赤ちゃんが生まれると、パパママは忙しい生活の中でも、赤ちゃんの成長や思い出をしっかりと残しておきたいですよね。
そこで、おすすめなのが、赤ちゃんの成長や思い出をまるごと記入できる「子育て・育児日記」です。
今回は、子育て・育児日記のメリットや書き方のコツ、かわいい子育て・育児日記テンプレートやおすすめアプリ、購入できるノートなどを紹介します。子育て・育児日記を始めてみようかなと検討しているパパママはぜひ参考にしてみてください。
目次
子育て・育児日記は必要?
子育て・育児日記をつけるべきか迷う方もいるのではないでしょうか。日記というと「毎日書かないといけないのでは?」「きちんと書かないといけない」など、プレッシャーを感じてしまうパパママも多いと思います。
子育て・育児日記は、育児の助けになるために記録するものです。必要と感じている項目を、負担にならない範囲で記録していきましょう。
子育て・育児日記をつけるメリット
子育て・育児日記をつけるメリットはどんなものがあるのでしょうか。排泄をした時間帯や回数、授乳の量・時間、睡眠時間など、一日の様子を記録することによって、
・成長がわかりやすい
・体調の変化や様子がわかる
・検診や病院で説明しやすい
・予防接種などのスケジュールが管理できる
などのメリットがあります。
また、身長や体重などの成長記録以外にも、市販の子育て・育児日記の中には、初めてできるようになったことを記録する欄や、写真を貼ってコメントを書いておく欄があるものも。オリジナルの育児日記を作って楽しんでみてはいかがでしょうか。
いつからつける?
子育て・育児日記をつけるには、いつからいつまでという決まりはありませんが、妊娠中の記録から残せるタイプと、産まれてから記録するタイプがあります。新生児から1歳までは日々の成長や変化が著しいので、日記を付け始めるパパママも多いようです。
いつまでつける?
育児日記によっては、1年間用など期間が決まっているものもありますが、無理して毎日何ページも書く必要はありません。1日1行でもいいですし、メモ程度でも問題ありません。また、絵を描くことが好きな方はイラストを描いても。負担にならない範囲で記録していきましょう。
ママパパの体験談
HugKum編集部では、育児日記をつけたことのあるママパパにアンケートで体験談を聞いてみましたので紹介します。
細かい記録をしておくと後々思い出すことができたり、2人目の子のときにも参考になりますね。初めての育児は余裕がなくて続けられなかったという声も。毎日でなくとも、続けられる範囲でスタートしてみるのもいいかもしれませんね。
子育て・育児日記の書き方のコツ
何を記録するか明確にする
子育て・育児日記の書き方のコツは「子育て・育児日記に何を記録したいか」を明確にすること。
日記やアルバムとして子育て・育児日記を使うのであれば、たくさん書き込める大きめサイズのノートなどがおすすめです。また、母子健診や病院受診などと一緒に持ち歩く場合、カバンに入れても邪魔にならないサイズであることが重要です。用途に応じて手帳のサイズを選べば、長く使えます。
書き方はシンプルに
子育て・育児日記を書く場合、頻度が高い単語は省略やマークにするなど、簡単なルールを決めておくと短い時間で記入できるようになります。
日記欄では「今日は笑顔が多かった」、「少しずつ言葉がでてきた」、「歯が見えてきた」など、気づいたことをさっと書けば、無理なく続けやすいです。
毎日書かなくてもよい
赤ちゃんのお世話だけで毎日大忙しなのに、子育て・育児日記を始めると、育児日記をつけること自体が負担になってしまう場合があります。
1日1行だけ、授乳の時間・回数、ウンチの回数・時間など体調に関してだけなど、必要な項目のみの記載で問題ありません。
イラストやスタンプを使って
子育て・育児日記を楽しく続けたい人におすすめなのが、スタンプを活用すること。スタンプを押すだけで必要な情報がわかるだけでなく、日記をかわいくデコレーションすることができます。
