授乳ケープって必要?身近なもので代用するなら?選び方&ママに人気の授乳ケープをご紹介

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妊娠前には存在すら知らなかったという人も少なくないのが授乳ケープですよね。でも母乳派のママには欠かせないアイテムです。HugKum編集部では、ママたち119人に授乳ケープについてのアンケートを実施。使ったと答えた人はほぼ半数。ミルク派のママもいることを考えると、授乳ケープを使う人が多いことが分かります。そこで、メリットやオススメアイテムについて聞いてみました。

授乳ケープは必要?

そもそも授乳ケープは何のために使うのか、どんなシーンで使うのでしょうか?最近では授乳室が整えられた施設も多いですが、たとえ部屋の限られたスペースだとはいえ、おっぱいを出しっぱなしにするのはなんとなく不安、というママたちも少なくないですよね。

また、授乳は本来ごく普通の生理的な行為なので、ランチタイムやお茶をしながらでも、赤ちゃんが求めれば授乳してあげたいもの。そんな場合には周りの目も気にしつつ、また周りへの配慮の意味も込めて、授乳ケープが大活躍します。一見、授乳ケープとは分からないようなものもたくさんあるので、そういったもの選べば授乳していることすら悟られないようにもできます。まさにママが外出するときの頼れるアイテムですね。

完全母乳には必須アイテム

完全母乳で育てているママや、哺乳瓶を受け付けてくれない赤ちゃんの場合は、授乳は数時間おきに必要な赤ちゃんの大切な食事。ミルクに替えることができないからこそ、マストアイテムになりますね。

「完全母乳だったので外出先で使用するため」(30代・福島県・子ども4人)
「完母だったので、お出かけの際は必須だった。車の中や人の家にお邪魔しているときなど、とにかく出番が多かった」(30代・大阪府・子ども3人)

外出時にいつでも(どこでも)授乳できる

やはり多かった回答が、授乳室がなくても使える、という点。まだまだ授乳室不足なんですね。また授乳には時間も取られるため、お店で食事をしている時などには長く席を空けることになってしまうので、その場で授乳できた方が、みんながハッピーな場合も。

「個室がない所でも利用できるから」(30代・大阪府・子ども2人)
「外での授乳に困らない」 (20代・埼玉県・子ども2人)
「公共の場で授乳することがあるから」(30代・愛知県・子ども2人)
「授乳室がないところもあるため」(30代・東京都・子ども2人)

車内や来客時にも便利

車での移動時にも、授乳のためにわざわざどこかへ寄るのはなかなか難しく、非効率的ですよね。また、来客時にも、自分の家とはいえよっぽど仲の良い友だちでない限りは授乳ケープがマストですよね。

「自家用車での授乳の際に使用」(30代・滋賀県・子ども2人)
「車内や、家にお客さんがいる時などに助かった」(30代・東京都・子ども2人)
「来客時にも使用できるように」(20代・千葉県・子ども1人)
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授乳ケープの選び方

では、授乳ケープはどのように選ぶのがいいのでしょう?出産直後から使うものなので、出産前に情報収集して考えておくといいですよ。

授乳ケープの種類

授乳ケープの種類にはどんなものがあるのでしょう。基本的にはママのおっぱいが見えなければOK。ポンチョ型で、背中まですっぽり覆ってしまうものから、体のサイドにかかるくらいの大きさのエプロン型の2タイプに分けられます。加えて、各メーカーが機能的なものをたくさん出しています。

ワイヤーの有無

ワイヤーとは、ママの顔下、襟元部分の生地のフチの沿って入れられているものが大半。これは結構便利な機能で、ふわっと前に膨らむことで、下を見るだけで赤ちゃんの顔が覗けるのです。しっかり飲んでいるか、寝てしまっていないかなどを確認しながら授乳できるので安心です。首元に余裕ができるので、ママが楽に授乳できるという利点もあります。

授乳ケープの素材

ケープの生地素材もいろいろとあります。ダブルガーゼだと柔らかく、赤ちゃんの肌にも優しく安心ですよね。ただ、なんとなく薄くて透けないかママが気になってしまう場合も。(実際には透けることはないようですが。)ワイヤーなしで授乳中に赤ちゃんを覗きたい場合には、ハリのあるコットン素材を選ぶのがオススメです。シックな色合いのものから、可愛いプリント柄になっているものもあるので、好みのものを探してみましょう。

ママに人気のおすすめ授乳ケープ

ママたちへのアンケートの結果、使ってよかった人気の授乳ケープをご紹介します。形も機能もさまざまなので、ぜひチェックしてから買うことをオススメします。

西松屋 授乳ケープ

ダブルガーゼで柔らかい素材のケープ。ワンタッチテープで留められるので、着脱がとっても簡単なところが人気のようです。またリバーシブルで使えるので飽きずに使えたり、シチュエーションに合わせて使い分けることもできて意外と便利です。

「マジックテープで簡単に付けやすい」(30代・福島県・子ども4人)
「安い」(30代・大阪府・子ども3人)
「シンプルなデザインで目立たなく使いやすい」(20代・群馬県・子ども2人)

