「ムンク展」がやってきた!親子で鑑賞するコツ【リトル・アーティスト・リーグの親子でもっとアートライフ!】Vol.7

 

次はないかもしれない、ムンクの「叫び」来日中!

作品はすべてオスロ市ムンク美術館所蔵 All Photographs (C)Munchmuseet

 

ムンクと聞けば、あの「叫び」の絵を思い浮かべる人は多いでしょう。今回、上野の東京都美術館で開催されている大回顧展にて、「叫び」に出合えます。実は版画以外に4点現存するムンクの「叫び」のうち、ムンクが最後まで手元に置き続けたテンペラ・油彩画の<<叫び>>が観れます。これを逃すと、ノルウェーの首都オスロまで行かなければ観られませんので、この機会に是非足を運びたいもの!

【開催概要】

会期:2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
場所:東京都美術館 企画展示室 (東京都台東区上野公園8-36)
問い合せ先:03-5777-8600 (ハローダイヤル)

ムンク展に行ったらここをチェックしよう!

1. 100%ムンク作品の展覧会

オスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点を展示。

2. テンペラ・油彩画の《叫び》(1910年)、初来日

世界中の誰もが知るムンクの代表作「叫び」。現存するいくつかのバージョンのうち、今回はオスロ市立ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の《叫び》(1910年)が初来日。

3. 画家の全容を紹介する大回顧展

ムンクの生涯をたどりながら、「接吻」や「吸血鬼」など画家が繰り返し取り組んだモティーフ、家族や友人の肖像画、鮮やかな色彩が輝く風景画など、60年に及ぶ画業を主題ごとにわかりやすく紹介。

ムンクってどんな画家?子供といっしょにムンクを知ろう!

エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)は、1863年12月12日北欧のノルウェーにて生まれました。幼少の頃に、母と姉の死は、ムンクが愛と死を描くきっかけとなりました。フランスのパリで学んだあと、ドイツのベルリンに渡り《叫び》や《マドンナ》などの代表作を次々に描きます。「呼吸し、感じ、苦悩し、愛する、生き生きとした人間を描くのだ」と日記に決意を記し、1892年ベルリンで個展を開催。印象派でさえ未だ前衛的と捉えていた時代で、ムンクの個展は波紋を呼び、展覧会は1週間で閉幕。この”スキャンダル”をはムンク事件と言われます。40歳を目前に、恋人のトゥラとの愛のもつれを経て精神崩壊の直前まで行き、療養生活を送ります。病を克服し、50歳を前に大作《太陽》を描き、制作意欲が衰えることなく80歳の生涯をまっとうしました。

子どもに優しいムンク展の見どころは

●中学生以下、観覧料無料!

2018年12月はなんと高校生も無料だそうです。

●子どものために無料で借りれる「とびらボード」

中学生までのこどもたちに磁気式のお絵かきボード「とびらボード」を、展示室入口(企画棟 ロビー階)にて無料で貸し出してくれます。「とびらボード」は、消したり描いたり自由自在。展示室内で気に入った作品をじっくり観察して、スケッチにチャレンジしてください!

●家族ふれあいの日

「深めよう!親子の絆 考えよう!家族の関係」をキャッチフレーズに毎月第3土曜日と翌日曜日を「家族ふれあいの日」として設定。18歳未満の子を同伴する保護者(都内在住2名まで)は、当日一般料金が半額になります。※証明出来るものをお持ちください。

  日程:2018年11月17日(土)~11月18日(日)、2018年12月15日(土)~12月16日(日)、2019年1月19日(土)~1月20日(日)

詳細はこちら

●子どものための観賞会

休館日に子どものための特別鑑賞会も開催されます。

開催日:2018年12月25日(火)

対象:中学生以下の子どもとその保護者(子ども1名につき高校生以上の保護者2名まで)

観覧料:中学生以下は無料。高校生は12月無料。保護者は、本展の観覧券(無料観覧券、前売券も可。半券不可)が必要。

※開催時間等の詳細は、決定次第、掲載します。 詳細はこちら

プロが教える、親子美術鑑賞おすすめプラン!

事前準備を念入りにして、ワクワクしよう!