また、文章が苦手な人は写真やイラストで日記を書いても。絵が得意な方は、文字を書くよりも、イラストで描く方が気持ちが表せるのでおすすめです。
【無料】子育て・育児日記テンプレート
子育て・育児日記を手軽に始める際におすすめなのは、あらかじめ必要項目が印刷されたテンプレートを使った日記です。無料でかわいい子育て・育児日記テンプレートを紹介します。
【1】ほほえみクラブ ベビーダイアリー(明治)
明治が運営しているママと家族の育児応援サイト「ほほえみクラブ」。ベビーダイアリーは主に病産院で配布されていますが、“明治 ほほえみクラブ公式LINEアカウント”、に登録するとダウンロードできます。
「明治 ベビーダイアリー記録ページダウンロード」はコチラ>>
おすすめポイント
優しい色使いの1週間記録ページと1カ月記録ページが、ダウンロードできます。日付や生後何日などは、自分で書き込んで使うことができます。
ママパパの口コミ
【無料】子育て・育児日記アプリ
ダウンロードすればすぐ始めることができる、無料で使いやすい子育て・育児日記アプリを紹介します。自分のスマートフォンですきま時間に記録することができます。
【1】パパっと育児@赤ちゃん手帳(株式会社ファーストアセント)
0歳~6歳ぐらいまで、子供の成長を簡単操作で記録できるアプリです。登録した記録はグラフで表示できます。電子書籍化してパソコンなどで閲覧することや、家族間での共有も可能です。
パパっと育児@赤ちゃん手帳 – 0歳から6歳までの育児日記(App Store)
パパっと育児@赤ちゃん手帳-育児記録を見える化・電子書籍化(Google Play)
株式会社ファーストアセント
おすすめポイント
全20種類のアイコンをタップするだけで育児メモが登録できるので、授乳しながらでも片手で簡単に操作できます。また、バックアップ機能があるので、スマホを買い替えてもバックアップデータから復元でき、長く使うことができます。
ママパパの口コミ
【2】育児記録-ぴよログ(榊原防犯株式会社)
育児記録をパパママ・家族で共有できるアプリです。記録した内容をリアルタイムで共有されるので、いつでもどこでも赤ちゃんの状況を確認することができます。
PiyoLog – Baby Feed Tracker(App Store)
育児記録 -ぴよログ- 夫婦で共有できる授乳タイマー付き子育て日記アプリ(Google Play)
榊原防犯株式会社
おすすめポイント
1日のスケジュールが分かるタイムバー機能を搭載しているので、ママがお出かけで、パパが赤ちゃんのお世話をするときも、一日の流れを把握することができるだけでなく、外出中のママが状況を確認することが可能です。
ママパパの口コミ
手書き派におすすめ!子育て・育児日記
いろいろなことを書き込みたいから「やっぱり手書き派!」という方もいらっしゃいますよね。手書き派におすすめの子育て・育児日記をピックアップしました。
【1】赤すぐオリジナル 育児日記~ミッキー&ミニー~(KADOKAWA/メディアファクトリー)
マタニティ&ベビー情報通販誌「赤すぐ」(現在は休刊)の編集部がママの意見を取り入れ作成した育児日記です。人気の絵本「くまのがっこう」や、「くまのプーさん」のデザインの表紙デザインもあります。
おすすめポイント
はじめて笑った日、はじめての寝返りなど、赤ちゃんのはじめてを書き込みやすいシンプルなデザインです。写真を貼るスペースもあるので、将来大きくなったお子さんと一緒に見ることが楽しみになる工夫がいっぱいです。
ママパパの口コミ
【2】新版 わたしの育児ノート(主婦の友社)
毎日の赤ちゃんの成長や、授乳・睡眠時間などの記録が簡単にできる育児日記です。見開きで1週間分なので、見やすく書きやすい日記帳です。
おすすめポイント
赤ちゃんの成長記録だけでなく、ママの予定や日記も記入できる欄があるので、何冊も日記帳やスケジュール帳を持つ必要がありません。
ママパパの口コミ
