子どもの習い事が続かないのはなぜ!?長続きしない原因や続けられる秘訣をリサーチ!!

子どもに習い事をさせたいと考えている家庭は多いですよね。また、お友だちの習い事を聞いて一緒にやりたい!ということも多いのでは。でも、すぐに行きたくないと言い出したり、習い事が続かないということもありますよね。どうしてなのか、どうすればいいのかと悩んでいる人も多いのでは。そこでHugKum編集部では、みんながどうやって乗り切ったのかをリサーチすべく、3歳〜小学生のお子さんをお持ちのママ・パパにアンケートを実施しました!

子どもの習い事が続かないのはなぜ?

なぜ子どもの習い事が続かなくなってしまうのか、パパママにアンケート調査しました。

子どもの習い事が続かないと思ったことは?

Q.お子様の習い事が続かないと思ったことは?

まず、習い事が続かないと困ったことがある人がどのくらいいるのか聞いてみました。1/3の人が悩んだことがあるという結果に。思いのほか、みなさん悩んでいるようですね。

習い事が続かない原因は?

では、なぜ習い事が続かなくなってしまうのか、経験した人に理由を聞いてみました。

子供が嫌がった

子どもが嫌がるという声が一番多く、本人が嫌だとなかなか続けるのは難しいですよね。そもそも子どもが苦手なことだったり、通ってもうまくならないと嫌になってしまいがちですよね。

「行くのを嫌がったから」(50代・茨城県・子ども1人)
「子供が出来なくて行くのを嫌がった」(40代・群馬県・子ども1人)
「自分の嫌いな分野をやっているなぁと感じたから」(40代・京都府・子ども2人)
「上達しない、本人が嫌がる」(30代・東京都・子ども2人)

子供にやる気がなかった

子どもにやる気がないのであれば、習い事を続けるのは苦痛になるし、親としてはもったいないと感じる場合やストレスに感じてしまうこともありますよね。

「子供が興味をなくしたから」(50代・東京都・子ども3人)
「子供のモチベーションが上がらなかった」(40代・東京都・子ども1人)
「続ける意欲がない」(50代・大阪府・子ども2人)

時間がなく子どもに負担になった

習い事には時間が取られるもの。時間の余裕がなくなり、子どもの生活が大変になってしまったという声も。

「やるべき宿題ができない」(40代・埼玉県・子ども2人)
「下校する時間が習い事の時間とギリギリで、帰って夕飯が遅くなり、宿題をすると就寝が22時を過ぎる時があり健康に良くない(40代・愛媛県・子ども1人)

遊びの方が楽しかった

まだまだ子どもなので、習い事よりも遊びたい!という気持ちの方が勝ってしまうことも。友だちが遊んでいたりするとなおさらですよね。

「ゲームをしてるのが楽しいらしく、ゲームをしたいが為にサボろうとする時があります」(40代・宮城県・子ども2人)
「遊びたがってすぐにやめたがる」(40代・福岡県・子ども3人)
「遊びの方に気が向かっていき、勉強が飽きてしまう」(40代・千葉県・子ども2人)

子供に合わなかった

習ってみたら、思っていたのと違っていたり、きつかったということも。合わないことは続けにくいですよね。

「本人の性格に合わなかった」(40代・栃木県・子ども3人)
「集中してできない」(40代・埼玉県・子ども2人)
「自宅練習をいやがる」(40代・滋賀県・子ども2人)
「泳ぐのが苦しいから」(40代・埼玉県・子ども2人)

面倒になってしまった

習い事が大変だったり、通うのに時間がかかったりすると、モチベーションを保ちにくいですよね。面倒になってしまうのも無理はありません。

「行くのを面倒になってしまう」(40代・千葉県・子ども2人)
「面倒になってくる」(30代・兵庫県・子ども2人)

指導が合わなかった

習い事での先生の良し悪しや相性は大きなポイントに。厳しすぎたり、面倒見がよくないと子どもも嫌になってしまうもの。

「厳しい指導」(40代・大阪府・子ども3人)
「英語教室でまわりについて行けない」(30代・京都府・子ども4人)

子どもが習い事を嫌がるときの対処法

子どもが習い事を嫌がる理由はいろいろとあることがわかりました。とはいえ、そのままやめるのはなるべく避けたいですよね。経験者のママ・パパたちがどんな風に対処したのかを聞いてみました。