エイデンアンドアネイ モスリンコットン

こちらは赤ちゃんをしっかりと包めるブランケット。ふわっとガーゼのような質感で、ガーゼよりももっとしっかりとしたモスリン生地です。大判サイズなので肩から掛けたり、うなじのあたりでキュッと縛れば授乳ケープとしても使えます。ベビーカーに日除けとして掛けたり、おむつ替えの時に敷いたりと1枚持っているととっても便利。軽くてサッと入れておくことができるのでお手軽。

「おくるみや掛け物としてなど、いろいろな用途で使える」(30代・神奈川県・子ども1人)
「大きい、薄いけど透けない」(30代・東京都・子ども2人)
「洗いやすく清潔を保てる。畳んで持ち運びしやすく 用途がいろいろある」(30代・埼玉県・子ども2人)

サンデシカ 360°カバーする授乳ケープ

頭からサッとかぶれる、360度カバーしてくれるポンチョ型の授乳ケープ。丈が長めなので、赤ちゃんが動いたりしてもめくれる心配がないので安心です。軽い素材なので、畳めばコンパクトになるので手軽に持っていけます。

「ポンチョみたいで授乳してるように見えない」(30代・大阪府・子ども3人)
「横から見えてしまうこともない」(30代・東京都・子ども2人)
「授乳期が終わっても、ストールとしても使えるので長く使えて良い」(30代・神奈川県・子ども1人)

コッパーパール 授乳ケープ

伸縮性のあるソフトな生地で、ママの体を360度完全にカバーするポンチョ型の授乳ケープ。手で襟元を簡単に伸ばせるので、赤ちゃんの顔を見ることもできます。また、授乳中に赤ちゃんが足をバタバタさせたり、手を動かしてもケープがめくれずママの体にフィットしているので抜群の安心感。ベビーカーにすっぽりかぶせれば、街中のほこりや雨から赤ちゃんを守ってくれます。(写真はベビーカーを覆った状態です。)

Sweet Mommy  授乳ケープ

元気なミッキーマウスのイラストとフリルが可愛い授乳ケープ。大判サイズなうえ、フリル部分にはゴムが入っているので、赤ちゃんがバタバタと動いてもめくれる心配がありません。首元のストラップはうなじで留めることはもちろん、抱っこ紐の肩紐に留めることもできます。抱っこ紐をしたまま授乳ができるのも嬉しいポイントですよね。また、ベビーカーに留めても便利なマルチなケープです。紫外線遮断率99.6%、UPF50の高機能生地なので、暑い日差しでも赤ちゃんに万全なUVケアが叶います。フード付きなのでかぶせてあげれば安心して寝ることができて赤ちゃんもハッピー。

ベベオレ ナーシングカバー

シックなものから可愛いものまでいろいろなプリントのコットン生地がポイントのベベオレの授乳ケープ。襟元にはワイヤーが入っていて赤ちゃんの顔をしっかり覗くことができます。また、首元のストラップは長さを調節が可能。ケープ下部の左右の裏がタオル生地になっているので、赤ちゃんの口元を拭くのにも便利です。ファッション感覚で使えながら機能もバッチリの授乳ケープです。

授乳ケープを代用するには?

混合で育てているので外出先ではミルクが多いなど、わざわざ授乳ケープを買う必要もないんだけど、という人や、授乳も余裕の二人目以降ママなどは、授乳ケープ以外のものを代用することも多いようです。どんな方法があるのか聞いてみました。

バスタオルやブランケット、ストールで代用する

赤ちゃんとの外出時に持っていくことが多いブランケットや薄めのバスタオルを利用したり、またママが使うストールを活用するという声も。大判でしっかりと肩が覆えれば授乳ケープと同じくらいの安心感がありそうですね。荷物もその分コンパクトにできるので気楽に外出できます。

「ブランケットで十分。ひざ掛けとしても使える」(30代・滋賀県・子ども2人)
「タオルを使っている」(30代・長野県・子ども1人)
「ストールで代用」(30代・神奈川県・子ども2人)

手持ちの上着で代用する

肩をしっかり覆えれるくらいのカーディガンやアウターなど、上着を活用したというママも。いかにも授乳している感が出ないので、周りから目を引かないというメリットもありそうです。

「上着で代用した。持ち歩きが邪魔」(30代・茨城県・子ども1人)
「もともと持っていた服を利用した。羽織るだけで簡単、防寒にもなる」(30代・愛知県・子ども1人)

授乳ケープがあれば楽しく幸せな授乳タイムにできる!

気に入った授乳ケープは見つかりましたか?いろいろなタイプがあるので、自分の好みに合うものをぜひ探してみてください。授乳ケープのいいところは、何よりも周りの人とおしゃべりを続けながら授乳ができること。個室にこもって授乳するのも落ち着きたい時にはいいですが、みんなと楽しく過ごしたいという人にはぴったりです。そのためにも、授乳中に気になってしまわないようなしっかりガードしてくれるものを選ぶのがコツです。これから続く育児期間からみたら、授乳はほんの短い時間です。赤ちゃんとの授乳タイムをより楽しく幸せなものにしてくださいね。

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文・構成/HugKum編集部

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