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おしりふきウォーマーのメリット
赤ちゃんは冷たいおしりふきでお尻を拭かれると、びっくりして泣いてしまうことがあります。特に冬場や肌寒い日は、おしりふきも冷たくなりますよね。
そんなとき、おしりふきウォーマーがあれば、おしりふきを最適な温度に温めらます。同時に冷たいおしりふきで拭かれていやがる赤ちゃんをなだめなければならないと言うママやパパのストレスを軽減できるというメリットも。一度使うと手放せなくなるという方も多いようです。
おしりふきウォーマーは必要?
おしりふきウォーマーは本当に必要?無くてもいい?と購入を迷ってしまいますよね。そこで、おしりふきウォーマーの必要性について、0~2歳のお子さんをもつママパパ121人にアンケート調査してみました。
Q.赤ちゃんのお世話に「おしりふきウォーマー」は必要だと思いますか?
「必要」と「あると便利」を合計すると57%、「必要ない」が43%で、おしりふきウォーマーはあった方がいいと考える方のほうが少し多い結果となりました。それぞれの理由もご紹介します。
必要
あると便利
必要ない
おしりふきウォーマーの種類
おしりふきウォーマーには大きく分けて2種類があります。
一つは、おしりふきそのものを温めるウォーマーセットタイプ。もう一つは、温めた水をおしりふきに吹きかけて使うスプレータイプ。それぞれ使い方が異なります。選ぶときは、どのような用途で使うのかを考慮して。
ウォーマーセットタイプ
ウォーマーセットタイプにもさらに2種類あります。
ケース型
ケース型とは、ケースの中におしりふきを丸ごと入れるタイプ。商品によって、収納できるおしりふきの枚数やパッケージの大きさが異なるため、購入前にサイズを確認しておくことが大切。
貼り付け型
貼り付け型とはウォーマーのみをおしりふきパッケージ上部に張り付けて温めるタイプ。おしりふきにプラスチックの開閉口が付いていたら貼り付けられませんので、付いていないものを。また、水に流せるおしりふきタイプは温めることができないこともあるので要確認。
スプレータイプ
スプレータイプは温水をお尻に直接シュッとスプレーしたり、コットンおしりふきなどに吹きかけて使用します。
ボトルに入れた水を適温に温めて保温してくれるため、いつでも手軽に使用することができます。温水をかけるとゴシゴシ擦らなくでもスルリと汚れが落ちるのも魅力。オムツ替え以外にも、赤ちゃんの手や顔を拭くときにも活躍しますよ。
おしりふきウォーマーの選び方
ここからは、サイズ、電源タイプ、温まるまでのスピード、使いやすさなど、おしりふきウォーマーの選び方をご紹介します。
使っているおしりふきに合うサイズを
ウォーマーはメーカーによってサイズが異なりますので、実際に合うかどうかをまず確かめる必要があります。
また、ヒーター部分が上部についている場合が多いので、そのヒーターから離れてしまうと温まりが悪くなることもあります。大は小を兼ねるで大きければ大丈夫、というわけではありません。
使いやすさで選ぶ
機能で選ぶのも良いでしょう。
・片手でもフタを開けられるワンプッシュプのもの
・シート残量が表示される機能付きのもの
・フタを開けるとLEDライトがつくもの
LEDライトは夜間に部屋の明かりをつけなくても十分な明るさで、赤ちゃんを起こさずにおむつを替えることができて◎。
用途で選ぶ
持ち運びを考えて電源で選択するのも良いでしょう。
据え置き型・コンセント電源
据え置き型のなかでも、ウォーマーに直接コードが付いているタイプとスタンドタイプがあります。スタンドタイプはおしりふきケースが着脱可能なため、ケースだけ持ち運ぶことができ、温めるときだけスタンドに戻すという使い方も。
携帯でも使えるUSB電源
USBタイプは家ならコンセントから、外出時はモバイルバッテリーから、とフレキシブルに電源を変えられます。商品によっては車から給電できる専用コード付きのものもあります。
保温効果とコンパクト性で選ぶ
おしりふきを丸ごとケースに入れるタイプ
ケース自体に保温効果があるので冷めにくいという利点があります。
ウォーマーを張り付けるタイプ
この場合はケースがない分、軽量で持ち運びしやすいのですが、冷めやすいのがデメリット。よって、断熱素材のポーチなどに入れておくか使用直前にスイッチオンで温めるのが良いでしょう。
温度と温めにかかる時間で選ぶ
おしりふきウォーマーは気温によって温めにかかる時間や保温温度が左右されますが、室内温度が10-15度の場合、温めまでに早いものであれば10分、長ければ30分程度です。
