収納アイディア30選|リビングもキッチンもクローゼットも大公開

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家がすぐに散らかってしまう、ものをどこにしまったか見つからないなど、おうちの収納はママ・パパにとって死活問題。そんな収納アイディアを6〜12歳の子を持つママ・パパにリサーチ。

おうちの収納どうしてる?収納アイディアをリサーチ

なるほど!という収納アイディアや、こうすればよかったのか、など参考になる収納術がたくさん集まりました。場所別にご紹介していきます。

キッチンの収納アイディア

キッチンは毎日料理をするところなので、収納のしやすさは必須。一度散らかってしまうと、料理もしにくい上に、どんどん汚れもたまってしまうことに。ママ・パパにアイディアを教えてもらいました。

お肉はプラスチックケース分類して冷凍

冷凍庫に保存していると、お肉の種類が分からなくなってしまうことも。また、残りがどのくらいかも分かりにくいですよね。そこでラップに包んだり、ジップロックに入れたら、プラスチックケースにそれぞれ入れるのが便利。どのお肉が減っているかも一目瞭然ですね。

「冷凍庫でお肉を保存する際、種類ごとに分けて、プラスチックケースに入れています。 この方法にしてから使い忘れが無くなりました。在庫管理がしやすい」(40代・奈良県・子ども1人)

冷凍庫内は立てて収納する

冷凍庫内に入れたものを上から積んでいくと、下の方に入っているものがずっと使われないまま消費期限を過ぎてしまうことも。そこで、立てて収納すれば冷凍庫内をパッと見て何が入っているか分かりやすくなります。

「冷凍庫は縦に収納するように心がける。一目でわかりやすくなる」(20代・鹿児島県・子ども1人)
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towerのキッチングッズでおしゃれに収納

towerのキッチングッズは、白か黒ベースでどんなインテリアにも合うのがポイント。シンプルなデザインながら、かゆいところに手が届く機能性がポイント。

「towerのグッズ。シンプルで安っぽくなく、長く使えるので良いと思います。シンプルで無駄な装飾がないので、どの家の雰囲気にも合いやすい」(30代・鳥取県・子ども2人)

タッパー類はボックスにまとめて整理整頓

タッパー類は大きさがバラバラだと収納スペースをムダにとりがち。そこで大きめのボックスを用意してポンポン入れておくだけというのが便利。その際にスタッキングできるものを使うとさらにすっきり。

「タッパーの数にあう大きさのボックスに入れて整理して入れています。きれいに重ねて入れなくても、ボックス内に入れておけば、バラバラになったりしないので。」(30代・大阪府・子ども1人)
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リビングの収納アイディア

リビングは1日のなかで一番多く過ごす場所なので、すっきりと片付いた空間にしたいですよね。どんな収納を心がければいいのかアイディアを参考にして。

取り出しやすくしまいやすい収納作りを心掛ける

とにかく出し入れがしやすい収納が一番。しまいにくいとつい出しっぱなしになりがち。すっきりした空間になると散らかったときが気になってしまうもの。ちょっとの片付けを続けることが大事。

「取り出しやすく、しまいやすい。整理整頓をした時だけじゃなく、その後生活していてもきれいな状態が保てる。それにより、片付けないと・・・というストレスも溜まりにくい」(30代・三重県・子ども2人)

収納付きスツールで椅子+収納を確保

リビングの収納スペースがもともと狭かったり、あまりない場合には収納スペースつきの家具を使うのもオススメ。来客時にパパッと散らかったものをしまうのにも便利。

「イスに見せかけて収納できるボックスを置いている」(30代・兵庫県・子ども2人)

メッシュパネルで小物を整理整頓

格子状になったパネルを使って小物を引っ掛けて収納するもの。壁や空いたスペースを最大限使えるので、収納スペースが一気に広がります。また、パッと見て何があるのか分かりやすいのもいいところ。


「壁に網目のボードを付けて、フックを活用して整理整頓。色々掛けられるため、探しやすい」(40代・北海道・子ども3人)

突っ張り棒で棚を作って収納スペースに

半端に余ったスペースに突っ張り棒を使えば、手軽に収納スペースを作れます。100均でも売っているので手軽に気軽に収納できますよね。

「空いているスペースに突っ張り棒で棚を作り、少しでも収納スペースを増やしました。100円均一の突っ張り棒で簡単にできる」(40代・北海道・子ども1人)

浮かせる収納で掃除も楽々!

