子どもの食事で気をつけていることをアンケート調査!
食事量の調整や、栄養バランス等々……子どもの食生活には何かと気遣わなければいけないことが多いですよね。
好き嫌いの有無や、偏食・少食気味など、お子さんの食事の癖や傾向によっても、気にかけるポイントはさまざま。では、そんななかでも、多くのママパパが共通して気をつけているのはどのようなことなのでしょうか。
今回は、「お子さんの健康のために、食事で気をつけていること」を未就学児育児中のママパパ1240人を対象にアンケート調査! 以下では、みなさんから寄せられた回答をご紹介していきます。
(調査実施媒体:小学館『幼稚園』2022年5/6月合併号 読者アンケート)
【1240人アンケート】お子さんの健康のために、食事で気をつけていることは?
ここからは、みなさんからの回答をランキング形式でご紹介。さっそく10位から見ていきましょう!
【10位】アレルギー食品や、アレルギーではないがグルテンをとらないなどルールがある
10位にランクインしたのは、「アレルギー食品や、アレルギーではないがグルテンをとらないなどルールがある」でした。
お子さんがまだ幼くアレルギーの有無がわからない年齢、もしくは実際にアレルギーがある場合は、当然のことながら、その食べ物にアレルギー物質が含まれているかどうかには、かなり神経をつかいますよね。
そのほか、ご家庭によっては「グルテンはできるだけ摂らない」といったような、特定の食品や成分を避けるルールを設けている場合もあるようです。
【9位】食べすぎないよう食事量を調節する
9位は「食べすぎないよう食事量を調節する」。
子どもが食いしん坊だと、ついつい欲しがるままに与えてしまいたくなりますが、そこを我慢…! 3食の総量や間食でうまくバランスを取りながら、ほどよい量を与えられるように…と神経をつかいますよね。
【8位】甘いものをひかえる
8位には「甘いものをひかえる」が挙がりました。
多くの大人が大好きな甘いものは、子どもたちからももちろん人気! ですが、摂りすぎは禁物。与えすぎないように、1日の量に気をつけたり、味付けを控えめにしたりといった工夫を凝らしておきたいところです。
【7位】旬の食材を選ぶ
「旬の食材を選ぶ」にもたくさんの票が集まり、7位にランクイン。その時々の旬の食材は、なんといっても新鮮な点が魅力です。わが子にはできるだけ新鮮かつ、美味しい食材を与えたいものですよね。
【6位】好き嫌いしないよう言う
「好き嫌いしないよう言う」は6位に。
子どもの食生活に関するお悩みのなかでも、最も多いもののひとつが「好き嫌い」ではないでしょうか。できるだけなんでも食べてくれるように、常日頃からお子さんに言っている、というご家庭はやっぱり多数。
【5位】添加物の少ない安全な食材を選ぶ
5位には「添加物の少ない安全な食材を選ぶ」がランクインしました。
添加物も、子どもの食事における心配事のひとつ。以前は無頓着だったけれど、育児をはじめて以来、成分表をこまめに見るようになったという方も多いようです。
【4位】間食の時間や量を管理する
「間食の時間や量を管理する」は4位に。
お昼ごはんを食べさせ過ぎてしまった…! というときや、夕飯でたくさん食べる予定があるとき等は、間食の時間や量を管理して、一日の食事量やお腹の空き具合を調整できると良いですよね。
【3位】肉や魚、豆などタンパク質をとらせる
3位は、「肉や魚、豆などタンパク質をとらせる」。
皮膚や筋肉を作り、ホルモンや免疫物質を生成する材料となるタンパク質は、成長期の子どもにとっての大切な栄養素。お肉をはじめとした動物性の食品に多く含まれていますが、脂質を摂りすぎる可能性もあるため、お肉だけでなく、卵や魚、大豆製品など、いろいろな食品から毎日適量を摂取できるのが理想的です。
【2位】野菜をとらせる
2位は「野菜をとらせる」。56.8%という半数以上の得票でした。
多くの子どもたちから苦手意識を持たれがちな野菜ですが、ビタミンやミネラルなど、重要な栄養素を豊富に含む食材です。お子さんにいろいろな野菜を食べさせるために、並々ならぬ努力をしているママパパはきっと少なくないはず。
【1位】朝ごはんは必ず食べさせる
圧倒的な票を集めた1位は、「朝ごはんは必ず食べさせる」で、全体の74.5%の得票を集めました!
朝ごはんは、内臓を活発化させて身体を目覚めさせたり、セロトニンの分泌に役立ったりと、毎日を健康に過ごすために必要不可欠。
仕事の準備や家事が立て込み、なにかと忙しい朝ですが、子どもには欠かさず朝ごはんを食べさせるように心がけているご家庭が、圧倒的大多数のようです。
朝ごはんは、幼少期のみならず、大人になってからも大切なものだからこそ、子どものうちからしっかり習慣づけておきたいですね。
「その他」には、食事の楽しさを重視するものも!
「その他」として寄せられたものの中には、「楽しく食べる」「家族でいっしょに食べる」等、食事の楽しさを重視するものも!
食事は健康状態にはもちろん、家族のコミュニケーションにもつながるもの。今回のアンケート結果も、お子さんの美味しく楽しい食生活のアップデートに、ぜひお役立てくださいね。
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◆アンケートを実施したのは・・・
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構成・文/羽吹理美