また、温度も商品によって35度から55度と幅がありますので、お住まいの地域や利用する場所の気温や即温の必要性を考えて選ぶとよいでしょう。
おしりふきウォーマーのおすすめ8選
ここからは、HugKum編集部がおすすめの商品を厳選してご紹介します。
HuBDIC【ポータブル おしりふきウォーマー】
ポーチ型ウォーマー。固いケースではないので比較的どのメーカーのおしりふきもフィットしやすく、また持ち運びしやすい点が評価されました。離乳食や哺乳瓶の温めにも使えて便利。USBケーブルがポーチに内臓されているので、家ではそれをそのままコンセントに接続して使うことができます。また、最高温度45度の商品が多い中、急速55度も人気の秘密。
Combi【クイックウォーマーコンパクト】
赤ちゃん用品メーカーではお馴染みのコンビ社から、従来品よりも26%小さく省スペースになった新型コンビのクイックウォーマー。片手で素早くおしりふきを取り出せ、フタがしっかり閉まる箱型タイプ。フタがしっかり閉まることで中の水分を保温によって蒸発さにくく、また45度を常時キープが可能です。
ママパパの口コミ
「コンセントが短いので近くでしか使えない。それ以外は満足」(30代・千葉県・子ども1人)
コンビ【お湯でコットンおしりふき】
おしりふきをウェットティッシュタイプではなく、コットンタイプで利用されている方向けです。コットンを入れる場所の隣に常に温かいお湯がセットでき、スプレー上部をコットンでプッシュすると温かいお湯が出てきます。保温を維持するヒーター付きで、常に適温をキープ。また確認窓でお湯の残量がひと目で分かり、補充の目安もすぐに分かります。
Bitatto 【ビタット温】
こちらはケースはなく、ヒーターのみを既存のおしりふきの上部に張り付けるタイプです。上部の3~5枚を10分という速度で適温に温めます。USB電源のため携帯用にも家用にもどちらでも使用可。貼り付けるだけなので携帯用の少量のおしりふきにも、家用のたっぷり入ったおしりふきにも使え、ケースがない分軽量で持ち運びしやすいという利点があります。断熱素材のケースがないぶん冷えやすいので、温めたらすぐに使えるよう準備をしておくとよいでしょう。
コンビ【クイックウォーマーLED+ – コンビ】
コンビで人気のおしりふきウォーマーがさらに機能的になった商品です。おしりふきを素早く上から温める機能はそのままに、夜間のオムツ替えに便利なLEDランプが付いています。明るすぎないほんのりとした光なので、赤ちゃんの睡眠の邪魔をしません。おしりふきの残量の目安が表示される機能も。蓋はワンプッシュで開閉できるため、片手でおしりふきを取り出すことができますよ。
アカチャンホンポ あったかいdeシュ!
温かい水で赤ちゃんのおしりを綺麗にするスプレータイプの商品です。スイッチを入れている間は保温状態が継続するため、いつでも最適な温度をキープ。消費電力15Wで、1カ月の電気代はおよそ120円程度とかなり経済的なのも魅力です。スプレーと霧吹きの2種類で切り替えが可能なので、汚れの程度に合わせて調整を。デリケートな赤ちゃんのおしりに優しい商品を探している方におすすめです。
コンビ 【クイックウォーマーハンディタイプ】
コンビで人気のおしりふきウォーマー「クイックウォーマー」のハンディタイプです。マグネット式の電源スタンドが付属しているため、本体のみをサッと持ち運べる点が魅力です。本体上部に付いている持ち手のおかげで、片手でスムーズに持ち運びできます。清潔な雰囲気の白の本体はスタイリッシュ。寝室やリビングなど、いろいろな場所でオムツ替えをすることが多いママパパにおすすめです。
ママパパの口コミ
「あったかくなるから良い」(30代・愛知県・子ども1人)
ZenCT 保温ポーチ おしりふきウォーマー
おでかけに便利なUSB給電保温ポーチです。ヒーターが中に内蔵され、ポケットの両側を温めることができ、おしりふきやオムツを入れておけます。おしりふき1パックとオムツ2枚をまとめて入れられて便利。また、外側にモバイルバッテリーを収納するポケットがあり、マジックテープ付きで使用中に外れてしまう心配がありません。
赤ちゃんもママも快適なおしりふきウォーマーを選ぼう
おしりふきウォーマーを使用することで、赤ちゃんの機嫌を損ねることなくオムツ替えをスムーズに行うことができます。普段のオムツ替えにはおしりふきをセットするタイプ、汚れがひどい場合はスプレータイプと使い分けると良いでしょう。ママと赤ちゃんにとって、最適なおしりふきウォーマーを選んでくださいね。
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文/加藤敬子 構成/HugKum編集部