直に床に置いてしまうとホコリもたまるしムダにスペースを取ってしまうもの。なるべく吊るす、引っ掛けるという収納は基本のようです。

「直置きしない なるべく浮かせる。掃除がしやすい」(30代・広島県・子ども1人)

クローゼット・押入れの収納アイディア

クローゼットや押入れの収納は、しまい方次第で大きく収納力が大きく変わるもの。また使いやすさも考えて収納するのもポイント。

洗濯もののたたみ方を徹底する

洗濯物のたたみ方がバラバラだと、収納した時に洋服が崩れてしまうことも。収納スペースがごちゃごちゃする原因になるので、家族みんなでたたみ方を統一したというアイディア。家族で協力することも大切ですね。

「畳み方を家族全員に徹底させた」(40代・神奈川県・子ども2人)

タンスは使わず引き出し収納を押し入れに収める

収納用にタンスを買ってしまうと、場所も取る上に引っ越しや処分する際に手間がかかってしまうもの。押入れに引き出し式のボックスを入れれば、ライフスタイルの変化にも対応できる収納スペースになりますね。


「タンスを買うと処分が大変だから押し入れに引き出し収納を収めた。部屋にタンスがないので広く感じる」(40代・京都府・子ども2人)

布団袋に分類してまとめる

クローゼットや押入れにしまうものが多かったり、さまざまな種類ものがある場合には、布団袋に仕分けするというアイディア。細々したものは大きめのジップロックも役立ちます。


「物が多いときはジップロックや布団袋にまとめてなるべく幅を取らないよう工夫している。同じものがまとめてあるので探しやすく見つけやすい。」(20代・群馬県・子ども1人)

洗濯物はハンガー収納にする

洗濯物をたたむのは面倒な家事労働。それなのにクローゼットの引き出しなどにしまうとごちゃごちゃしてしまのは残念。洗濯物はたたまず、ハンガーで干したものをそのまま収納するというアイディア。洋服にシワがつかないのもいいところ。

「洗濯物をなるべくたたまないようにハンガーで干し、そのままクローゼットへしまっている。たたまなくてよいので時間の短縮になる。収納的にはかける場所が必要となるため、無駄なものを捨てるようになった」(40代・東京都・子ども2人)

スーツケースも収納スペースとして使う

旅行用のスーツケースをクローゼットや押入れに収納している人も多いですよね。かなりのスペースを取るので、使う頻度の低い季節ものなどはスーツケースに入れるという便利なアイディア。

「スーツケースがすごく場所をとるので、スーツケースの中に滅多に使わないものを入れて収納スペースにしている。収納スペースの確保」(40代・東京都・子ども1人)

紙袋で仕切りを代用

紙袋にそのまま入れたり、ボックス状に折って収納グッズとして使うアイディア。必要がなくなったらパッと捨てられるのもいいですね。

「紙袋で代用できるのであれば、箱を買わずに節約していること。必要がなくなったら気兼ねなく捨てられる」(30代・新潟県・子ども2人)

脱衣所・浴室の収納アイディア

脱衣所や浴室はスペースが一定でなかったり、狭かったりと使いにくい場合が多いですよね。そんな悩ましい場所の収納方法を教えてもらいました。

洗面台下はコの字ラックで収納力アップ

洗面台の下のスペースは高さがあるので、2段に分けるというアイディア。横幅の調整ができるコの字ラックを使うのが便利。


「ラックを置いて2段にして、収納スペースを増やしています。 洗面台下にストック全てが収納できるので、スッキリして見えます」(30代・長野県・子ども2人)

脱衣所に衣類の収納場所を作る

それぞれの部屋からお風呂上がりに着るものを持ってくるのは、毎日のことなのでちょっと面倒。そこで、お風呂に下着やパジャマなどを収納するというアイディア。冬でも体が冷えずに安心ですね。

「脱衣所に下着の収納場所を作った。風呂から出たらすぐに取れて便利」(30代・愛知県・子ども2人)

