子どもに合ったキックボードの選び方!仕様の違いと特徴を解説

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キックボードは、片足立ちができるようになる3歳ころから、楽しみながらバランス感覚を養える人気のおもちゃです。さまざまなメーカーから発売されているキックボードですが、タイプによっては機能性が高く、大人でも使えるものがあります。本記事では、おすすめのキックボードについてご紹介します。

キックボードは、男女を問わず子どもに人気のおもちゃです。片足立ちができるようになる3歳ころから、楽しみながらバランス感覚を養えます。タイプによっては大人でも使えるので、長く楽しむのはもちろん、ママパパも子どもと一緒に楽しめます。

さまざまなメーカーから発売されているキックボードですが、見た目や機能はどれも似ていて、違いが分かりません。そこで、機能性や対象年齢に着目し、選び方を解説します。

どれでも同じ?子ども用キックボードの違いとは

キックボードは、「タイヤの数」、「タイヤの大きさ」で、まず大きな違いがあります。

また、「タイヤが光る」、「ハンドブレーキ付き」、「スタンド付き」、「ストラップ付き」など、さまざまな差別化がありますので、何を優先すべきかで選ぶとよいでしょう。

タイヤの数が違う

キックボードのタイヤは、前後1つずつタイヤが付いている2輪タイプに加え、3輪、4輪タイプもあります。タイヤの数の違いによって、機能性に違いがあります。

2輪タイプのキックボード

地面との摩擦が少ないのでスピードが出やすいタイプです。耐荷重100kg程度までのタイプもあり、子どもが大きくなっても使えますし、ママパパも一緒に楽しめます。

ただし、2輪タイプは自立しないので、走行時にはバランス感覚が必要で、3~4歳の子どもでは難しいこともあります。

3輪タイプのキックボード

3輪タイプは前が2輪と、後ろが2輪のタイプがあります。共通しているのは安定性の高さで、小さな子どもでも安心です。また、スタンドを使わずに立てて保管できるので、使わないときに立てかける場所を探す必要がありません。

2輪タイプに比べて地面への摩擦が高まるので、スピード感に劣る場合もありますが、安全面では安心できるタイプです。

後ろが2輪のタイプ

3歳から使える未就学児向けがほとんどです。スピードは出にくく、小さな子どもでも安心して遊べます。左右への体重移動が難しく、スピードを出してカーブを曲がれないので、転ぶ可能性も低くなります。機能性も限られており、比較的に安価なタイプが多いですが、使える期間は短めです。

前が2輪のタイプ

前側にサスペンションなどを内蔵し、左右に体重移動がしやすいタイプが多く、カーブでもスピードが落ちません。タイヤに高性能なベアリングを利用するなど、スピードも落ちない工夫がされていて、安定性とスピード感を両立したタイプです。1歳ころから使える変形タイプもあります。

タイヤの大きさが違う

タイヤの大きさは100~200mm程度が一般的です。大きさによっても長所と短所があるので、選ぶときは子どもが使うシーンを想像すると決めやすくなります。

小さめのタイヤ

小さいほど本体はコンパクトになるので、収納に困りません。また、重心が低いので、安定しやすいのも長所です。反面、砂地やちょっとした段差には弱いので、舗装路以外では使い勝手が悪いです。タイヤのすり減りが早いのも短所です。

大きめのタイヤ

大きいほど悪路でも走行が安定します。公園などの砂地でもタイヤが埋まりにくく、ちょっとした段差も気になりません。タイヤはすり減りにくくなりますが、タイヤが大きいと泥が付着する部分が増えますし、本体も大きくなるので収納は不便です。

機能性の違い

独自の機能が付いたタイプがあり、安全性や利便性に利点があります。

タイヤが光る

走行するとタイヤに内蔵されたLEDのライトが光ります。子どもが楽しく使えるのはもちろんですが、夕方に暗くなってきたときには安全性も高まります。ママパパと離れて子どもだけで使う機会が多いのであれば、安心できる機能です。

手元にブレーキが付いている

一般的なキックボードは後輪の足元にブレーキが付いています。これに加えて、前輪用ブレーキとして、自転車と同じようなハンドルブレーキが付いたキックボードです。手元で素早くブレーキが掛けられるので、とっさに停止したいときでも安心ですし、2重のブレーキで制動力も高まります。

スタンドが付いている

2輪タイプのキックボードは自立しないため、そのまま倒しておくか、立てかける場所を探す必要があります。スタンドが付いていれば、自転車と同じような感覚で乗り降りできます。

