幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、ぜんざいの簡単レシピ3品を厳選しました。白玉と相性の良いごまや、粒が小さくて食べやすい緑豆を使ったぜんざい、さらに緑豆ぜんざいを応用して作る人気のベトナム風ぜんざいなど、あんこや小豆を使用しない、ちょっと差の付くアレンジメニューをご紹介します。
子どもが喜ぶぜんざいのレシピ
【1】冷やし白玉ごま汁粉
黒ごま風味の純和風。冷たくしてつるんとした喉ごしを楽しんで。
◆材料
(2~3人分)
【A】
黒ごまペースト 50g
ハチミツ 25g
塩 ひとつまみ
牛乳 150cc
白玉粉 50g
水 約50cc
白ごま 適宜
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて、なめらかになるまで練り混ぜる。
【2】【1】に牛乳を少しずつ加え、ダマができないようによく混ぜ合わせてから火にかける。ひと煮立ちしたら火を止めて、粗熱を取って冷蔵庫で冷やす。
【3】ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少量ずつ加えて混ぜながら耳たぶ程度の固さにし、食べやすい大きさに丸める。
【4】鍋でたっぷりの水(分量外)を沸騰させて【3】を入れ、浮いてからさらに約1分ゆで、冷水で冷やす。
【5】【2】と【4】を器に盛りつけ、白ごまをふる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
【2】冷やし緑豆ぜんざい
小豆より粒が小さくて、サラサラと食べやすく、オリエンタルな雰囲気が味わえる。
◆材料
(3~4人分)
【緑豆ぜんざい】
緑豆 60g
水 300ml
砂糖 120g
【白玉】
白玉粉 100g
水 約100ml
◆作り方
【緑豆ぜんざい】
【1】緑豆は水洗いをして、たっぷりの水(分量外)に1時間浸けておく。
【2】水を鍋で沸騰させ、水気を切った【1】を入れる。再び煮立ったらアクを取り、フタをして、弱火で豆が柔らかくなるまで(1時間半~2時間)煮る。
【3】砂糖を加え、完全に溶けたら火を止めて、そのまま冷まして味をしみ込ませる。粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
【白玉】
【1】ボウルに白玉粉を入れ、水を少量ずつ加えてひとつにまとめ、耳たぶ程度の固さにする。
【2】【1】を好みの大きさにちぎって丸め、中央を少しへこませて、沸騰させたお湯(分量外)にひとつずつ落とす。浮き上がってから約1分ゆで、冷水で冷やす。
【3】緑豆ぜんざいと合わせて、器に入れる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。 1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告・雑誌のフードコーディネート、企業や店舗のメニュー開発など幅広く活躍。自宅で教える少人数制のお菓子教室も人気。
『めばえ』2017年8月号
【3】緑豆のチェー風
緑豆×ココナッツミルクが相性抜群、しかもヘルシー♪
◆材料
(2~3人分)
【A】
牛乳 125ml
ココナッツミルク 75ml
コンデンスミルク 50g
好みのフルーツ(ここで使用したのはスイカ)、緑豆ぜんざい(冷やし緑豆ぜんざいのレシピを参照)、クラッシュアイス 各適量
◆作り方
【1】【A】を混ぜてよく冷やしておく。
【2】フルーツは食べやすい大きさにカットする。
【3】【1】→緑豆ぜんざい→【2】→クラッシュアイスの順に繰り返してグラスに盛りつける(トップはクラッシュアイスに)。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。 1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告・雑誌のフードコーディネート、企業や店舗のメニュー開発など幅広く活躍。自宅で教える少人数制のお菓子教室も人気。
『めばえ』2017年8月号