脱衣所に換気扇をつけてバスタオルの一時置き場も快適に

湿ったバスタオルを脱衣所に置きっぱなばしにしているとかなり場所をとるもの。また湿気がこもる原因になりますよね。換気扇をつけて一時置きスペースを作ったのは考えられたアイディアですね。

「こだわったのは脱衣室。使ったバスタオルを一時的にかけておけるスペースを作り、換気扇をつけた。濡れたバスタオルの一時置き場にでき快適」(40代・福岡県・子ども4人)

浴室内はフックでかける収納に

浴室内はどうしてもカビが発生しやすいもの。直置きはしないで、フックで引っ掛けるなどの空間収納が向いているようです。


「直接お風呂場に置かないようにフックを使ってお風呂場グッズや掃除用品をかける収納」(30代・愛知県・子ども2人)

子どものおもちゃはネットに入れてぬめり防止に

子ども用のおもちゃは衛生面が特に気になるもの。ネットに入れてすぐに水が切れるようにすれば、ぬめりもつかずに、ひとまとめにもできるので便利。


「子ども用おもちゃはネットに入れて壁に掛けている」(30代・神奈川県・子ども1人)

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子ども部屋の収納アイディア

家でいちばんのごちゃごちゃエリアが子ども部屋、というおうちは多いはず。あれこれと悩める問題をママ・パパのアイディアを参考にしてみて。

子どもが片付けやすいしくみを考える

まずは、子どもが片付けをしやすいように環境を整えるのが大切。年齢に応じて変わってくるので、子どもと一緒に決めるのがいいですね。

「子どもが自分で片付けが出来る仕組み。私が片付けなくてもいい」(30代・広島県・子ども4人)

オープンクローゼットにする

いちいち引き出しを開ける、などワンクッションある収納にしてしまうとなかなかきちんとしまう、ということができないことに。オープンクローゼットならポンポンしまえるので便利ですね。

「子どもが片付けしやすくカスタマイズできるように、家を建てるときクローゼットの扉を付けずオープンにした。収納スペースを最大限使える」(30代・兵庫県・子ども2人)

学校の教材は書類トレーを活用

小学生になると学校の教材の管理も必要に。100均でも買える書類用のラックに入れれば、重ねて収納できるので分かりやすく場所もとらないので便利。


「学校の教材はまだ少ないので、本棚ではなく100均の書類ラックに入れて省スペースになっている。小さな子供でも管理しやすい」(30代・神奈川県・子ども1人)

ジッパーバッグで小物を分類

おもちゃは種類ごとにジッパー付きの袋に収納するというアイディア。透明なので、遊びたいものがすぐに出せ、片付けも揃えて入れればいいので分かりやすいですね。


「子どもがおもちゃを片付けやすいように、種類ごとにジップ付きの袋にいれた。同じグループでまとめて分けることができる」(20代・神奈川県・子ども2人)

おもちゃ収納は蓋なしを選ぶ

おもちゃはポンポン入れればOKなフタなしボックスなら、小さな子でも遊びの延長で簡単に片付けられます。

「おもちゃ箱はフタがなくて、深すぎないものを選ぶ。放り込むだけでいいし、深すぎないほうが小さいものを探しやすい」(30代・東京都・子ども2人)
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新築・戸建ての収納アイディア

これからおうちを建てる場合、どんな収納を作るかは設計の段階にかかっています。自分の家のものと収納スペースをシメージしながら収納場所を事前に作っておけるのが新築のメリット。どんな工夫をしたのか聞いてみました。

収納をたくさんつくる

収納スペースをとにかくたくさん作ってもらうようにお願いしたという人も。家のどこにでも収納があれば、ワンアクションでしまうことができストレスフリーですよね。

「収納スペースをたくさん作ってもらうように注文してした。家のどこにいても近くに収納があるので、その場で使うものをすぐ近くに収納することができ、便利。」(30代・三重県・子ども2人)

デッドスペースはすべて収納スペースに

階段の下などのデッドスペースもそのままにせずに収納にしたというアイディア。しまうところが増えれば、直置きするものがなくなり、掃除がしやすくホコリもたまりにくいですね。