持ち運び用のストラップが付いている

折り畳んで持ち運ぶとき、ストラップが付いていると肩に掛けて運べます。例えば、自宅がマンションで、キックボードを持って階段を上り下りする必要がある場合など、ライフスタイルによっては活躍する機能です。

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おすすめの子ども用キックボード9選

キックスクーター エリート – GLOBBER

GLOBBERは自転車のエキスパートが立ち上げたフランスのキックボードメーカー。卓越したデザインや、人口工学に基づいた握りやすいハンドルなど、細部にこだわりがあります。120mmの大きな前輪は走行時に光り、暗くなっても安心です。耐荷重は50kgまでなので、小学生になっても遊べます。

対象年齢は3歳以上。

「楽しそうだった」(30代・東京都・子ども4人)

Kid Scooter TC-02 – JD Razor

足を乗せるデッキ部分はプラスチック製で軽量なため、小さな子どもでも扱いやすいです。デッキ後部に装備されたスペアタイヤはおしゃれで、タイヤがすり減っても安心です。カラフルな5色から好みに合わせて選べます。対象年齢は3歳以上。

「最初は恐る恐るですが、あっという間に慣れてすぐにスイスイ乗りだす。公園等での遊びにもなるが、近距離での移動手段にもなっていた。」(30代・神奈川県・子ども3人)

GS-128 – JD Razor

デッキ素材にグラスファイバーを利用し、カーブでしなることで体重移動がしやすく、スピードも落ちません。加えて、高い衝撃吸収性を発揮するので、走行時の振動も抑えられます。

折り畳み部はスライドさせるだけで簡単に開閉できるので、指挟みの心配が無く安心。赤と青で2種類選べます。制限体重は70kgまで、大人まで使える3輪キックボードです。対象年齢は6歳以上。

エヴォ・コンフォート – GLOBBER

1歳から使える変形タイプの3輪キックボードです。1歳ころでは押し手棒付きの乗用おもちゃとして利用できます。子どもの成長に応じ、押し手棒を取り外せば、足で蹴って進む乗用おもちゃに、さらに変形させれば3輪キックボードとして使えます。耐荷重は50kgまでと、小学生まで長く使えます。対象年齢は1歳以上。

トイ・ストーリー イージースケーター – マルカ

前後で2輪ずつタイヤが付いた4輪タイプのキックボードで、機能性は後ろが2輪の3輪タイプに近いです。前輪は走ると光るので、暗くなってきても安心。軽量かつコンパクトなので収納にも困りません。

耐荷重は30kgまでで、小学校入学前後まで使えます。トイ・ストーリー以外のキャラクターもあり、好みに合わせて選べます。対象年齢は3歳以上。

「扱いやすい」(20代・東京都・子ども1人)

フロウ・フォーダブル – GLOBBER

耐荷重100kgまでで、子どもはもちろん、ママパパでも楽しめます。合成樹脂素材の分厚いデッキはクッション性も高く快適。耐久性も高いので、やんちゃな男の子でも安心です。対象年齢は6歳以上。

MS-105 – JD Razor

コンパクトなボディながら耐荷重は90kgまで。本体重量は2.8kgと軽く、ストラップ付で持ち運びがしやすいです。余計な機能が付いていないので、安価なのも利点です。対象年齢は6歳以上。

MS-205RB – JD Razor

前輪には手元で操作できるブレーキを搭載しており、走行中にLEDのライトも光るので安心です。機能性が高いのに本体重量は2.8kgと軽量かつコンパクト、耐荷重は90kgまで。対象年齢は6歳以上。

MS-185B – JD Razor

約200mmの大径タイヤで、公園などの砂地などでも進みやすいです。また、前輪にはハンドルブレーキを搭載しており安全性能も高く安心です。デッキ部は幅広設計で乗りやすさも抜群。スタンドが付いているので、自立させることもできます。耐荷重は100kgまで。対象年齢は8歳以上。

RANGS

ハンドルの長さが3段階に調整できるので、子供も大人も乗ることができるキックボードです。デッキとハンドル部分がアルミ製で重さ2.3kgと軽く、折りたたんで持ち運びも楽々!

「2歳頃に買って、4歳でだいぶうまく乗れるようになってきた。バランス感覚が鍛えられて良いと思う。子どもも楽しんでいた。」(30代・茨城県・子ども1人)

対象年齢と機能性の違いを確認して最適なキックボードを選ぼう

キックボードを選ぶときは、まずは対象年齢を確認して、子どもに適合しているかを確認しましょう。その上で、タイヤの数や大きさ、機能性の違いを確認し、必要な機能の付いたキックボードを見付けましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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