こんにちは!てぃ先生です。
第2回の「子どものつぶやき記録のススメ 」、ご覧いただけたでしょうか?ぜひ参考にしてみてください!
第1回:【人気保育士 てぃ先生連載エッセイvol.1】 「子育てを楽しくするには、考え方をちょっと変えるだけ」
第2回:【人気保育士 てぃ先生連載エッセイ vol.2】「子どものつぶやき記録のススメ」
第3回は「パパの役割」をテーマにお話します。ママとパパ、一緒に読んでいただきたい内容です。
子育てにおけるパパの役割ってなんだろう?と考えているご家庭も多いと思います。難しいですよね。僕は、ざっくり言うと、乳児期と幼児期でパパの役割が変わると考えています。
まず乳児期のパパの役割。
この頃の子どもはママを求めていることがほとんどです。授乳、抱っこ、オムツ替え…とあらゆる場面でそうだと思います。ママは常にフル稼働。これはパパがどうのこうのではなく、乳児の特性なので仕方がないことです。
では、パパはすることがないのか?いいえ、大事な役割があります。
それは、ママのサポートに回ること。子どもに対してフル稼働しているママのお手伝いや気遣いをするのが、この時期のパパの大きな役割だと思います。
ママが育休か何かでお家にいて、パパが外へ仕事に出ているご家庭を想定した場合、ママは「言葉が通じない」「なぜ泣いているのかわからない」そんな対象を腕のなかに抱いたまま過ごしています。一人目の子どもだと特にそうで、孤独を感じているママがすごく多いです。これがいわゆる育児ノイローゼに繋がる原因の一つ。
パパも外でのお仕事大変だと思います。帰宅する頃にはもうクタクタ、よくわかります。ですが、ママも日中のことでクタクタです。そして、ママは夜もそれが続くのです。
ママのサポートと言っても、肩を揉めとか腰をほぐせとかそういうことではなく、例えば、子ども用のベッドを整えたり、オムツの補充をしたり、哺乳瓶を洗ったりといった、子どもに対して間接的に関わるようなことです。直接的な対応はママがやっていると思いますから、パパはそれがスムーズに進むようにサポートしてみてください。
それから、一番大事なことは労いの言葉です。
「お疲れ様」「今日もありがとう」「何か手伝えることあるかな?」こういった言葉をかけるだけでも、ママの心は随分と変わります。言われてからやってもダメです。気恥ずかしいかもしれませんが、自分から率先して声をかけてください。
次に幼児期のパパの役割。
これはもうありすぎて例にあげるのも大変なのですが、とても簡単に言うと、ご自分が子どもの頃にパパからしてもらって嬉しかったことをそのままやってみてください。
ダイナミックに遊んでもらったのもそう、高く持ち上げてもらったのもそう、何でも良いですから、とにかく自分がパパからしてもらって嬉しかったこと、またはやってもらいたかったこと、そんなことを思い出しながら、考えながら子どもに接してみてください。
最後にママへ。
パパも疲れてます。パパへの労いの言葉も忘れずに。
ご参考までに。
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てぃ先生
都内保育園保育士。2012年に始めたTwitter(アカウントは@_HappyBoy)がブレークし、現在フォロワー41万人。それをまとめた『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか』、『ハンバーガグー』(共にベストセラーズ)や、そのコミック版など、著書もベストセラーに。