「みどりの日」は、どんな意味? 昭和の日との違いや子どもとできる過ごし方

ゴールデンウィークにある祝日のひとつ「みどりの日」は、どんな意味がある日なのでしょうか? 当記事では、2026年のみどりの日がいつになるのか、また「みどりの日」と「昭和の日」の違いをチェックしていきます。さらに昭和天皇誕生日はどうなるのか、大正天皇誕生日が祝日になっていないのはなぜなのか、また「みどりの日」がなくなるかもしれない? という疑問についてもまとめてご紹介します。

2026年の「みどりの日」はいつ?

みどりの日がどんな祝日なのかを知る前に、まずは「みどりの日」がいつか確認してみましょう。

毎年「みどりの日」は5月4日

2026年の「みどりの日」は、5月4日(月)です。

5月3日(日)は「憲法記念日」、5月5日(火)は「こどもの日」。今年は、3日の日曜日が祝日なので、翌日の5月6日(水)が振替休日となります。2日が土曜日のため、5月2日~5月6日までが5連休となります。

以前は「みどりの日=4月29日」と覚えていた方も多いかもしれません。そこには「みどりの日」ができてから、現在の5月4日に定められるまでに、日にちが変わっていった経緯があります。

「みどりの日」の意味や由来

日本の祝日を制定する「国民の祝日に関する法律」によると、「みどりの日」の趣旨は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」と記され、5月4日に定められています。「みどりの日」ができる前は、5月4日は平日でした。ただ5月4日は、5月3日の「憲法記念日」と、5月5日の「こどもの日」に挟まれているため、祝日に挟まれた日を休日とする暫定的な祝日とされていたのです。

「みどりの日」が作られたことで5月3日から5月5日まで3連休となり、「みどりの日」には自然や緑を大切にする日という意味が込められているのです。

「みどりの日」と「昭和の日」との違い

昔は「みどりの日」は4月29日でしたが、現在その日は「昭和の日」になっています。では、「みどりの日」と「昭和の日」にはどんな違いがあり、この祝日がどうやって生まれたのでしょうか?

2006年までは、4月29日が「みどりの日」だった

最初に「みどりの日」が作られたのは1989年(昭和64年)のことで、4月29日に制定されました。もともと4月29日は昭和天皇の誕生日で、昭和の時代は「天皇誕生日」の祝日でした。しかし1989年に昭和天皇が崩御されると、天皇誕生日が4月29日から12月23日に変更となりました。

そしてそれに伴い、4月29日の祝日は平日に戻るはずだったのですが、この日はゴールデンウィークの祝日のひとつであり、国民の生活に大きな影響が出ることが懸念されたのです。そこで4月29日を「みどりの日」という祝日にして、祝日として存続させる改正祝日法が施行されたわけです。

「みどりの日」という名前がつけられたのは、昭和天皇が生物学者として自然を愛したことに由来します。

2007年からは、4月29日は「昭和の日」

4月29日が「みどりの日」になってから約20年。2007年に再び祝日法が改正され、4月29日だった「みどりの日」を5月4日に移動し、4月29日が「昭和の日」と定められました。

「昭和の日」の意味

「昭和の日」は、もともと昭和天皇の誕生日だった4月29日に由来し、「国民の祝日に関する法律」によると、その趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と明記されています。

昭和には、第二次世界大戦が起き戦禍に見舞われながらも、そこから経済が大きく発展した歴史があります。そんな激動の時代を風化させることなく、昭和を振り返って想いを馳せようという意味が、「昭和の日」にはあるのです。

「みどりの日」は何する日? 親子で楽しむ過ごし方

例)公園や自然スポットに出かける

自然の中で思いきり遊びながら、植物や生きものの魅力を親子で感じられる過ごし方です。季節の花や新緑を見たり、散歩やピクニックを楽しむことで、自然への関心や心のリフレッシュにつながります。

例)植物や花にふれる体験

花を観察したり、苗を植えたりすることで、植物の成長や命の大切さを学べます。身近な自然にふれることで好奇心が育ち、親子の会話も自然と広がります。ベランダや庭でも気軽に楽しめるのが魅力です。

例)おうちでできる自然遊び

葉っぱや木の実を使った工作、自然観察ノートづくりなど、家の中でも自然を身近に感じる遊びが楽しめます。天候に左右されず、ゆったり親子で創作に取り組めるのがポイント。自然への興味を育てるきっかけになります。

「みどりの日」に関連する質問

Q. みどりの日は何をする日?

自然に親しみ、その恵みに感謝し、豊かな心をはぐくむための日です。公園散策や植物にふれる体験などを通して、自然の大切さを家族で感じるきっかけになります。

Q. 昭和の日との違いは?

みどりの日は「自然への感謝」がテーマですが、昭和の日は「激動の昭和を振り返り、将来を考える日」とされています。目的がまったく異なる祝日です。

Q. なぜ5月4日?

もともと祝日に挟まれた「国民の休日」だった5月4日を、有意義な祝日にするため、2007年から「みどりの日」が移動してきました。連休をつなぐ役割もあります。

Q. 「みどりの日」がなくなることはある?

2026年4月時点の祝日法では今後も5月4日が「みどりの日」と定められており、直近でなくなる予定はありません。ただし法改正があれば名称変更などの可能性はあります。

内閣府:「国民の祝日」について

Q. 「みどりの日」にぴったりの食べ物や季節の味覚は?

新緑の季節に旬を迎える、そら豆・新じゃが・アスパラガス・春キャベツなどの春野菜がおすすめ。抹茶スイーツやよもぎ餅など“緑”を感じる和菓子も季節感たっぷりで、親子で楽しめる味覚です。

「みどりの日」は自然と触れ合う日にしよう

5月4日の「みどりの日」は、自然に親しんで自然の恵みに感謝する日。ちょうどゴールデンウィークにもあたり、行楽などのお出かけにも最適な季節です。緑あふれる庭園や植物園のほか、動物園、水族館などに出かけて、自然と触れ合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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文・構成/HugKum編集部

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