ムンク展ミュージアムショップにて

突然美術館に行って名画を観ても、子どもたちは「つまんなーい」となりがちです。是非、一緒にムンクの絵を事前に観て彼のことを知ってから、美術館に行くのがオススメです。

リトルアーティストリーグはこの左下の公式ガイドブックを購入しました!

◆ムンクってこんな人!

●ノルウェー生まれで80歳まで生きた

     ●「叫び」が最も有名

●お札にもなった!など、人となりが一目で見て親子で分かりやすいです。

◆絵画「叫び」について知ろう!

《叫び》 1910年?

最初は、絵を見せて、「何を感じるか」自由に親子で語り合ってみましょう。

●描き方について

展覧会で見て回ると分かるのですが、初期は非常に写実的な描き方をしていますが、途中からムンクはこの前衛的な描き方を始めます。当時は非常にセンセーショナルな画法だったとされています。

●背景の赤と青について

燃えるような夕暮れと群青色のフィヨルドが描かれていますが、これは故郷オスロの風景とされています。

●実は、叫んでいない?

タイトルが叫びとなっているので、口の横に手をあててこの中心にいる人物が叫んでいると捉える人もいるようです。

一方で、「自然の叫び」を聞いて耳をふさいでいた!?という説もあります。1892年1月ムンクは、夕暮れ時に道を歩いていたとき、突然聞こえてきた”自然を貫く叫び”に底知れない恐怖を感じました。その経験を元に描いたと語っているそうです。この中央の人物はムンク自身を描いているとも言われています。

因みに、1895年作のパステルで描いた《叫び》が、2012年5月にニューヨークの「サザビーズ」というオークションに出品されました。当時の史上最高額である、1億1992万2500ドル(当時1ドル80円換算で約96億円)で落札されました。

◆事前にムンクの叫びをマネして描いてみよう!

https://drawscream.jp/

 

DRAW! SCREAM  https://drawscream.jp/ のサイトへ行くと、舞台となる、「橋」と「海・空」を油絵風やポップアート風などティストを選び自分の叫びの作品が描け、館内にあるコーナーで表示させて一緒に撮影することが出来ます。

当日会場のまわり方を把握して、臨む。

第1章「ムンクとは誰か」

 

会場は、3フロア9章で構成されています。ムンクの人生のフェーズによって、展示の壁色が変えられていて、非常に描き方の変遷も分かりやすいです。

第1章の「ムンクとは誰か」では、ムンクが描いた自画像が沢山あり、同じポートレートでも様々な描き方があるのだなということが、分かります。

第2章は「家族-死と喪失」。母と姉の死を描き、「私は見えるものを描くのではない。見たものを描くのだ」とスケッチブックに記しています。(実際のスケッチブックの展示はございません)

 

エスカレーターを上がった1階入って直ぐ遂に、第4章の「魂の叫び-不安と絶望」が登場します。作品保護のため、この部屋だけ極端に暗くな

っていますので、お子様にも事前に伝えておくと良いかもしれません。

またエスカレーターを上がって、第8章の「躍動する風景」で大作の「太陽」があり、全体的に変化を感じることができます。

第9章の「画家の晩年」では、非常にカラフルな作品も登場し、一人の画家でも人生によって様々な描き方をすることが見てとれます。「自画像、時計とベッドの間」の作品で展示とムンクの人生が幕を閉じます。

ミュージアムショップには沢山魅力的なムンクグッズがありますので、是非チェックしてみてくださいね!

館内に、DRAW! SCREAMコーナーがあります。お見逃しなく!
https://drawscream.jp/
フォトスポットもお忘れなく!

 

さあ、会期は1月20日まで。是非、ムンクに会いに行ってくださいね!

 

 

教えてくれたのは、LITTLE ARTISTS LEAGUEのお二人。

LITTLE ARTISTS LEAGUEは母になった、アーティスト二人が立ち上げた、
親子へ向けた、本気でアートをやっていく活動団体です。

コスチュームデザイナー・アーティスト アーティスト
MIOKO MOCHIZUKI LUMICO HARMONY
子供服ブランド 親子で国際交流、NPO法人
DRESS UP BOX主宰 THE GLOBAL FAMILIES 主宰
2児の母 3児の母

 

littleartistsleague.org

facebook.com/littleartistsleague/

instagram.com/littleartistsleague/

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