キッチンまわりを整えよう
毎日使う食器やグラス、カトラリーの収納を見直すだけで、食事の支度がらくになる!整理をするときには、いまあるものを確認して必要なものを厳選することが大切です。
【食器の整理】
食器棚の中を確認して、よく使う食器と特定のメニューや来客時に使う食器に分け、あまり使っていない食器が必要かどうか見直してみましょう。
食器棚の収納のポイントは、よく使う食器は取り出しやすい場所に。あまり使わない食器は多少使いにくい場所に収納してもOKです。ただし、隠してしまうとといざという時に使いにくいので、すこし見えるようにして収納するのがポイントです。
【グラスの整理】
グラスを食器棚に収納する時は、浅めのトレーを敷き、列の中に収めて隣と混ざらないようにするのがおすすめ。トレーごと一気に引き出せるので、出し入れしやすいだけでなく、食器棚のお掃除もしやすくなります。
あまり使わないグラスは奥の方に寄せて、手前にはよく使うマグカップを置いて取り出しやすくしておきます。使用頻度を考えて置き場所を決めると片づけストレスが減りますよ。
【カトラリーの整理】
カトラリーはサイズも種類も色々あるので、収納しにくい!と感じるならこの機会に見直してみましょう。カトラリー収納のポイントは、よく使うアイテムを厳選し、必要な本数を絞ることです。
例えば、カトラリーケースを2段に重ねて、上段はよく使うもの、下段はたまに使うものを収納します。ちょっとした工夫で、カトラリーを探す手間が省けます。
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【お弁当グッズの収納】
アイテムが多いお弁当グッズはアチコチに置かず、なるべくひとまとめに収納しましょう。半透明の収納ボックスなら、パッと見てどこになにがあるのかわかりやすいです。
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洗面台を整理すれば家事がらくになる!
洗面台まわりは生活動線を考えながら収納することがポイント!消耗品のストックもこの機会に見直してみましょう。
【洗面所の収納】
洗面所に洗濯機が置かれているご家庭が多いと思いますが、洗濯のはじまりから終わりまで、「何を・どこで使うか」を考えてアイテムの置き場所を決めると洗濯がらくになります。そして、使う道具は、洗濯の「前」と「後」で分けると考えやすいです。
洗濯前に使う道具:洗濯カゴ、洗濯ネット、洗剤など。
洗濯後に使う道具:ハンガー、ピンチ付きハンガーなど。
基本的に、ものは「使う場所」のなるべく近くに置くことが大切。毎日自然に行なっている行動を見直して、実際に家の中を動きながらシミュレーションをして無駄のない動線を考えてみましょう。
ハンガーなど絡まりやすいアイテムは無理にボックスに入れて収納しようとせずに、なるべく使う時の姿で「バーにかける」と絡みにくくノーストレスで使い始めることができます。ちょっとしたことが毎日の家事の時短につながります。
【消耗品ストックの収納】
洗面所で使う消耗品を回転させて在庫管理ミスをなくすには、消耗品ストックを「見えるようにする」ことがポイント。家族の誰が見てもわかるようにしておけば、子どもが歯ブラシを自力で交換できたり、その際に「〇〇の残りが少ないよ!」と教えてくれたら負担が減ります。
収納するときは、①なるべくボックスを重ねない。②ボックスは中身が見える高さや素材を選ぶ。③細々したものが迷子にならないように適度に仕切る。これがポイントです。
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生活動線を考えて整理・収納しよう
毎日の生活の中で、使いやすい場所で使いやすいものを収納することを意識するだけで片付けがしやすくなります。一気に整理しなくても今日はカトラリー、明日はグラスというように場所ごとに少しずつ片付けを進めていけば負担が少なくなります。
収納・整理に悩んだら、整理収納アドバイザー水谷妙子さんの記事をぜひ参考にしてみてください!
整理収納アドバイザー水谷さんが伝授する片付けのコツはこちら
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記事監修
文/やまさきけいこ