【3】リサとガスパールの赤ちゃん日記(小学館)
赤い表紙にリサとガスパールのイラストがかわいい育児日記です。赤ちゃんが生まれてから1歳になるまでの成長を記録できます。名前の由来を記したり、体重&身長グラフや、歯が生えた日の記録、思い出の写真のたくさん貼ることができます。
おすすめポイント
全ページにかわいいリサとガスパールのイラストがいっぱい記載されています。写真を貼ると見えなくなってしまう部分も記載されていて、次のページを開くのが楽しみになります。
【4】ミドリ 日記 HF ダイアリーB6 育児
初めての育児、日記に記録をするといっても何を書いていけばいいか分からない新米ママにおすすめの一冊。はじめてできたことや成長グラフ、見開きの1週間日記など、日に日に成長していく赤ちゃんの様子をページ通りに書いていくだけで、簡単に毎日の記録ができます。時間単位のねんねやミルクの記録もできます。別途、「出産準備ダイアリー」もあるので、妊娠から出産・育児までを通して記録したい方にもおすすめ。ママの気持ちが一年間書けるダイアリーです。
おすすめポイント
項目ごとに分かれているので短時間で書けます。コンパクトなB6サイズで、母子手帳もセットにできるクリアホルダーやペンホルダーが付いていて、持ち運びにも便利です。
ママパパの口コミ
大学ノートを使った子育て日記の書き方
特別な日記帳を用意せず、気軽に子育て・育児日記を始めたい方もいらっしゃいますよね。子育て・育児日記におすすめの大学ノートをピックアップしました。
いつでも書けるように
授乳に睡眠時間に、おむつ交換など、育児はやることがいっぱいです。日記に書きたいけど、忙しいので後回しにになってしまうと忘れてしまうことも。いつでもどこでも片手で書けるように開けるノートが便利です。すぐに開いてパッと書けるようにすれば、書き忘れも少なくなります。
ベッドや、赤ちゃんをお世話する場所の近くに小さい台などを置いて、その上に育児日記を広げて置いておくのも良いかもしれません。
マークなどを決めて簡単に
赤ちゃんのお世話をしていると、授乳・おむつの度に何回も日記を書くことになります。文字数が少ない内容でも、毎回書くのはおっくうになりますよね。そこで、毎日何回も記載する項目は省略できるマークにするなど、ルールを決めて簡単にすれば負担が減ります。また、スタンプを押す、シールを貼るなど、アレンジすればさらに楽しく日記を書く事ができるのでおすすめです。
読み返すことを想定して
育児日記は、授乳・おむつ・睡眠時間、身長・体重など成長記録の役割としてだけでなく、初めてできたことなど赤ちゃんとの思い出なども記載しますよね。赤ちゃんとの思い出を書く場合は、あとから読み返してもその様子がよく分かるように書きましょう。「あのとき大変だったな」「こんなかわいいことがあったな」など、後から読み返して振り返ったり、子供が大きくなってから一緒に読むと良い思い出になります。
【1】ツバメノート ノート B5 (ツバメノート)
クラシカルな表紙がおしゃれな大学ノートの定番「ツバメノート」。最高級の品質で書きやすく、劣化しにくく長期保存に最適です。
おすすめポイント
30枚、40枚、50枚、60枚、80枚、100枚綴りとバリエーションが豊富なので、日記を付けたい期間に合わせて選ぶことができます。
【2】モレスキン ノート ヴォラン 無地(MOLESKIN モレスキン)
人気インポートノート「モレスキン」のノートです。無地のページなので、書きたい内容を自由に書く事ができます。
おすすめポイント
切り離し可能シートが付いており、誰かに渡したいメモや、買い物リストメモして持ち出したいときなどにも、切り離して使うことも可能です。
子育て・育児日記を始めてみよう
子育て・育児日記は赤ちゃんの成長を記録する目的と、大切な思い出を残す役割があります。書き方のコツや、便利なアプリ・日記帳を上手に使って、世界にひとつだけの日記を楽しんでつけてみませんか。
文・構成/HugKum編集部