォーカー& ライドプレイセンター』です。お座りをするようになるころから、たっちをして歩くまでの間、よりそって成長を助けます。転倒防止の安全ロックが付いているので安心ですね。
「アガツマ」アンパンマン よくばりすくすくウォーカー
赤ちゃんの歩く練習をサポートするスピード調整機能付き手押し車です。5曲のメロディ入りのおしゃべりボードは取り外して持ち運び可能です。
ママパパの口コミ
「フィッシャープライス」 おして! しまうまくんのバイリンガル・ウォーカー
2Wayで「おすわり」でも「あんよ」でも遊べるウォーカータイプ。ボールやダイヤル、フリップなどの仕掛けのほか、日本語と英語のおしゃべりや歌で言葉に親しめます。「たっち」から「あんよ」の押し歩き練習にも。しまうまくんが、「どんどん行こう!Keep Going!」などと応援してくれます。
ママパパの口コミ
「PolarB」VIGA PolarB ポーラービー ベビーウォーカー
ポーラービーは、北欧テイストをベースにした優しい色合いの木のおもちゃ。木製ビーズや歯車、絵合わせなど、たくさんのの仕掛けが楽しめるベビーウォーカーです。
ママパパの口コミ
「ボーネルンド」ベビーウォーカー
つかまり立ちがしやすいように、上下にバーがついたパステルカラーのかわいいシンプルな手押し車です。前後のタイヤの大きさを変え、ハンドルに体重がかかっても後ろにひっくり返ることがない安心設計です。
「タカラトミー」 へんしん2WAYウォーカーライダー スヌーピー
ウォーカーからライダーモードまで、成長にあわせて2Wayで遊べる、スヌーピーのウォーカーライダーです。電池不要・工具不要で、組み換えも簡単。ウォーカーモードでは、カゴにお気に入りのおもちゃを入れて運んだり、スヌーピーを押すと「ピッ」と音が鳴る、ホイッスルユニット付きです。
つかまり立ちのきっかけも遊びの中から
つかまり立ちをおもちゃでサポートすれば、遊びながら足腰を鍛えることができます。けっして急ぐ必要はありませんが、これらのおもちゃで遊ぶ中で「立ってみよう」とするきっかけが生まれるかもしれません。子どもの成長に合わせて、安全で楽しいおもちゃを選んであげたいですね。
あなたにはこちらもおすすめ
文・構成/HugKum編集部