子どもや先生とよく話し合いをする

本心では辞めたくないと思っていたり、改善できるポイントがあることもありますよね。まずは話し合うことが大切なよう。
「どうして楽しくないのか、話をした」(30代・富山県・子ども3人)
「無理をさせず気持ちを確認する」(30代・新潟県・子ども1人)
「先生と話し合った」(30代・神奈川県・子ども2人)

子どもの負担を減らし、嫌がっていることを改善する

習い事自体が大変と感じてしまっている場合、負担にならないような働きかけをしたという声も。

「できている所を褒めた。 いっぱい間違えていい事を伝えた」(30代・北海道・子ども1人)
「習い事の先生に宿題を減らしてもらった」(30代・茨城県・子ども1人)

子どもを説得する、励ます

子どもが嫌がっている理由はそれぞれ。でも、なぜ通っているのかをきちんと最認識できれば、やる気が回復したり、頑張って続けているうちに環境が変わったりすることも多いようです。

「勉強も遊びも努力することの重要性を伝えました」(40代・神奈川県・子ども1人)
「とりあえず頑張っていってもらい、そのうちに友達ができて嫌がらなくなった」(40代・宮城県・子ども1人)

本当に嫌なら辞めて良いと伝える

子どもは意外と簡単に辞めたいと言ってしまうもの。もともとはやりたくて始めたはずなので、辞めていいと言われてしまうと逆によく考えることも。そうすると、習い事を辞めたいわけではないと考え直すことも多いようです。

「嫌なら辞めなさいといい、それは嫌だという事で渋々行った」(40代・愛知県・子ども2人)
「本当に嫌ならやめていいと伝えた」(40代・大阪府・子ども2人)
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子どもの習い事を長続きさせる秘訣は?

せっかく行くからにはなるべく長く続けて、しっかりと知識を身につけて欲しいものですよね。そのためにはどうするのがよいのでしょう。

子供が興味のある、好きな習い事をする

まずは子どもが興味を持って通うことが大切。体験教室などもあるので、始める前にしっかり話し合い、意思を確認することがポイントのようです。
「お試しをたくさんして子どもの聞き取りをしっかりする」(40代・広島県・子ども2人)
「興味があるものなのか?本当にやりたい事なのかを よく話し合う」(40代・福井県・子ども2人)
「本人がやりたいと言い出したものだけやらせる」(30代・神奈川県・子ども1人)

目標を決める

漫然と続けていると、子どももだんだん何のために通っているのかわからなくなりがち。目標があればそこに向かって前向きに進めますよね。そして目標を達成できたら、さらに次の目標へという気持ちも湧くかもしれませんよね。

「目標を決める」(40代・千葉県・子ども2人)
「目標を立てて目標を達成したらやめていいという」(40代・福岡県・子ども3人)

子供を褒めたり、ご褒美を与える

褒められて嬉しくない子どもはいないですよね。できたことはしっかり褒めてあげるとモチベーションもUPするはず。

「テストに受かった時にご褒美を与える」(30代・北海道・子ども2人)
「少しのことでも良くできたら褒めること」(40代・栃木県・子ども3人)
「進級したらご褒美を買う」(30代・広島県・子ども2人)

子供が楽しめるようにする

子どもが楽しんで習い事に通えるのが一番。そのための環境づくりも大切なようです。

「楽しいと思える環境を用意する」(40代・千葉県・子ども1人)
「練習などを強要しない」(30代・山口県・子ども2人)
「本人が楽しんでやっていたら自然と長続きする」(30代・大阪府・子ども1人)

仲の良い友達と一緒に通う、教室で友達をつくる

友だちと一緒なら頑張れる子も多いですよね。遊びたいと思ってしまう子にも効果がありそうです。

「友達がいて楽しめること」(40代・埼玉県・子ども2人)
「幼稚園の友達と同じ時間を選ぶ」(30代・福島県・子ども2人)

楽しく、目指すものをはっきりと!が、習い事を続けるポイント

習い事を長く続けるには、子どものモチベーションが何より大事だということが分かりましたよね。そのために親ができることは、楽しいと思える環境を整えてあげること、何のためにやっているかを明確にして、しっかり褒めることが大切です。できたことの喜びや達成感を感じられれば、自然と習い事は続くようですね。せっかく習い事を始めるのであれば、よく吟味して選び、ママ・パパもしっかりサポートしてあげましょう!

 

文・構成/HugKum編集部

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