「デッドスペースはすべて収納スペースにした。何を置くかは使ってみないと分からないので、とりあえずちょっとしたスペースはすべて収納にした。おかげで物を床置きすることがなくなり、ルンバがとても快適に働いてくれます」(40代・石川県・子ども1人)

地下収納・床下収納で見えない収納場所を確保

戸建てならではなのが、見えない収納の地下収納や床下収納。ストック類などをしまっておくのに便利に使えますよね。

「地下収納スペースを作った。ホームメーカーで見て良かったものを取り入れた。」(40代・北海道・子ども3人)

カスタマイズできるように設計する

収納スペースを固定せずに可動式にしておくと、家族のライフスタイルが変わった時にも収納スペースがチェンジできて便利。結果、省スペースになり収納力が上がります。

「カスタマイズしやすいように、扉や固定棚をつけないようにした。広い家ではないのでスペースを有効利用したかったため」(30代・兵庫県・子ども2人)

生活動線をイメージして設計する

生活動線を考えて収納を作るのは大切。キッチンにはパントリー、お風呂には洗剤のストック入れなどワンアクションで欲しいものが取れるようにすると使い勝手が抜群。

「生活動線に狭いながらもクローゼットや収納棚を作り、その都度片付けられる場所にした。すぐに片付けられる使えるように、無駄な動きをなくしたり、思った時に使えるようにしたかったので、生活動線に設置した。 実際思ってた通り使い勝手がよく、快適に暮らせている」(40代・福岡県・子ども4人)

収納上手になるおすすめ本

どうしたらきれいに収納できるのか、悩んでしまう人はたくさんいるはず。なかなか1人で考えてしまうのも難しいので、そんな時には収納術をレクチャーしてくれる本を頼るのもオススメ。実際にママ・パパの役に立った本をご紹介します。

人生がときめく片づけの魔法

近藤麻理恵さん、通称こんまりさんの片付けメソッドが詰め込まれた一冊。ときめくもの、ときめかないものにはありがとうといいながら処分するという片付け方法は日本だけでなく海外でも絶賛されています。これまでの整理・整頓・収納術からすれば、ちょっと違う「こんまり流ときめき整理収納法」。ただの収納本ではなく、心に響く片付けができるというのが特徴です。

「心に訴えかける感じが自分に合っている」(30代・神奈川県・子ども1人)

捨てればいいってもんじゃない ミニマリストになれなかった僕のシンプリストという生き方

ものを最小限に減らすミニマリストに憧れる人は多いですよね。でも、子どもがいるおうちではなかなか難しいことも。著者のエヌケンさんは、ミニマリストに憧れながらもストイックにものを減らすことはできず、自分らしく好きなものだけに囲まれた「シンプリスト」という暮らし方に。暮らし方、考え方、生き方までを、単純化、簡素化することで、気づいたら人生までも変わっていったと言います。そのおうちそれぞれの暮らし方にかなったシンプルな収納方法が見つかるはず。
「捨てる基準を会社経営に例えていてわかりやすい」(30代・静岡県・子ども1人)

トヨタ式おうち片づけ

トヨタグループで活躍した著者が、やりすぎなミニマリスト時代の失敗経験をもとに発案した片付けアイディア。仕事や育児はきちんとできるのに、部屋の整理はできなかったという、ママ・パパのあるあるから生まれた本。ちらかったモノをリバウンドさせないことで、家事を2時間も短縮できたというので、ぜひ読みたい一冊ですね。

「捨てる前の自分の価値観の決め方が丁寧に書いてあって参考になる」(30代・静岡県・子ども1人)

断捨離のすすめ

断捨離という言葉はあふれているものの、愛着があってどうしても捨てられない、クローゼットや押入れに詰め込んでいるなど、片付け、捨てることに悩む人は多いですよね。本書では、片付かない部屋にイライラしている、掃除をしたくない、欲しいものが見つからないという人にぴったり。断捨離のタイミング、やり方、その後の維持の仕方を紹介。ライフスタイルまで変えられる断捨離方法を伝授してくれます。

収納方法はおうちそれぞれのシーンに合わせて

ママ・パパたちの収納アイディアは参考になりましたか?我が家にぴったりの使いやすさ、収納シーンを想像して片付け方法をマネしてみるのがポイント。ぜひ家族で話し合って考えてくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

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